
Yamaha XSR125(2021年モデル)**の整備に役立つ、主要部の締め付けトルク一覧です。
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3~60N・m に対応。
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30~140N・m に対応
XSR125 締め付けトルク一覧
部位 | ネジサイズ/種別 | 締め付けトルク(N·m) |
---|---|---|
エンジンオイルドレンボルト | M14相当 | 32 N·m |
オイルフィルタ要素カバー取付ボルト | M6相当 | 10 N·m |
スパークプラグ | M14 | 12.5 N·m |
一般ボルト(ISO標準例: M6~M14) | ISO標準 | 6・15・30・55・85 N·m |
📎 補足と注意事項
- オイル関連トルク:ドレンボルト(32 N·m)、フィルタカバー(10 N·m)は、マニュアル指定の確定値です。必ず 新品ワッシャーやOリングを使用し、トルクレンチで締め付けてください。
- スパークプラグ:締めすぎはネジ山破損の恐れがあるため、規定のトルクを厳守してください。
- その他一般ボルト(M6~M14相当)は参考としてISO標準のトルク値を掲載しています。複数ボルト構成部品は、交互に少しずつ均等締めを行うことで歪みを防げます。
- 現時点で調査できたXSR125の公開資料においては、上記が確認できたトルク情報の主要項目です。その他「サブフレーム」「キャリパ」「冷却センサー」など個別部位の詳細トルクが必要でしたら、サービスマニュアル購入または入手後に再調査するのが確実です。
XSR125 整備向け 推定トルク一覧(スイングアーム・フォーク・電装・外装)
部位 | ネジサイズ | 推定トルク(N·m) | 補足 |
---|---|---|---|
スイングアームピボットナット | — | 約 100 N·m | MT‑07/MT‑09系から類推 |
フロントキャリパ取付ボルト | M10 | 約 30–35 N·m | 一般ミドルクラス共通値 |
フォーククランプ上部(トップ) | — | 約 25 N·m | 小排気量車ISO標準値 |
フォーククランプ下部(ロア) | — | 約 20–23 N·m | 同上 |
フロントアクスルピンチボルト | M8 | 約 20–23 N·m | ISO標準8mm |
ECUマウント/カプラ固定 | M5–M6 | 約 5 N·m | 樹脂部品への締付参考値 |
ヘッドライト・メーターボルト | M5–M6 | 約 5–6 N·m | 樹脂ステー部品への目安 |
外装カバー(シュラウド等) | M5 | 約 4–6 N·m | プラスチック素材のため軽締め |
📝 注意事項と補足説明
- 現時点ではXSR125専用サービスマニュアルの正式公開が確認できておらず、上記は他モデルや共通設計からの「参考値」です。
- ブログ掲載時には、必ず「参考値としての掲載」である旨と「最新の純正サービスマニュアルに基づく締め付けをご確認ください」との免責文を追記してください。
- 整備作業ではトルクレンチの使用を必須とし、ねじ山や座面の状態を事前に点検したうえで作業するよう推奨します。
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