
「フェンダーレスにしたらバイクがダサくなったかも…」
そんなふうに感じてしまった経験、ありませんか?
フェンダーレス化は、スッキリとしたリアビューやスポーティな印象を求めて多くのライダーが選ぶ人気カスタムのひとつ。
しかしその一方で、「なんか安っぽく見える」「ダサいと言われた」といったネガティブな声や後悔の口コミも増えているのが現実です。
この記事では、フェンダーレス化が「ダサい」と言われてしまう理由や、実際に後悔したライダーの事例を詳しく紹介。
さらに、ダサく見えないフェンダーレス化の条件や、合法・安全なカスタムのポイントも徹底解説していきます。
「フェンダーレスって本当にカッコいいの?」と疑問を持っている方や、これからカスタムを検討している方にとって、失敗しない判断材料になる内容をお届けします。
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バイクのフェンダーレス化は本当にダサいのか?世間の声を調査
フェンダーレス化といえば、リア周りがスッキリしてスポーティな印象になる定番のカスタムです。しかしその一方で、「なんかダサい」「安っぽく見える」といった否定的な意見も意外と多く見受けられます。
この記事を読まれている方の中には、「フェンダーレス化したいけど、ダサいって言われないか不安…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この章ではまず、フェンダーレス化が「ダサい」と言われる理由や、その傾向をSNSや掲示板、実際の車種別傾向から掘り下げてご紹介します。
「ダサい」と言われるフェンダーレスの共通点とは?
一口にフェンダーレスといっても、仕上がりは人それぞれ。ですが「ダサい」と言われやすいフェンダーレスにはいくつかの共通点があるようです。
主な特徴としては、
- ナンバープレートの角度が極端(寝かせすぎ・跳ね上げすぎ)
- 配線がむき出しで処理が雑
- 安価な汎用品で取り付けが甘い
- フェンダーを外しただけで終わっているように見える
つまり、「仕上がりが雑だったり、チープに見えてしまう」ことで、まるで“カスタム途中”のような印象を与えてしまうのが原因です。
とくに、ナンバーの角度が不自然だったり、ステーやリフレクターの位置が不格好な場合は、悪目立ちしてしまい「ダサい」と言われる可能性が高くなります。
SNS・掲示板に見るネガティブな意見とその理由
X(旧Twitter)や5ch、価格.comのバイク掲示板などを見てみると、フェンダーレスに対する辛辣なコメントが散見されます。
一例をご紹介すると:
- 「フェンダーレスにしたら安っぽく見えるようになった」
- 「ナンバー角度がやばいフェンダーレス、完全に痛バイク」
- 「純正の方が重厚感あってよかった。フェンダーレスはなんか軽い感じでダサい」
これらに共通するのは、“完成度の低さ”に対する違和感です。
また、「純正が一番バランス良く見える」という意見も一定数あり、フェンダーレス化の意図や目的が不明瞭だと受け入れられにくい傾向にあります。
ダサいとされる事例に多い車種ランキング【2025年版】
ダサいと叩かれやすいフェンダーレスには、特定の車種傾向もあるようです。2025年現在、SNSやバイクメディアで話題になったモデルをもとに、傾向をまとめると以下のようになります。
ランキング | 車種 | ダサいと言われる主な理由 |
---|---|---|
1位 | YZF-R25 | ナンバーが跳ね上がりすぎ、スポーツ感と不一致 |
2位 | Z900RS | クラシック寄りの車体とミスマッチな印象 |
3位 | MT-07/MT-09 | テールまわりの軽さが強調され、ボリューム感が崩れる |
4位 | CBR250RR | フェンダー撤去でリアが貧相に見える |
5位 | Ninja ZX-25R | 電装系が露出しやすく、仕上がりが雑に見える |
もちろん、フェンダーレスが似合う個体や上手にカスタムされている例も多く存在します。
しかし、“車種ごとのデザインバランス”を無視したフェンダーレス化は、「せっかくのカッコよさを台無しにしてしまう」リスクがあるということは押さえておきたいところです。
なぜフェンダーレス化はダサいと感じられてしまうのか?
