
「フォルツァ750は日本で正規発売されるの?」――その答えが気になっている方向けに、2025年時点の最新状況と逆輸入(並行輸入)で手に入れる現実解を、初めての方でも分かるようにまとめました。
欧州では現行販売が続く一方、国内正規導入は未定。そこで本記事では、日本発売の見通しに加え、逆輸入の手順(現地在庫→輸送→通関→予備検→登録)、必要書類、納期の目安(在庫有りで2〜3か月/バックオーダーで3〜6か月目安)、そして費用の考え方(本体+輸送+通関+登録+整備の総額で比較)まで、つまずきやすいポイントを先回りで解説します。
実用面もチェック。745cc並列2気筒×DCT6速が生む余裕の走り、シート高790mm・車重236kgの足つき&取り回し、タンク13.2Lから逆算する航続イメージ、メットインの使い勝手など、通勤〜ロングツーリングでのリアルをお伝えします。
さらに、国内で近い体験が得られるX-ADV(745cc DCT)やFORZA 350/250、ライバルのTMAX 560/NC750Xとの比較視点、保証・リコール対応・部品供給といった並行ならではの注意点、ショップ選びのチェックリスト、よくある質問(FAQ)まで網羅。
「まず結論→逆輸入の全体像→費用→実用→比較→FAQ」の順で、迷わず最適解にたどり着ける構成です。
※具体的な価格・中古相場の深掘りは別記事で解説しています↓
>>フォルツァ750 価格はいくら?逆輸入の乗り出し目安と中古相場
よく読まれている記事
結論|2025年時点の「日本 正規発売」状況と今後の見通し(欧州では現行販売/国内は未導入) Webikeプラスオートバイ
結論からお伝えすると、2025年現在、FORZA 750(フォルツァ750)の日本向け「正規発売(メーカー公式の国内ラインナップ)」は未導入と見ておくのが現実的です。一方で欧州(EU/UK)では継続販売されており、モデル継続=パーツ供給やメンテ情報の面では有利です。
国内での今後については、ホンダのミドル〜大型スクーター戦略(X-ADVの継続販売、FORZA 350/250の普及、排ガス規制適合コスト、販売ボリューム見込み)を踏まえると、“直近での正規導入は不透明”。ただし、ビッグスクーター需要の再燃や法規・生産体制の変化など外部要因で方針が変わる余地はゼロではありません。
- 国内ユーザーが現実的に選べるルートは①逆輸入(並行輸入)、または②国産の近似コンセプト車(X-ADV等)。
- 「買えるのか/いくらかかるのか/維持はどうか」という3点が多くの読者の最大関心。以降のセクションで手順・費用・実用性・代替案まで整理します。
まずは車両概要:745cc・DCT6速・シート高790mm・車重236kgという素性(2026YM欧州公式数値) ホンダニュース
FORZA 750は、**745cc並列2気筒+DCT(6速デュアル・クラッチ・トランスミッション)**を核にした“大排気量ラグジュアリー・スクーター”。
シート高790mm/車両重量236kg前後という取り回し特性で、一般的な250〜350ccスクーターから乗り換えると、安定感・高速巡航の余裕・力強い加速が大きな魅力になります。
併せて、電子制御スロットル、ライディングモード、トラクションコントロール、先進メーターなど、上位機の装備を揃えるのが特徴です(年式・グレードで差異あり)。
- タンク容量目安:13.2L(後述の「積載・燃料」で航続レンジの考え方を解説)
- DCTの利点:信号〜渋滞〜ワインディング〜高速まで、ATの気楽さと変速のダイレクト感を両立。クラッチ操作が不要で、通勤からツーリングまで守備範囲が広いです。
