
KTM 125デュークの締め付けトルクを、実作業で引きやすいようにカテゴリ別の純Markdown表で整理しました。ホイール/ブレーキ、ステアリング、サスペンション、駆動系、エンジン、電装、外装までよく使う部位を網羅。M5〜M12の汎用トルク目安も末尾に掲載しているので、ボルトサイズからの当たりを付ける際にも便利です。
※年式・仕様により一部数値が異なる場合があります。最終確認はご自身の年式に合わせて行い、必要に応じてロック剤・再使用不可部品の指定にも配慮してください。
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KTM 125デューク|締め付けトルク一覧表
ホイール/ブレーキ
部位 | 仕様 | トルク(N·m) |
---|---|---|
フロントブレーキディスクボルト | M8 | 30 |
リアブレーキディスクボルト | M8 | 30 |
フロントブレーキキャリパー固定 | M10 | 27 |
フロントホイールスピンドル固定ボルト | M8 | 30 |
リアアクスルナット(スピンドル) | — | 51 |
リアスプロケットナット | — | 32 |
ブレーキホース クランプ(前後) | M6 | 7–9 |
バンジョーボルト(前後) | — | 22–26 |
ブレーキランプスイッチ(ペダル側) | M10×1 | 10–12 |
リアブレーキ用リザーバ固定 | M6 | 10 |
ABSホースクランプ固定 | M6 | 7 |
ABSモジュール固定 | M6 | 10 |
ホイールスピードセンサー保持(ABS) | M6 | 8 |
ステアリング/フロントまわり
部位 | 仕様 | トルク(N·m) |
---|---|---|
トップトリプルクランプ(M8×1) | M8×1 | 11 |
ボトムトリプルクランプ | M8 | 15 |
ハンドルクランプボルト | M8 | 21 |
ハンドルバーサポート取付 | — | 21 |
ミラーナット | M10×1.25 | 16 |
フロントフェンダー固定 | M6 | 7–9 |
フォークアクスル ピンチ(クランプ) | M8 | 18–25 |
フォークガード固定 | M5–M6 | 5–9 |
サスペンション/スイングアーム
部位 | 仕様 | トルク(N·m) |
---|---|---|
リアショック上側取付 | M10 | 35 |
リアショック下側取付 | M10 | 24 |
スイングアームピボットナット | M16×1.5 | 49 |
チェーンアジャスター固定 | M6 | 7–9 |
チェーンアジャスター ロックナット | M8 | 18–25 |
駆動系(スプロケット/チェーン)
部位 | 仕様 | トルク(N·m) |
---|---|---|
リアスプロケットナット(スタッド) | — | 32 |
スプロケットキャリアナット | M10 | 40–50 |
ドライブスプロケット リテーナ(プレート式) | M6–M8 | 10–22 |
チェーンガード固定ボルト | EJOT PT K60x30 他 | 7 |
チェーンスライディングガード固定 | M5/M6 | 7 |
エンジン本体
部位 | 仕様 | トルク(N·m) |
---|---|---|
オイルノズル固定ボルト | M5 | 6 |
エンジンベントプレート固定 | M5 | 7 |
オイルフィルターカバー固定 | M5 | 8 |
リテーナーブラケット固定 | M5 | 6 |
ステーターケーブル保持ブラケット | M5 | 8 |
ステーター固定ボルト | M5 | 8 |
シリンダーヘッドボルト | M6 | 12 |
ウォーターポンプ インペラーナット | M6 | 10 |
ウォーターポンプ ドレンプラグ | M6 | 8 |
オルタネーター(ジェネレータ)カバー | M6 | 12 |
ベアリングリテーナー固定 | M6 | 12 |
カムシャフトベアリングブリッジ | M6 | 11 |
カムチェーンガイド固定 | M6 | 11 |
クラッチカバー固定 | M6 | 12 |
クランクケース結合ボルト(短/長) | M6 | 12 |
フリーホイールギヤ保持ブラケット | M6 | 12 |
ロッキングレバー固定 | M6 | 12 |
オイルポンプ固定 | M6 | 12 |
冷却/吸気/燃料
部位 | 仕様 | トルク(N·m) |
---|---|---|
ラジエータ本体マウント(上/下) | M6 | 9–12 |
ラジエータファン/シュラウド固定 | M5–M6 | 5–9 |
リザーバータンク固定 | M6 | 7–9 |
ホースバンド(ボルト式) | — | 5–7 |
エアフィルターボックス固定 | M6 | 7 |
エアクリーナーボックス上蓋 | M5 | 4–6 |
インテークダクト固定 | M5 | 4–6 |
スロットルボディ バンドクランプ | — | 3–5 |
フューエルタンク固定(前後) | M8 | 20 |
フューエルポンプユニット固定 | M5 | 4–6 |
フューエルレール/ダンパ | M6 | 7–9 |
排気系
部位 | 仕様 | トルク(N·m) |
---|---|---|
エキゾーストフランジ スタッド | — | 22 |
メインサイレンサー固定 | M8 | 25 |
サイレンサーヒートガード | M5–M6 | 5–9 |
O2(ラムダ)センサー | M18 | 25–35 |
電装/計器/センサー
部位 | 仕様 | トルク(N·m) |
---|---|---|
コンビネーションメーター固定 | M5/M6 | 7 |