フェンダーレス化は、リアビューをスッキリさせたい・スポーティに見せたいという意図で行われるカスタムの一つです。
しかし、実際には「ダサい」と評価されてしまうことも少なくありません。では、なぜフェンダーレス化がネガティブな印象を与えてしまうのでしょうか?
この章では、見た目の印象・パーツ選び・取り付けの仕上がりなど、ダサく見えてしまう根本的な原因を掘り下げていきます。
フェンダーレスで「チープ」に見える3つの原因
「なんとなくダサく見える」の多くは、“チープさ”が目立ってしまうところにあります。特に以下の3つのポイントは、見た目を大きく左右します。
1. 樹脂パーツの質感が安っぽい
汎用品のフェンダーレスキットには、薄くて軽い樹脂パーツが多く使われています。
とくに塗装や質感処理が甘いものは、ボディ全体の高級感を損ねてしまうことがあります。
2. ステーやリフレクターの取り付けが雑
ステーの長さや角度が不自然だったり、リフレクターがずれていたりすると、「素人感」が前面に出てしまうことも。
3. タイヤが強調されすぎてバランスが崩れる
純正フェンダーがあったときには見えていなかった部分(タイヤハウスや配線など)が露出することで、“リアが軽くて頼りない”印象を与えてしまうことがあります。
ナンバー角度・配線むき出しが与える見た目の悪印象
フェンダーレス化でありがちなのが、「ナンバープレートの角度」と「配線の処理不足」です。
この2点が中途半端だと、見た目の評価を大きく下げてしまう原因になります。
・ナンバーの角度が寝すぎている
ナンバープレートが極端に跳ね上がっている・寝かされすぎていると、不自然さや違和感を与えやすくなります。
SNSでも、
「ナンバーの角度がヤンチャすぎて逆にダサい」
「イキリカスタムって感じでセンスが合わない」
といった声が多く、“やりすぎ感”=ダサいという印象につながっています。
・配線処理が雑で目立っている
テールランプやウインカーの配線がむき出しだったり、結束バンドで雑に留めてあると、見た目の完成度が一気に落ちてしまいます。
「細部にこだわっていないカスタムはすぐに分かる」という声もあり、配線処理の丁寧さが**“ちゃんと感”=カッコよさ**を左右していることが分かります。
「ドヤ感が強すぎる」と感じられるフェンダーレスの傾向
最後に見逃せないのが、「やってる感が強すぎるフェンダーレス」への拒否反応です。
- ナンバー下にLEDテープで光りまくり
- テールランプを奇抜な形状に変更
- ステーを極限まで削って超スッキリ仕様に
これらのカスタムは、自己満足の極みとしては素晴らしい反面、第三者から見ると“ドヤ感”が強すぎて引かれてしまうこともあります。
特にツーリング先や信号待ちで他人の視線を気にするタイプの方にとっては、「やりすぎて目立ちすぎる」カスタムは逆効果になるかもしれません。
フェンダーレス=ダサいではない。ただ“センスと仕上げ”が問われる
ここまで見てきたように、フェンダーレス化が「ダサい」と言われてしまう背景には、
- 質感・パーツの選び方
- ナンバー・配線など細部の仕上がり
- 全体のバランスや“やりすぎ感”
といった、見た目の完成度を左右する要素が多く関わっています。
つまり、フェンダーレス化そのものがダサいのではなく、「どう仕上げるか」で評価が大きく分かれるカスタムなのです。
実際にフェンダーレスにして後悔した人の声
「見た目をスッキリさせたくてフェンダーレスにしたけれど、正直、ちょっと後悔してる…」
そんな声は、SNSやバイク系掲示板などで意外と多く見かけます。
この章では、実際にフェンダーレス化を施したライダーの具体的な後悔エピソードや、使ってみて分かった実用面でのデメリットをご紹介します。