- メットイン/車載性はクラス相応。通勤+日帰りツーリングなら十分、キャンプ装備は外付け前提。
国内ラインナップとの立ち位置|X-ADV(745cc DCT・国内正規/143.88万円〜)とFORZA 250/350の関係を整理 ホンダ+1
- X-ADV(745cc DCT/国内正規):スクーターとアドベンチャーのハイブリッド。ロングストローク足回り/アップライトなポジション/悪路許容で「旅の自由度」が強み。価格は概ね143.88万円〜クラス。
- FORZA 350/250(国内正規):軽さ・取り回し・維持費に優れ、都市圏の通勤〜中距離ツーリングで最適解。
- FORZA 750(逆輸入):余裕のトルク、高速巡航のラクさ、上質な装備が魅力。街乗りオンリーよりも長距離・2人乗り・高速主体の方ほどメリットが大きいです。
要は、「国内正規で全方位に強いX-ADV」と「都心で軽快なFORZA 350/250」の間に、“走りと上質感を極めた大型スクーター”としてFORZA 750が位置する、という整理です。
逆輸入は可能?|必要書類・流れ・納期の全体像(並行輸入の実例・ショップ選びポイント) Facebook
結論:逆輸入(並行輸入)は可能です。信頼できるショップを選べば、初めてでも手続きは代行ベースで進められます。全体像は下記のとおり。
手順の要点:現地在庫手配→輸送→通関→予備検→登録まで(よくある詰まりポイント)
- 現地在庫の確保/契約:年式・カラー・OPの在庫確認。支払い条件(為替・送金手数料)も要チェック。
- 輸送手配(海上/航空):海上:コスト安/納期長、航空:コスト高/納期短。梱包・保険の条件は書面化。
- 通関・消費税・関税等:通関書類の不備で足止めが起きやすい。インボイスや車台番号の整合性を事前確認。
- 国内での予備検査・各種適合確認:灯火類・速度計表示・騒音・排ガス等。保安基準の適合が最重要。
- 登録(ナンバー取得)・ETCセットアップ:自治体の要件・予約枠に注意。
- 納車整備・保証説明:並行個体の保証範囲や初回点検・リコール対応を必ず確認。
法規適合と登録の壁:保安基準・排ガス・速度計表示などで確認すべき項目
- 灯火類・反射器・ウインカー間隔・光量
- 速度計(km/h表示)、ヘッドライトの配光
- 排ガス・騒音基準(年式・仕様で必要な対策が異なる)
- タイヤ表記・スプロケ/ABS仕様などの書類記載との一致
納期の考え方:欧州在庫/船便・航空便/時期要因(EICMA後やモデルチェンジ期の注意) ホンダニュース
- 現地在庫あり:目安2〜3か月(海上便の場合)。航空便なら短縮できるがコスト増。
- 現地バックオーダー:目安3〜6か月。モデル切替やカラー変更タイミングは長期化リスク。
- イベント期(EICMA後)や新色発表直後は需給逼迫と価格上振れが起きやすい。
ショップ選びのポイント:実績(同型輸入の納車例)、見積の内訳透明性、万一の**“通関・予備検のやり直し”時の責任分担、連絡の速さ、納車後の部品供給ルート**の明示。
逆輸入の費用と見積もりの見方|「本体価格+輸送+通関+登録+整備」で比較する(価格は別記事で深掘り)
並行輸入の見積もりは**「総額」で比較しないと判断を誤ります。“安い本体価格”でも輸送・通関・登録・整備で逆転はよくある話。以下は為替や時期で前後する“一例”**です。
どこで差が出る? 海上/航空輸送費・保険・通関費・国内整備費用の内訳
