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【保存版】カワサキ・エストレヤ 締め付けトルク一覧(BJ250/Final/RS対応)|部位別・用途別でサッと引ける

Screenshot

エストレヤ(BJ250/Final/RS)の「どこを何N·mで締める?」を一箇所に集約しました。ホイール・ブレーキ・フロントフォーク・エンジン外装・クラッチ・駆動系・フレーム付属・排気・吸気まで、カテゴリ別の締め付けトルク一覧でサッと引けます。日常整備のドレンやプラグから、アクスル・スプロケット・マウント類まで網羅。年式や仕様(ドラム/ディスク、キャブ/FI)で値が異なる場合は車体のサービスマニュアル優先で安全に整備してください。ブクマ推奨の保存版です。

注意点

⚠️ ご注意ください
本記事の締め付けトルク一覧は「参考情報」としてまとめたものです。
必ずご自身の車種専用サービスマニュアルを確認してください。
サービスマニュアルには、正しい締め付けトルクだけでなく、分解・組付けの手順や注意点も詳しく記載されています。
安全に整備を行うためには欠かせない一冊ですので、まだお持ちでない方は、この機会に入手されることをおすすめします。

免責事項

📝 免責事項
当サイトで紹介している締め付けトルク値は、公開されている情報を整理した参考値であり、メーカー公式の整備マニュアルに代わるものではありません。
バイク整備は安全に直結する重要な作業です。必ず正規のマニュアルを確認のうえ、正しい知識と工具を用いて行ってください。
本記事の情報を利用したことにより発生したトラブル・事故・損害について、当サイトは一切の責任を負いません。

カワサキ・エストレヤ 締め付けトルク一覧

ホイール/アクスル/ハブ

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
フロントアクスルナットナット88
フロントアクスルクランプM6ボルト20
リアアクスルナットナット110
クッションドライブ(ハブキャリア)ナット30
リアスプロケット(キャリアナット)ナット54
チェーンアジャスター ロックナット7
スポークニップルニップル4
タイヤバルブ ロックナットナット1.5

ブレーキ(ディスク仕様)

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
キャリパー本体取付ボルト25
キャリパーブリッジ(2ピース)ボルト23
ブレーキディスク(ローター)ボルト23
マスターシリンダークランプボルト8
ブレーキホース バンジョー中空ボルト25
ブリーダースクリューニップル7
レバーピボット(フロント)ボルト/ナット8

ブレーキ(ドラム仕様)

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
トルクロッド(前)ボルト/ナット34
トルクロッド(後)ボルト/ナット34
ブレーキカム レバー ピンチボルト8
ブレーキロッド 調整ロックロックナット6
ブレーキペダル ピボットボルト/ナット25
ブレーキペダル ストッパーロックナット8
リアブレーキスイッチ ステーボルト6

ステアリング/フロントフォーク

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
ステムトップナットナット98
ステム調整ナット(ロック)ナット25
トップブリッジ クランプ(M6)ボルト20
アンダーブラケット クランプ(M8)ボルト34
フォークトップキャップキャップ23
フォークボトムアレン(ダンパ固定)ボルト20
フォークドレンボルト14
フロントフェンダーボルト7
フォークブレース(装着車)ボルト12
フロントアクスルクランプM6ボルト20

エンジン外装/日常整備

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
オイルドレンプラグボルト23
オイルフィルターカバーM8ボルト9
ジェネレーター(L)カバーM6ボルト9
クラッチ(R)カバーM6ボルト9
タイミング点検キャップ(大)アルミキャップ15
タイミング点検キャップ(小)アルミキャップ8
スパークプラグプラグ14

エンジン上部・点火系

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
ロッカーカバー(カムカバー)ボルト10
カムキャップボルト12
カムスプロケットボルト39
カムチェーンテンショナー 本体取付ボルト12
カムチェーンテンショナー ロックボルト9
シリンダーヘッド ナット4本34
フライホイール(ローター)センターボルト93
ピックアップコイルボルト7
イグニッションコイル ステーボルト9
タペットアジャスター ロックナットナット10

クラッチ/プライマリ

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
クラッチスプリングボルト9
クラッチプレッシャープレートボルト9
クラッチハブ(センターナット)ナット135
プライマリドリブンギヤナット130
オイルポンプドライブギヤボルト12
クラッチプッシュレバー ピボットボルト8

駆動系(スプロケット/チェーン)

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
フロント(ドライブ)スプロケットセンターナット125
スプロケットカバーボルト8
チェーンガードボルト6

スイングアーム/リアサスペンション

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
スイングアームピボットナット88
リアショック 上側ボルト/ナット34
リアショック 下側ボルト/ナット34

燃料タンク/吸気・エアクリーナー(共通)

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
フューエルタンク 前側ボルト12
フューエルタンク 後側ボルト15
タンクサイドラバー ステーボルト7
フューエルコック(キャブ車)取付ボルト8
フューエルホース クランプバンド2
エアクリーナーボックス本体ボルト7
エアクリーナーカバービス2
エアダクト固定ボルト5
インテークチャンバー ステーボルト7
インテークマニホールド バンドバンドボルト5

キャブレター(キャブ車)