YZF-R25オーナーの失敗談|カスタム後の違和感とは
ヤマハの人気スポーツモデル「YZF-R25」は、若年層を中心にフェンダーレス化するユーザーが多い車種です。しかし、その一方で「やってみたけど微妙だった」という声も。
とあるオーナーの声:
「純正状態が完成度高いのに、フェンダーレスにしたらリアが軽く見えすぎてチープな印象に。ナンバー角度も目立って、むしろ“いじりました感”が強くなってしまった」
YZF-R25は車体デザインがシャープで元々スタイリッシュなため、フェンダーレス化が過剰になりやすく、結果的に“やりすぎ感”が出てしまうことがあるようです。
また、取り付け精度の悪いキットを使うと、振動でナンバーがビビる・ずれるといった問題も発生しやすいのが難点です。
Z900RSでフェンダーレスにしたら「純正のほうがよかった」理由
Z900RSのようなクラシック・ネオレトロスタイルの車両においては、フェンダーレス化が似合わないと感じるオーナーも一定数います。
とあるZ900RS乗りの体験談:
「クラシカルな雰囲気を残したくて細部にこだわったのに、フェンダーレスにしたら全体のバランスが崩れて“現代風すぎる”見た目に。後でノーマルに戻しました」
Z900RSはもともとリアフェンダーがスタイリッシュに設計されており、それを取り外すと**“リアが切り落とされたような印象”**になりがちです。
結果として、「フェンダーレス=スポーティ」という価値観がクラシカルな車種にはマッチしにくいことがあるのです。
「洗車しづらくなった」「泥跳ねが増えた」など実用面の不満
フェンダーレス化は見た目だけでなく、実用性にも影響を及ぼすカスタムです。
以下は、フェンダーレスにして感じた不便な点としてよく挙がるものです:
不満点 | 内容 |
---|---|
泥跳ねが増えた | 雨天走行時や洗車後に、テールやナンバーに水が飛び散る |
洗車がしづらくなった | 電装部・配線がむき出しになるため気を使う |
ナンバーが汚れやすい | 直接汚れが当たるため、こまめな清掃が必要 |
テールライトに水が入る | 安価なキットだと防水性能が低いことがある |
とくに通勤や街乗りメインで使っているライダーにとっては、利便性が下がることで「純正のほうが良かったな」と感じる場面が多いようです。
“見た目”のカスタムが“使い勝手”のストレスになることも
フェンダーレス化はたしかに見た目の印象を大きく変える魅力的なカスタムですが、
その反面、日常使用や実用性、車両の世界観とのバランスを崩してしまうこともあります。
やってから「失敗した…」と後悔しないためには、他人の施工例や体験談をよく参考にしつつ、自分の車両に本当に必要なカスタムかどうかを見極めることが大切です。
ダサく見えないフェンダーレスカスタムの条件とは?
フェンダーレス化=必ずしも「ダサい」ではありません。
実際、洗練された仕上がりのフェンダーレスカスタム車両も多数存在しています。
この章では、見た目の完成度・仕上がりのバランス・法規への適合性などをふまえながら、「ダサく見せないフェンダーレス化の条件」を具体的に解説していきます。
見た目がスマートに仕上がるフェンダーレスキット5選
フェンダーレス化で失敗しないためには、信頼できる専用品のキットを選ぶことが非常に重要です。
ここでは、見た目と質感に定評のあるフェンダーレスキットを5つご紹介します。
メーカー(ブランド) | 特徴 |
---|---|
ACTIVE(アクティブ) | 国内大手、車種専用設計でフィット感・強度ともに抜群 |
K-FACTORY | ビレット加工で高級感があり、スポーティかつ上品な仕上がり |
