
ホンダCB1100は、空冷直4エンジンとクラシカルなデザインで多くのライダーを魅了してきた名車です。しかし、2010年の登場から2021年の生産終了まで、細かな改良や限定モデルが多数登場しており、「どの年式を選べばいいの?」と悩む方も多いはず。年式ごとに価格相場や性能、装備、さらには資産価値まで異なるため、購入前にしっかり比較しておくことが大切です。
この記事では、CB1100のおすすめ年式を結論から提示し、2010〜2021年モデルまでの特徴や相場、走行性能の違いを徹底比較します。さらに、価値が落ちにくい年式や注意すべき不具合傾向、買い時のタイミングまで解説。これから中古CB1100を探す方や、乗り換えを検討している方にとって必読の内容です。
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CB1100おすすめ年式は何年?結論と選び方のポイント
CB1100は2010年の登場から2021年の生産終了まで、細かな改良を重ねながら販売されてきました。そのため「どの年式がベストか」は、ライダーの用途や好みによって異なります。結論から言うと、総合的なバランスと満足度を求めるなら2014年以降の後期型(SC65後期)、希少性や装備の充実度を重視するなら2017年以降の最終型がおすすめです。
後期型は足回りやメーター周りの改善、燃費や操作性の向上があり、日常使いからロングツーリングまで快適にこなせます。一方で、クラシカルな乗り味と初期デザインの魅力を重視する方は2010〜2013年式の前期型も選択肢になります。購入前に「何を重視するか」を明確にしておくことで、後悔のない一台を選べるでしょう。
初心者・リターンライダー別のおすすめ年式
- 初心者ライダーには、扱いやすくメンテナンス履歴が明確な2014〜2016年式がおすすめです。電子制御はシンプルですが、前期型よりも足つきや操作性が向上しており、安心して乗れます。
- リターンライダーには、装備が充実した2017年以降の最終型がおすすめ。ABSやLEDヘッドライト、改良された足回りによって現代的な乗り味が楽しめ、長距離ツーリングも快適です。
長く乗るなら狙いたい耐久性の高い年式
CB1100は基本的にどの年式も耐久性は高いですが、特に2014年以降の後期型は改良によってエンジン・電装系の信頼性が向上しています。部品供給も比較的安定しているため、長く乗る予定ならこの世代を狙うのが無難です。走行距離が少なく、整備記録簿が付いている個体を選べば、10年以上の相棒として活躍してくれるでしょう。
年式別CB1100の特徴と変更点【2010〜2021年モデル比較】
CB1100は、空冷直列4気筒エンジンとクラシカルなデザインを受け継ぎながら、年式ごとに細かな改良が加えられてきました。ここでは2010年の初代モデルから2021年の最終型まで、それぞれの特徴と変更点を整理します。
初代2010年式(SC65前期)の魅力と注意点
2010年に登場した初代CB1100(SC65前期)は、空冷らしい鼓動感とシンプルな構造が魅力です。レトロな丸目ヘッドライトやアナログメーターは、往年のCBシリーズを彷彿とさせます。
ただし、足回りや制動性能は現行基準で見ると控えめで、長距離や高速巡航ではやや物足りなさを感じる場合があります。また、前期型特有の熱対策不足や、アイドリング付近のわずかな振動を気にする人もいるため、試乗して確認すると安心です。
2014年マイナーチェンジ(SC65後期)の改良ポイント
2014年モデルでは大幅な改良が入り、6速ミッション化、燃料タンク容量アップ(14L→17L)、フロントフォークの剛性向上などが行われました。これにより高速巡航性能と航続距離が向上し、ツーリング用途でも使いやすくなりました。外観も一部変更され、塗装や質感が向上しています。
2017年式(SC65最終型)以降の足回り・装備アップデート
2017年式では、ABSの標準装備化、LEDヘッドライト、前後サスペンションの見直しが行われ、より現代的な安全性と快適性を備えました。また、エンジン内部の細部改良により燃費性能や低速トルクも向上しています。この年式以降は中古市場でも人気が高く、価格が下がりにくい傾向があります。
限定モデル・Special Editionの特徴
CB1100には、CB1100 EX、CB1100 RS、Special Editionなど、限定仕様や派生モデルが存在します。特にEXは大型タンクやスポークホイールでツーリング志向、RSはアルミキャストホイールと倒立フォークでスポーツ志向が強めです。限定モデルはカラーリングや装備が特別仕様になっており、中古市場での希少価値も高めです。
CB1100おすすめ年式別の中古車相場と価格推移
CB1100は年式や走行距離、状態によって中古価格に大きな差があります。ここでは年式別の相場感や、希少モデルの価格傾向、今後の値動き予想をまとめます。
走行距離2万km以内モデルの相場
走行距離が2万km以内の良質な個体は、年式に関わらず安定して高値傾向です。
- 2010〜2013年式(前期型):70〜90万円前後
- 2014〜2016年式(後期型):90〜110万円前後
- 2017年式以降(最終型):110〜140万円前後
特に後期型以降は装備が充実しており、中古市場での需要が高めです。走行距離が少なく、整備記録が揃っている車両は相場より高くても早く売れる傾向があります。
希少カラー・限定仕様のプレミア価格
CB1100 EXやRSの限定カラー、Special Editionは同年式の標準モデルより10〜20万円ほど高値で取引されるケースが多いです。特にRSのゴールドホイール仕様や、赤系の限定塗装は人気が高く、オークションでも競り合いになりやすいモデルです。
2025年現在の相場と今後の値動き予想
