Vストローム250（2017–2019／L8〜L9）の締め付けトルクを、ホイール・ブレーキ・サスペンション・駆動系・エンジン外装・排気など主要部位ごとに純Markdown表でまとめました。N·m表記／出典表示なしでWordPressにそのまま貼り付けOK。日常整備から足回り分解まで、実作業で参照しやすいようにカテゴリ分けしています。
スズキVストローム250（L8〜L9）締め付けトルク一覧表
ホイール／ブレーキ（フロント）
| 部位 | トルク (N·m) |
|---|---|
| フロントアクスルシャフト | 65 |
| アクスルホルダー（ピンチボルト） | 23 |
| フロントブレーキキャリパー取付ボルト | 26 |
| フロントディスクローターボルト | 18 |
| ブレーキホース ユニオンボルト（バンジョー） | 23 |
| エアブリーダーバルブ | 6 |
| ブレーキパッドピン | 13 |
| パッドピンプラグ | 2.5 |
| フロントフェンダー取付ボルト | 6 |
ホイール／ブレーキ（リア）
| 部位 | トルク (N·m) |
|---|---|
| リアアクスルナット | 65 |
| リアディスクローターボルト | 23 |
| リアスプロケットナット | 49 |
ステアリング／サスペンション
| 部位 | トルク (N·m) |
|---|---|
| ステアリングステム ヘッドナット | 65 |
| トップブリッジ（アッパー）クランプボルト | 23 |
| アンダーブラケット（ロワー）クランプボルト | 33 |
| フロントフォーク キャップボルト | 23 |
| フロントフォーク ダンパーロッドボルト | 30 |
| スイングアーム ピボットナット | 65 |
| リアショック 上側マウントナット | 50 |
| リアショック 下側マウントナット | 84 |
駆動系（チェーン／スプロケット）
| 部位 | トルク (N·m) |
|---|---|
| フロントスプロケット（エンジン側）固定ナット | 120 |
| スプロケット部ブラケット／センサー固定ボルト | 23 |
エンジン外部・定期整備
| 部位 | トルク (N·m) |
|---|---|
| エンジンオイル ドレンボルト | 23 |
| スパークプラグ | 11 |
| クラッチカバー ボルト | 10 |
| タイミング点検プラグ | 11 |
排気系
| 部位 | トルク (N·m) |
|---|---|
| エキゾーストパイプ フランジボルト | 23 |
| マフラーステー（サポート）ボルト | 23 |
| マフラーチャンバー サポートボルト | 23 |
| マフラーカバー 固定スクリュー | 10 |
汎用のバイクのネジのトルク値（参考）
| ねじ径・用途目安 | トルク (N·m) |
|---|---|
| M5（外装小物・カバー類） | 4–6 |
| M6（外装・ブラケット類） | 8–12 |
| M8（ステー・軽荷重ブラケット） | 18–28 |
| M10（サス・ステー等） | 40–55 |
| M12（高荷重部位） | 70–100 |
※上は一般的な参考域です。各車種・各部位ではメーカー指定値を優先してください。
おすすめのトルクレンチ
バイク整備で一番やってはいけないのが、感覚だけでボルトを締めてしまうことです。
「まだ回るから大丈夫だろう」と思って力を入れすぎると、ねじ山が潰れてしまったり、逆に緩すぎて走行中に部品が外れてしまう危険性もあります。
今回ご紹介した締め付けトルク一覧を正しく活用するためには、トルクレンチの使用が必須です。
ブレーキや足回りのボルトが緩むと命に関わるリスクにつながります。
「自分で整備するなら必ず1本持っておくべき」と言える工具がトルクレンチです。
実際に私も使っていますが、安心感と仕上がりの確実さがまったく違うので、まだ持っていない方にはぜひ導入をおすすめします。
SK11(エスケー11) デジタルトルクレンチ
3~60N・m に対応。
京都機械工具(KTC) 12.7
30~140N・m に対応
関連記事
おすすめのトルクレンチに関しては下の記事でも詳しく紹介しています↓
>>バイク用 おすすめのトルクレンチを徹底比較｜選び方も解説
参考記事
価格帯が安いトルクレンチを探しているなら「GOYOJO」というメーカの製品が5000円前後で購入できてコスパがいいです↓
>>GOYOJOトルクレンチ徹底ガイド｜どこの国のメーカー？会社情報・評判・説明書・使い方まで網羅
まとめ
本記事のトルク表は、Vストローム250（L8〜L9）の実整備で使う頻出箇所を中心に整理しています。締付けは規定トルク→角度管理→対角均等の順で実施し、締付け前にネジ山・座面の汚れやグリス指定の有無を必ず確認してください。年式差・個体差や社外パーツ装着時は値が変わる場合があるため、最終確認はご自身の整備書・取付説明書を優先しましょう。安全第一で、良いメンテナンスを。
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