
ホーネット250は、1990年代後半から2000年代にかけて人気を集めたホンダの名車です。4気筒エンジンならではの高回転サウンドやスタイリッシュなネイキッドデザインに惹かれる方も多いですが、一方でネット上では「ホーネット250はやめとけ」といった声も見られます。
なぜホーネット250は「やめとけ」と言われるのでしょうか? それは発売から20年以上が経過していることによる旧車リスクや、キャブレター車ならではの維持費や故障トラブル、さらには現行モデルとの比較での不利な点が関係しています。
この記事では、ホーネット250を検討している方に向けて、
- 「やめとけ」と言われる具体的な理由
- 実際のオーナー口コミや体験談
- 他の250ccネイキッドやライバル車との比較
- 後悔しやすい人・満足できる人の特徴
をわかりやすく解説していきます。購入を検討している方が、後悔せずに判断できるようなポイントも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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ホーネット250は本当に「やめとけ」なのか?結論と全体像
ホーネット250の基本スペックと特徴(CBR250系エンジン搭載)
ホーネット250は1996年にホンダから登場した250ccネイキッドバイクです。エンジンは当時のCBR250RR(MC22)系の水冷4気筒DOHCエンジンをベースに搭載しており、最高出力は約40馬力。レッドゾーンは16,000回転と非常に高回転型で、250ccながら「回して楽しい」フィーリングを味わえることが大きな魅力でした。
さらに、極太の180サイズリアタイヤを採用したスタイルは同クラスのバイクには珍しく、迫力あるルックスで一世を風靡。街乗りからツーリングまで万能にこなせるモデルとして人気を博しました。
「やめとけ」と検索される理由とユーザーの不安心理
しかし、発売から20年以上が経過しているため、現在では「ホーネット250 やめとけ」という声も多く検索されています。
主な背景は以下の通りです。
- 旧車ゆえのトラブルや維持費の高さ
- 部品供給が減少しつつある不安
- 現行モデル(MT-25やZ250など)と比べると性能面での見劣り
特に、初めて250ccに乗る若いライダーや、手軽に維持できるバイクを探している人にとっては「買ったら後悔するのでは?」という不安心理が強く影響しています。
ネイキッド250cc市場におけるホーネット250の立ち位置
250ccネイキッド市場は時代によって人気モデルが移り変わってきました。
1990年代後半〜2000年代前半はホーネット250・バリオスⅡ・バンディット250といった4気筒ネイキッドが主流。しかし、燃費やコスト面での課題から、現在は**2気筒モデル(MT-25・Z250・CB250Rなど)**がメインとなっています。
そのため、ホーネット250は現行市場では「旧車」としての位置づけとなり、維持するには愛着やメンテナンス意欲が求められるバイクといえるでしょう。
ホーネット250を「やめとけ」と言われる具体的な理由
1996年発売から20年以上経過した旧車リスク
ホーネット250は1996年発売、2007年に生産終了したモデルです。
そのため、現在流通している個体は最低でも15年以上前の中古車になります。旧車ならではのリスクとして、
- ゴム部品(ホース・シール・ブッシュ)の劣化
- 電装系トラブル(配線の劣化、ライト・ウインカー系統の不具合)
- 長期放置によるキャブ詰まり
といった問題が発生しやすく、購入後に整備費用がかかるケースが多いです。
キャブレター車ゆえの始動性・燃費の不満点
ホーネット250はキャブレター方式を採用しており、現行のFI(フューエルインジェクション)車と比べると始動性や燃費性能で劣る点が指摘されています。
- 冬場の始動にチョーク操作が必要
- 燃費は平均20〜25km/L程度(現行250ccは30km/L超も珍しくない)
- キャブ調整や清掃が定期的に必要
これにより、「維持が大変」「燃費が悪い」と感じるライダーも少なくありません。
部品供給の問題と修理費用の高騰リスク
ホーネット250は生産終了から長い年月が経っているため、純正部品が欠品になりつつあるのも大きなデメリットです。特に外装系(タンク・カウル類)や細かいゴム部品は新品入手が難しく、中古パーツ市場に頼らざるを得ません。