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
キャブレター取付ブラケットボルト9
インマニ クランプバンドバンドボルト5
フロートボウル小ネジ2
ドレンスクリュー真鍮スクリュー1.5
ダイアフラムカバー小ネジ3
スロットルケーブル ステーボルト6
チョークレバー ステーボルト6

スロットルボディ(FI車)

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
スロットルボディ クランプバンドボルト5
スロットルボディ 取付ステーボルト9
インジェクタ ホルダーボルト8
フューエルレールボルト10
フューエルポンプユニット(タンク内)ボルト8
センサー類(TPS/IAT等)小ネジ3

排気系

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
エキゾーストフランジスタッドナット25
マフラーボディ取付ボルト34
マフラー接合バンドボルト20
マフラーステー(フレーム側)ボルト25
ヒートガードボルト7
O₂センサー(FI車)センサー35

ハンドル/コクピット

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
ハンドルクランプ(アッパー)ボルト25
ハンドルエンドウェイトボルト10
スイッチハウジング(L/R)皿小ネジ3
スロットルホルダー(下側)小ネジ3
ミラーナット15
メーターステー取付ボルト10
スピードメータードライブ クランプボルト6

外装/電装ステー

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
サイドカバーボルト4
リアフェンダーボルト7
ナンバーステーボルト7
テールランプステーボルト7
リフレクタービス2
バッテリーホルダーボルト5
メインアース(フレーム)ボルト8
レギュレーター/レクチファイアボルト9
スターターモーター取付ボルト12
ホーン本体/ステーナット/ボルト8

フレーム付属/スタンド

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
サイドスタンド ピボットボルト/ナット25
サイドスタンド ストッパーロックナット8
サイドスタンドスイッチボルト6
センタースタンド(装着車) ピボットボルト/ナット35
シートレール連結部ボルト/ナット34
リアフレーム ステーボルト25
エンジンマウント 前上/前下ボルト/ナット各45
エンジンマウント 後上/後下ボルト/ナット各59
エンジンガード(装着車)ボルト25

排ガス装置(PAIR・EVAP装着車)

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
PAIRリードバルブカバーボルト9
PAIRパイプ取付ボルト7
エアスイッチングバルブ ステーボルト9
キャニスター ステーボルト7
パージバルブ ステーボルト7
ホースバンド各所バンド2

ワイヤリング/ケーブル固定

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
メインハーネスクランプボルト5
ハンドル下ケーブルガイドボルト5
メーターワイヤ ガイドボルト6
ヘッドライト内 端子カバービス2
スロットルケーブル アジャスターロックロックナット6

シート/リアまわり

部位ボルト/ナット規定トルク (N·m)
シート前端ボルトボルト10
シート後端ボルトボルト10
シートストラップボルト7
グラブバー(タンデムグリップ)ボルト25
ヘルメットホルダーボルト7
インナーフェンダーボルト5
リアキャリア(装着車) 前後端ボルト25

汎用のバイクのネジのトルク値(目安)

ネジサイズ(並目・強度区分8.8相当)目安トルク (N·m)
M30.5
M42.1
M55.0
M69.8
M821.6
M1034.3
M1253.9
M1485

おすすめのトルクレンチ

バイク整備で一番やってはいけないのが、感覚だけでボルトを締めてしまうことです。
「まだ回るから大丈夫だろう」と思って力を入れすぎると、ねじ山が潰れてしまったり、逆に緩すぎて走行中に部品が外れてしまう危険性もあります。

今回ご紹介した締め付けトルク一覧を正しく活用するためには、トルクレンチの使用が必須です。
ブレーキや足回りのボルトが緩むと命に関わるリスクにつながります。

「自分で整備するなら必ず1本持っておくべき」と言える工具がトルクレンチです。
実際に私も使っていますが、安心感と仕上がりの確実さがまったく違うので、まだ持っていない方にはぜひ導入をおすすめします。


SK11(エスケー11) デジタルトルクレンチ

3~60N・m に対応。

京都機械工具(KTC) 12.7

30~140N・m に対応

関連記事

おすすめのトルクレンチに関しては下の記事でも詳しく紹介しています↓
>>バイク用 おすすめのトルクレンチを徹底比較|選び方も解説

参考記事

価格帯が安いトルクレンチを探しているなら「GOYOJO」というメーカの製品が5000円前後で購入できてコスパがいいです↓
>>GOYOJOトルクレンチ徹底ガイド|どこの国のメーカー?会社情報・評判・説明書・使い方まで網羅

まとめ

本記事では、エストレヤの主要部位をカテゴリ別トルク表に整理し、整備現場で迷いやすい数値を一望できるようにしました。

  • 不安な箇所は車体固有のマニュアル値を最優先
  • ねじは規定トルク+段階締め(対角)+再確認
  • 低トルク域(〜10N·m)用と中トルク域(〜60N·m)用でトルクレンチを使い分け
  • 旧車/年式差(ドラム・キャブ)と後期(ディスク・FI)で値が変わる箇所に注意

必要なら、ボルトサイズ併記版や**年式差分(BJ250A/B/C・Final/RS)**の個別表も追補します。ブックマークして、日々の整備にお役立てください。

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