メーターブラケット固定 | M10×1.25 | 21 |
ホーン固定 | M8 | 12 |
ロールオーバーセンサー固定 | M6 | 8 |
サイドスタンドスイッチ固定 | M5–M6 | 5–9 |
ECU本体ブラケット | M6 | 7–9 |
ヒューズボックス固定 | M5 | 4–6 |
レギュレータ/レクチファイア固定 | M6 | 7–9 |
イグニッションコイル固定 | M6 | 7–9 |
バッテリーホルダー(ステー) | M6 | 7–9 |
メインアースボルト | M6 | 8–10 |
サブアースポイント | M5–M6 | 5–9 |
スロットルポジションセンサー(TPS) | M5 | 4–6 |
吸気温センサー固定 | M5 | 4–6 |
水温センサー固定 | M6 | 8–10 |
ニュートラルスイッチ | M12×1.5 等 | 12–18 |
ヘッドライトユニット固定 | M6 | 7–9 |
ライセンス灯ユニット | M5 | 4–6 |
ステップ/ペダル/スタンド
部位 | 仕様 | トルク(N·m) |
---|---|---|
フロントフットレストブラケット | M10×1.25 | 45 |
フロントフットレストブラケット(エンジンベアラー共締め) | M10×1.25 | 49 |
パッセンジャーフットペグブラケット | M8 | 20 |
リアブレーキペダル固定 | M8 | 15 |
シフトレバー固定 | M10 | 15 |
シフトリンケージ クランプ | M6 | 8–10 |
ブレーキペダル ストップボルト | M6 | 7–9 |
サイドスタンド取付 | M10 | 34 |
サイドスタンド ピボットボルト | M10 | 35–45 |
サイドスタンドスイッチ固定 | M5–M6 | 5–9 |
外装/フェンダー/ナンバー
部位 | 仕様 | トルク(N·m) |
---|---|---|
フューエルタンクカバー固定 | M5 | 5 |
テールライト固定 | M5 | 5 |
リアスプラッシュプロテクター固定 | M6 | 9 |
ロアリアパネル固定 | M8 | 12 |
フロントシート固定 | M8 | 20 |
リアシート固定 | M8 | 15 |
グラブハンドル(ハンドレール)固定 | M8 | 22 |
ナンバープレートブラケット | M6 | 7–9 |
インナーフェンダー(ハガー) | M5–M6 | 5–9 |
メーターバイザー/メーターフード | M5 | 4–6 |
シート/キャリア
部位 | 仕様 | トルク(N·m) |
---|---|---|
ライダーシート固定 | M6–M8 | 10–20 |
ピリオンシート固定 | M6–M8 | 10–20 |
グラブバー(ハンドレール) | M8 | 18–25 |
キャリア(トップケースベース) | M8–M10 | 25–45 |
ケーブル/ホース/クランプ
部位 | 仕様 | トルク(N·m) |
---|---|---|
ケーブルクランプ(樹脂台座) | M5 | 4–6 |
ケーブルクランプ(金属台座) | M6 | 7–9 |
センサーハーネス固定 | M5 | 4–6 |
ハーネス用クランプ(メタル) | M6 | 7–9 |
汎用のバイクのねじトルク値(8.8級・乾燥締結の目安)
ねじサイズ | 推奨レンジ(N·m) | 用途の目安 |
---|---|---|
M5 | 4–6 | 外装小物・カバー |
M6 | 7–12 | クランプ/ステー |
M8 | 18–26 | ブラケット/クランプ |
M10 | 40–50 | ブラケット/小径軸物 |
M12 | 65–85 | アクスル等(車種差大) |
おすすめのトルクレンチ
バイク整備で一番やってはいけないのが、感覚だけでボルトを締めてしまうことです。
「まだ回るから大丈夫だろう」と思って力を入れすぎると、ねじ山が潰れてしまったり、逆に緩すぎて走行中に部品が外れてしまう危険性もあります。
今回ご紹介した締め付けトルク一覧を正しく活用するためには、トルクレンチの使用が必須です。
ブレーキや足回りのボルトが緩むと命に関わるリスクにつながります。
「自分で整備するなら必ず1本持っておくべき」と言える工具がトルクレンチです。
実際に私も使っていますが、安心感と仕上がりの確実さがまったく違うので、まだ持っていない方にはぜひ導入をおすすめします。
SK11(エスケー11) デジタルトルクレンチ
3~60N・m に対応。
京都機械工具(KTC) 12.7
30~140N・m に対応
関連記事
おすすめのトルクレンチに関しては下の記事でも詳しく紹介しています↓
>>バイク用 おすすめのトルクレンチを徹底比較|選び方も解説
参考記事
価格帯が安いトルクレンチを探しているなら「GOYOJO」というメーカの製品が5000円前後で購入できてコスパがいいです↓
>>GOYOJOトルクレンチ徹底ガイド|どこの国のメーカー?会社情報・評判・説明書・使い方まで網羅
まとめ
年式差・社外品混在時は、同径でも素材・表面処理で適正トルクが変わる点を忘れず、安全第一で。
カテゴリ別の表で、狙った箇所にすぐアクセスできる構成。スマホ閲覧でも見やすいよう列を最小限に整理。
実数値+汎用レンジの二段構え。指定トルクが不明な小物類は、サイズ別目安で仮押さえ→最終確認の手順がおすすめ。
作業時は**“清掃→座面確認→増し締めは段階的”を徹底。トルクレンチは校正済み**を使用し、ネジロック/再使用禁止ナットの指定に注意。
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