- 本体価格:年式・走行・OPで大きく変動(新車/低走行ほど高い)
- 輸送費+海上保険:海上便中心に十数万〜数十万円、航空便はさらに上振れ
- 通関関連費用(通関料・消費税・場合により関税)
- 国内側費用:予備検・登録・ナンバー取得費、灯火類・速度計等の適合対策費、納車整備
- 付帯品:ETC、ドラレコ、セキュリティ、延長保証(ショップ独自)など
保証・リコールへの備え:並行輸入時の保証範囲と部品供給の現実
- メーカー保証の“国内適用範囲”は限定的になりがち。ショップ独自保証の条件・期間を要確認。
- リコール:国内の正規網での無償是正が適用外になるケースあり。輸入元・ショップ経由での対応ルートを事前に把握。
- 補修部品は欧州手配が基本。消耗品は国内互換で賄える点もあるが、車体固有部品の納期は余裕を見ておきましょう。
実務ポイント:見積書は**「本体/輸送/通関/国内登録・整備/オプション」まで項目分けされているかが信頼性の分岐点。総額の上振れ要因(為替・保険・やり直し費)**も事前に書面化しておくと安心です。
実用チェック|足つき・取り回し・積載で見る「日常×ツーリング」の適性
足つき&取り回し:シート高790mm×車重236kgのリアル(身長別イメージ) ホンダニュース
- 身長170cm前後:停車時は両足の前半分が接地しやすいが、路面の傾き・轍では慎重に。取り回しは押し引きで重さを感じるが、走り出すと重量感は希薄。
- 身長165cm前後:片足べったり+もう片足つま先のイメージ。パーキングでの方向転換は場所を選びたい。
- 身長175cm以上:足つきは概ね余裕。二人乗り時の安定感が際立つ。
コツ:停車直前に体幹で車体をまっすぐに保つ/片足荷重を決めてから足を下ろす/サイドスタンド方向へ軽く傾けるのが安心です。
積載と燃料:メットイン運用/タンク13.2L・燃費目安の捉え方(航続レンジの計算軸) Honda UK
- メットイン容量は“フルフェイス+薄手のレイン”までが現実的。通勤+日帰り装備は許容、キャンプは外付け前提。
- 燃料タンク13.2L。実燃費が25〜30km/Lレンジなら航続330〜396kmが計算上の目安(速度域・積載・気温で変動)。長距離は200km目安で給油計画を立てると安心。
比較と代替案|国内で「近い体験」を得るなら
X-ADV(745cc DCT/シート高790mm/車重237kg/143.88万円〜)の長所・短所とFORZA 750との違い ホンダ+1
- 長所:ロングストロークの快適性、アップライトで視界良好、悪路への許容度。国内正規の安心感(保証・リコール・部品供給)。
- 短所:重量感、足つき難度、価格。オンロード快適性の“洗練”はFORZA 750がわずかに上回る印象。
- 違い:FORZA 750=オンロード快適・上質志向/X-ADV=マルチロール(旅・林道寄り)。
FORZA 350/250(国内正規)の使い勝手と価格帯:通勤〜中距離ツーリングでの最適解 ホンダ
- 取り回し・維持費・燃費の総合点が高く、都市圏の実用域では最適解。
- デメリット:高速長距離の余裕、2人+荷物の**“余白”**ではFORZA 750に及ばず。
- 選び分け:都内通勤+週末100〜200kmが中心なら350/250、月イチ以上のロングやタンデム旅ならFORZA 750/X-ADVが有利。
ライバル観点:ヤマハTMAX 560やNC750Xとの比較視点(用途・快適装備・自動変速の好み) Bennetts BikeSocial Membershipモーターサイクルニュース