また、エンジン内部の部品も廃盤になり始めており、修理費用が高騰するケースもあります。特にキャブ周りや足回りに不具合が出ると、修理よりも車両乗り換えを検討する人が多いのも現状です。
ライバル車(バリオスⅡ・バンディット250)との比較での弱点
同世代のライバルであるカワサキ バリオスⅡやスズキ バンディット250と比較されることも多いホーネット250。
- バリオスⅡ → 高回転型でパワフル、軽快さが魅力
- バンディット250 → トルク感と安定性が強み
- ホーネット250 → デザイン・迫力タイヤは魅力だが、性能面で中庸
そのため「中途半端」「見た目はいいけど性能では劣る」と感じられることもあり、ネガティブに評価されやすい側面があります。
実際の口コミから分かるネガティブな意見
「維持費が高くて後悔した」という体験談
ホーネット250は中古での購入価格こそ手頃ですが、購入後の維持費が予想以上にかかるケースがあります。
特に口コミでは以下のような声が目立ちます。
- 「キャブのオーバーホールで数万円かかった」
- 「タイヤが太いので交換費用が高い」
- 「古いバイクだから修理のたびに予算オーバー」
このように、消耗品や修理費用が割高になりがちで、「思ったより維持できなかった」という理由で手放す人も少なくありません。
「思ったより加速が物足りない」という声
ホーネット250は最高出力40馬力のCBR250系4気筒エンジンを搭載していますが、「見た目の迫力」に比べると加速感が物足りないという声もあります。
- 「低回転では非力に感じる」
- 「高回転を回さないとパワーが出ない」
- 「街乗りではトルク不足で乗りにくい」
特にネイキッドスタイルの見た目から「トルクフルでパワーがある」と期待して購入した人が、実際の乗り味とのギャップで不満を抱くケースが多いです。
中古購入後の故障トラブルと修理実例
SNSやレビューでは、中古でホーネット250を購入した人のトラブル報告も散見されます。
- 「購入してすぐに電装系トラブルが発生」
- 「キャブの詰まりでエンジン始動不良に」
- 「走行中にオイル漏れが発覚し高額修理」
こうした事例から、中古購入の当たり外れが大きいのもホーネット250のリスクと言えます。状態の良い個体を探すのが難しいことも、「やめとけ」と言われる理由につながっています。
ホーネット250でも「買ってよかった」と感じる人の特徴
4気筒サウンドや高回転域のフィーリングを評価する声
ホーネット250の大きな魅力の一つが、4気筒エンジンならではのサウンドとフィーリングです。
高回転域に入ると一気に吹け上がる感覚や、「レーシーな音」が好きで選ぶライダーも多いです。
- 「回す楽しさがあるのはホーネットだけ」
- 「直4サウンドに憧れて購入、今でも満足」
といった声があり、音やエンジン特性に惚れ込むタイプの人には強く支持されています。
ネイキッドらしいデザイン・スタイル性を高評価する意見
ホーネット250は1990年代のネイキッドバイクらしいスタイルが特徴で、今見ても古さを感じにくいデザイン性があります。
特に「極太リアタイヤ」の存在感は、当時の250ccクラスでは珍しく、現在でも個性あるルックスとして人気です。
- 「見た目が好きで選んだので満足」
- 「古いけど街で乗るとまだまだ存在感がある」
など、所有感を重視する人には評価が高いバイクです。
「メンテを楽しめる人」に向いている理由
ホーネット250は年式的にどうしてもトラブルが出やすいですが、それを逆に「いじる楽しみ」と捉えるライダーもいます。
- 「キャブの調整も含めてバイクいじりを楽しんでいる」
- 「部品交換をしながら愛着を持って乗れるのが魅力」
このように、整備やカスタムを自分で楽しめる人にはピッタリな一台です。
逆に「ノーメンテで乗りたい人」や「手間をかけたくない人」には不向きと言えます。
ホーネット250を検討する際の注意点とチェックリスト
中古相場と状態別の価格目安(走行距離・年式)
ホーネット250はすでに生産終了から20年以上が経っているため、中古市場での状態差が非常に大きいです。
- 走行距離3〜4万km前後:状態次第で40〜60万円台
- 5万km超:30万円前後で見つかるが整備費用がかさむ可能性あり
- 極上車(低走行・フルノーマル):80万円以上のプレミア価格
相場は年々上がりつつあり、安いからと飛びつくと後悔する可能性が高いので注意が必要です。