POSH(ポッシュ) | シンプルかつスタンダードな設計。コスパも良く初心者向き |
BabyFace | レースシーンでも支持されるクオリティ。剛性とルックスを両立 |
HURRICANE(ハリケーン) | 軽量でスタイリッシュ。ナンバー灯やリフレクターも一体型で安心 |
こういった車種専用・高品質素材のキットを選ぶことで、“安っぽさ”や“浮いた感じ”を避けることができます。
ナンバー角度とテールランプの配置が見た目を左右する
「フェンダーレスがダサく見えるかカッコよく見えるか」は、**ナンバープレートとテールランプの“角度と位置関係”**で決まると言っても過言ではありません。
ナンバーの角度は“合法ライン”+αがベスト
- あまり寝かせすぎると“ヤンチャ”に見える
- 垂直すぎると“手抜き感”が出やすい
→ 15〜30度程度が自然でスポーティに見えやすい角度です。
テールランプは“ナンバーと一体感”を意識
- ナンバー灯・テールランプ・リフレクターのラインが整っていると、全体的にまとまった印象になります
- 純正流用や加工が難しい場合は、専用ステーやナンバー一体型LEDを使うとスッキリ仕上がります。
「ダサい」と言わせない配線処理&塗装テクニック
意外と見落とされがちですが、「配線の処理」と「キットの塗装仕上げ」は完成度を大きく左右する要素です。
配線処理のポイント
- スパイラルチューブや収縮チューブでしっかり保護
- 車体下部に目立たないように配線を這わせる
- コルゲートチューブ+両面テープ固定で振動対策も忘れずに
塗装・表面処理の工夫
- アルマイト仕上げやパウダーコートされたキットは高級感が段違い
- 自分で塗装する場合も、マットブラック仕上げ+耐久クリアで質感をキープ
これらを丁寧に行うことで、「フェンダーレス=素人カスタム」感を払拭し、「洗練されたプロ仕上げ」の印象を与えることができます。
美しさと実用性を両立したフェンダーレスが“正解”
見た目だけを追求すると“やりすぎ感”が出てしまい、逆に手を抜くと“安っぽい”仕上がりになってしまうフェンダーレス化。
だからこそ、
- 信頼性のあるキット選び
- ナンバー・テールランプのバランス調整
- 配線や仕上げへのこだわり
この3つを意識することで、「ダサい」とは無縁のスタイリッシュなカスタムを実現できます。
そもそもフェンダーレスは違法じゃないの?車検との関係
バイクのフェンダーレス化を検討していると、必ず浮上するのが「これって車検に通るの?」「違法カスタムにならないの?」という疑問。
実際、保安基準に適合しない状態のフェンダーレス車両は、車検不合格や整備不良とみなされるリスクもあります。
この章では、フェンダーレス化と法律の関係について、初心者でもわかりやすく解説していきます。
2021年の保安基準改正で変わったフェンダーレスの条件
フェンダーレスに関する基準は、2021年4月の保安基準一部改正で明確化されました。
特にナンバープレートの**「取り付け位置」「角度」「視認性」**について、下記のような具体的な数値が規定されています。
【ナンバー取付に関する主な保安基準】
項目 | 内容 |
---|---|
ナンバーの角度 | 地面に対して上向き40度以内でなければ違法 |
ナンバーの表示義務 | 後方20mから視認できることが必要 |
リフレクターの設置 | ナンバープレートの下部に赤色の反射板が必須 |
ナンバー灯の装備 | 夜間にナンバー全体が照らされていること |
このように、見た目の好みに任せてナンバーを極端に寝かせたり、リフレクターやナンバー灯を省略すると、違反となる可能性が高いのです。
NG例|ナンバー角度や泥除けが足りないとどうなる?