2025年時点では、生産終了から数年が経過し、状態の良い個体は価格が底打ちして横ばい〜微上昇傾向にあります。特に最終型や限定モデルは資産価値が上がりつつあり、今後さらに希少化が進む可能性があります。逆に、走行距離が多い前期型は価格が下がりやすく、メンテナンス履歴が重要な評価ポイントとなるでしょう。
年式ごとの走行性能と乗り味の違い
CB1100は年式によって足回りやエンジン特性が変化し、走りの印象も異なります。購入を検討する際は、この違いを理解しておくと後悔しにくくなります。
前期型と後期型のエンジン特性比較
- 2010〜2013年式(前期型)
空冷直4らしい鼓動感と独特のトルク感が魅力。低中速域での粘りがあり、のんびり流すライディングに向いています。一方、高速道路ではやや回転数が高めになり、長距離巡航では疲れやすいという声も。 - 2014年以降(後期型)
6速化によって高速巡航時の回転数が下がり、静粛性と燃費が改善。加速もスムーズで、前期型よりも軽快な印象です。
足回り・ブレーキ性能の進化ポイント
後期型ではフロントフォークの剛性が向上し、コーナリング時の安定感がアップ。2017年以降のモデルはABS標準装備で、急制動時の安心感が格段に高まりました。RSモデルは倒立フォークと大径ディスクブレーキで、よりスポーティな走りが可能です。
長距離ツーリングでの快適性と燃費差
タンク容量が14Lだった前期型は航続距離が短めで、長距離ツーリングでは給油回数が増えがちです。後期型(17Lタンク)なら航続距離が延び、6速化と相まって高速巡航も快適。燃費は前期型で概ね18〜20km/L、後期型では20〜23km/L程度と改善されています。
CB1100おすすめ年式を選ぶ際の注意点
CB1100はどの年式も魅力がありますが、中古購入時には年式ごとの特徴や弱点を理解しておくことが大切です。ここでは、買ってから後悔しないためのチェックポイントを解説します。
メーカーリコール履歴と年式別の不具合傾向
CB1100は大きな欠陥は少ないモデルですが、燃料ポンプやECU関連のリコールが一部年式で報告されています。購入前にはホンダ公式サイトや販売店でリコール対応済みか必ず確認しましょう。
また、前期型は経年劣化による配線の硬化やサビが出やすい傾向があります。長く屋外保管されていた個体は特に注意が必要です。
部品供給状況とメンテナンス性
基本的な消耗品や純正部品は現時点(2025年)でも入手可能ですが、年式が古くなると一部外装パーツや限定仕様のカラー部品は入手困難になる場合があります。長期的に所有する予定なら、部品取り車や予備パーツの確保も視野に入れておくと安心です。
カスタムパーツの適合範囲
CB1100はカスタムパーツが豊富ですが、前期型・後期型・RS/EXなど仕様ごとに適合が異なります。特にマフラーやサスペンションは年式違いで取り付けができないケースもあるため、購入前に適合表を確認しましょう。純正状態を維持したい場合は、ノーマルパーツ付きの個体を選ぶことをおすすめします。
価値が落ちにくいCB1100の年式と買い時
CB1100は生産終了から数年が経過しており、中古市場ではすでに価格が底打ちしている傾向があります。特定の年式や仕様はむしろ値上がりしつつあり、購入タイミングが重要です。
中古市場で人気の高い年式ランキング
- 2017年式以降の最終型(SC65後期)
ABSやLEDライトなど装備が充実し、走行性能も高いため需要が安定。価格が高止まりしており、値下がりしにくい。 - 2014〜2016年式(SC65後期初期)
6速化とタンク容量アップで実用性が大幅向上。価格と装備のバランスが良く、狙い目の世代。 - 限定モデル(EX・RS・Special Edition)
カラーや装備の特別感があり、台数が少ないため希少価値が高い。状態次第では前期型でも高値が付くことも。
資産価値を保ちやすい限定モデルとは
- CB1100 RS:スポーティ志向で倒立フォークや17インチホイールを装備。現存台数が少なく、中古価格は安定。
- CB1100 EX:スポークホイールや大型タンクでクラシックな雰囲気。ツーリング志向のライダーに人気。
- Special Edition:特別カラーや限定パーツ装備でコレクション性が高く、将来的なプレミア化も期待できる。
買い時の目安としては、価格が上がる前の今がラストチャンスとも言えます。特に最終型や限定モデルは今後の供給減少が確実なため、条件の良い車両を見つけたら早めの決断が吉です。
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CB1100購入前によくある質問Q&A
Q:おすすめ年式は何年式が一番人気?
現在(2025年)最も人気が高いのは**2017年以降の最終型(SC65後期)**です。装備の充実度、安全性の向上、そして外観の完成度が評価されており、中古市場でも高値を維持しています。次点で2014〜2016年式も価格と性能のバランスが良く、多くのライダーから支持されています。
Q:古い年式でも長く乗れる?
はい、CB1100は基本設計が頑丈で、適切なメンテナンスを行えば古い年式でも長く乗れます。前期型(2010〜2013年式)でも、エンジンの耐久性は高く、消耗部品を定期的に交換していれば20万km以上走行可能な事例もあります。ただし、外装や電装系の劣化は年式なりに進んでいるため、購入時の状態チェックは必須です。
Q:価格が高騰する可能性はある?
すでに一部の年式や限定モデルは価格上昇が始まっています。特に最終型や限定カラー仕様は台数が限られており、今後さらに価値が上がる可能性があります。逆に、走行距離が多く状態が劣る車両は値上がりしにくいので、資産価値を意識するなら低走行・美車を選びましょう。
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