- TMAX 560:プレミアム装備と足回りの完成度。CVTの滑らかさを好む人に刺さる。
- NC750X(DCT):スクーターではなくクロスオーバー。燃費・積載(偽タンク)・車体コストで優位。
- FORZA 750:DCTのダイレクト感+大型スクーターの快適という唯一無二の立ち位置。
FAQ|「日本発売はいつ?」「逆輸入の保証は?」「下取・リセール」「ETC/ドラレコ・純正OP」など検索上位の疑問まとめ
Q. 日本発売はいつ?
A. 現時点で公式発表は未確認。短期的な導入は不透明ですが、需要・規制・生産の条件が揃えば可能性はあります。
Q. 逆輸入車の保証は?
A. メーカー正規保証の国内適用は限定的。販売店独自保証の内容・期間・対象部位を必ず確認しましょう。
Q. リコール対応は?
A. 国内正規網で無償是正の対象外になる場合があります。輸入元/販売店経由での対応フローを事前に要確認。
Q. 下取・リセールは不利?
A. 逆輸入=相場は個体差が大きいのが実情。状態・整備記録・販売実績のある車歴が価格を底上げします。
Q. ETC/ドラレコ・純正OPの適合は?
A. 国内適合品で概ね対応可。配線取り出し/カウル脱着の難度が違うため、経験のある店舗での施工が安心です。
Q. ロングツーリングの快適装備は?
A. ウインドプロテクション、グリップヒーター、シートの3点を優先。防風・保温・着座圧分散で体力消耗が段違いです。
関連記事
- ホンダCBR250RR 新型 4気筒の発売時期と価格予想|CBR250RR-R
- CB223S 値上がり 価格高騰は続く?2025年相場を徹底解説
- CB1300SF 値上がり 価格高騰の真相|今後の相場と買い時
- エイプ100 値上がり・価格高騰の真相|買い時はいつ?最新動向
- CB125Rカフェレーサーカスタム完全ガイド|おすすめパーツ・費用・注意点を徹底解説
- PCX160長距離ツーリングの実力とは?疲労度と走行性能を調査
- CB400SF生産終了はなぜ?背景とホンダの戦略を徹底解説
- CB250R生産終了はなぜ?背景とホンダの戦略を徹底解説
- フォルツァ250最高速は速い?遅い?口コミと実測値を公開!
- クロスカブは普段使いだと飽きる?購入前に知るべき理由
- フォルツァ250は本当にでかい?街乗りや通勤で扱いやすさを徹底解説
- グロム買わない理由まとめ|選ばれない本当の理由とは
- VFR1200F 不人気の理由とは?実際の口コミと評価を徹底解説
- CBR125R 不人気の理由とは?購入前に知るべき欠点と評判
- ディオ110ベーシックで後悔?口コミと実際の評判を徹底解説
- スーパーカブ クロスカブ 迷う人必見!違いと選び方を徹底解説
- スーパー カブc125 後悔する理由と満足度を比較してみた結果
今のバイクを乗り換えたいなら高く売るのが先決!
新しいバイクをお得に手に入れるためには、まず今乗っているバイクをできるだけ高く売ることが重要です。買取額が数万円変わるだけで、次のバイク購入費用や装備のグレードアップに回せる金額が大きく変わります。
特におすすめなのが、「バイクランド」と「バイクワン」の2社です。
バイクランド

バイクランドは、全国展開する大手バイク買取業者で、年間数万台以上の買取実績を誇ります。安定した査定ノウハウと独自の販売ルートがあり、排気量やジャンルを問わず安定して高額査定を提示してくれるのが強みです。
- 全国対応で出張査定無料
- 大型・旧車・カスタム車でも高値がつきやすい
- 成約後のスピード入金
- 経験豊富な査定士が対応
特に、大型バイクや希少モデルを手放す方には安心感があります。
公式サイトはこちら▶バイクワン

バイクワンは、バイク買取専門店として全国対応しており、不動車や事故車、ローン残債ありのバイクでも柔軟に対応してくれるのが特徴です。手数料は一切不要で、幅広い車種を高価買取しています。
- 不動車・事故車でも査定OK
- ローン中のバイクも相談可能
- 出張査定・引き取り無料
- 幅広いジャンルのバイクを高価買取
「売れるかどうか不安…」というバイクでも一度相談してみる価値があります。
公式サイトはこちら▶ バイク買取専門店バイクワン
まずはこの2社で査定を受けて比較することで、より高い買取額での乗り換えが実現します。
一括査定のように大量の営業電話に悩まされることもないため、安心して利用できます。