注意すべき故障部位(キャブ・電装・足回り)
年式的に避けられないトラブルもあります。購入前には以下のチェックが必須です。
- キャブレター:詰まりや同調不良でアイドリング不安定になる
- 電装系:レギュレーターや配線劣化による発電トラブル
- 足回り:フロントフォークのオイル漏れ、リアサス抜け
これらは整備済みかどうかで維持費が大きく変わります。「納車整備込み」の個体を選ぶと安心度が高いです。
購入前に試乗で確認すべきポイント
ホーネット250を検討するなら、試乗して自分に合うか確かめることが重要です。
チェックすべきポイントは以下の通りです。
- 始動性:セル一発でかかるか、アイドリングが安定しているか
- 加速感:高回転までスムーズに回るかどうか
- 足つき・ポジション:ネイキッドとして乗りやすいか
- 異音:カラカラ音や異常な振動がないか
「試乗できない販売店」では、整備記録や消耗部品の交換履歴を確認するようにしましょう。
ライバル車との比較で見える選択肢
ホーネット250 vs バリオスⅡ|エンジン特性と耐久性比較
ホーネット250とよく比較されるのが**カワサキ・バリオスⅡ(250cc 4気筒)**です。
- ホーネット250:CBR250系エンジンを搭載し、11,000回転以上からの伸びが魅力
- バリオスⅡ:低回転から扱いやすく、トルク感もやや太め
耐久性に関しては、ホンダらしい堅牢さでホーネットの方が長持ちするケースが多いといわれます。ただしバリオスⅡは軽量で街乗りに強く、「扱いやすさ」で選ばれる傾向があります。
ホーネット250 vs CB400SF|コストと排気量アップのバランス
「どうせ旧車を買うなら」と比較されやすいのがホンダ・CB400SFです。
- ホーネット250:軽量&コンパクトで維持費が安い
- CB400SF:400ccクラスの余裕あるパワー、現行モデルもあり部品供給が安定
価格帯は中古でもCB400SFの方が高いですが、将来的に長く乗るつもりならCB400SFを選んだ方が後悔しにくいという声も多いです。
ホーネット250 vs MT-25・Z250|現行モデルとの維持費・性能差
ヤマハのMT-25やカワサキのZ250といった現行モデルもライバル候補に挙げられます。
- 現行モデルのメリット:燃費性能の向上、部品供給の安心感、ABSなどの最新装備
- ホーネット250の魅力:4気筒サウンドと高回転の爽快感、唯一無二の存在感
維持費面では現行モデルの方が圧倒的に安心ですが、「旧車ならではの味」を楽しみたい人はホーネット250に惹かれるケースが多いです。
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まとめ|ホーネット250は「やめとけ」なのか?
後悔しやすい人・満足しやすい人の違い
ホーネット250を「やめとけ」と感じる人の多くは、旧車特有のリスクを受け入れられない人です。
- 維持費や修理費をできるだけ抑えたい人
- 現行モデルの安心感や燃費性能を重視する人
こうした層にはホーネット250は向きません。
一方で、高回転4気筒サウンドや独自のスタイル性に魅力を感じる人にとっては、今でも十分満足度の高いバイクとなります。
中古で選ぶ際の判断基準とおすすめの人
ホーネット250はすでに生産終了から20年以上経過しているため、中古相場や車両状態を見極める力が必要です。
- 走行距離3万km以下で整備記録がある車両
- キャブレターや電装系にメンテが行き届いている個体
こうした条件を満たすバイクなら、長く楽しめる可能性が高いです。特に**「メンテ込みで旧車を楽しみたい人」にはおすすめ**できます。
後悔しないために比較・試乗すべきバイク
ホーネット250を検討しているなら、バリオスⅡ・CB400SF・MT-25/Z250などを一度試乗して比較することを強くおすすめします。
比較することで「やっぱりホーネット250がいい」と確信できるか、あるいは「現行モデルの方が安心」と感じられるでしょう。
結論
ホーネット250は確かに「やめとけ」と言われる要素を持つ旧車ですが、そのリスクを理解したうえで選べば唯一無二の魅力を楽しめるバイクです。
「維持費よりもバイクの個性を楽しみたい」「4気筒サウンドを味わいたい」という方にとっては、今なお十分価値のある1台と言えるでしょう。
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