よくある違反事例としては、以下のようなものがあります。
■ ナンバー角度違反
→ 角度が40度を超えている、または上向きすぎて視認できない場合
→ 整備不良で取り締まり・減点対象(違反点数1点、反則金6,000円程度)
■ リフレクターなし
→ 車検時に即NG。保安基準不適合で再検査になる
■ ナンバー灯の不点灯
→ 夜間走行時にナンバーが確認できないため、道交法違反扱いになる場合も
■ 泥除け機能の不十分なステー構成
→ 雨天走行時に後方車両へ水や泥を飛散させる恐れがあり、実用上も危険
これらは、見た目より安全性や法令遵守を軽視した結果起こるケースです。
一部のフェンダーレスキットでは、保安基準非対応のまま販売されているものもあるため、必ず「車検対応」や「保安基準適合」の記載がある製品を選びましょう。
合法・安全・美観を両立したフェンダーレスカスタムのヒント
カッコよさと合法性を両立させるためには、以下の3つのポイントを守るのが鉄則です。
① ナンバー取付角度を「30度以内」にする
→ 視認性が高く、検問や車検でも安心
② リフレクター&ナンバー灯は必ず装備
→ 市販のフェンダーレスキットで省略されがちなので注意
③ 泥除け機能を補うインナーフェンダーの併用
→ 雨天でも安心して走れるし、見た目もスッキリする
また、取り付けの際にはステーの剛性・ボルトの締め付けトルク・防水処理にも配慮することで、より安全性と耐久性を高められます。
フェンダーレス化は“合法ライン”を理解すれば怖くない
一見、自由にいじっていいように見えるフェンダーレスカスタムですが、実は非常にルールの厳しい部分でもあります。
知らずに違反状態になってしまうことがないよう、しっかりと法令を把握し、「カッコよさ+安心」を両立するカスタムを心がけましょう。
ダサいと思われたくないなら|フェンダーレス以外のおすすめカスタム
「リアをスッキリさせたいけど、フェンダーレスはちょっと不安」
「ダサいと思われたくないけど、ノーマルのままじゃ物足りない」
そんな方におすすめなのが、フェンダーレスに頼らず、リア周りを自然に引き締めるカスタムです。
この章では、フェンダーレス化以外でセンス良く仕上げる方法や、失敗しにくい外装カスタムを具体的にご紹介します。
リアフェンダー延長やインナーフェンダーでスタイル改善
「フェンダーを短くする」ではなく、「形を整える・調整する」という考え方でカスタムする方法もあります。
■ リアフェンダー延長キット
→ 純正フェンダーの長さを少し伸ばし、後輪とのバランスを改善。
→ 雨天走行時の泥跳ね防止にも効果があり、実用性とスタイルを両立。
■ インナーフェンダーの追加
→ 後輪内側に設置することで、リアビューを引き締めつつ、泥除け効果もあり。
→ カーボン素材やブラック塗装でまとめると、カスタム感が増します。
このようなパーツは「目立ちすぎないのに効いてる」印象を与え、“自然にカッコいい”バイクに仕上がるので、フェンダーレスに抵抗がある方にもおすすめです。
純正+αの小変更で「さりげなくカッコいい」を狙う方法
カスタムは何も“大胆にいじる”ことだけが正解ではありません。
純正の良さを活かしながら、ちょっとだけ変化をつけるというのも立派なスタイルです。
おすすめのさりげないカスタム例:
カスタム内容 | 見た目の変化 |
---|---|
スモークウインカーへ変更 | リア周りが引き締まり、上品な印象に |
小型LEDテールランプ | 現代風なスマート感をプラスしつつ、視認性もアップ |
リアリフレクター変更 | 汎用品に交換して“チープ感”を排除 |
ナンバーステーの素材変更 | アルミビレットに替えると一気に高級感が出る |
こういった細かな調整を積み重ねることで、無理なく“見られても恥ずかしくないカスタム”を実現できます。
結局フェンダーレス化は“自己満足”?迷ったときの判断基準
「フェンダーレスって結局、自己満足じゃない?」
という疑問を持つ方もいるかもしれません。
確かに、カスタムは最終的に**“自分がどう感じるか”がすべて**です。
ただし、フェンダーレス化には以下のような判断軸を持っておくと、後悔しにくくなります。
■ フェンダーレスに向いている人
- リアビューの軽快さを求める
- 車検対応や防水処理に手間をかけられる
- 定期的にメンテナンスできる人
■ 向いていない人
- 雨天走行・通勤バイクとして使っている
- 配線処理や外装の加工に不慣れ
- 見た目と利便性、どちらも重視したい人
「見た目重視」か「実用性重視」かを明確にして、自分に合うスタイルを選ぶのがベストです。
無理にフェンダーレスにしなくても、カッコよく仕上がる方法はある
ここまで見てきたように、フェンダーレス化に不安がある方でも、他のカスタムでリア周りの印象を改善する方法はたくさんあります。
- 自然なラインを崩さずに仕上げたいならインナーフェンダー
- 雨や泥を気にせず走りたいなら延長キット
- さりげないカッコよさを求めるならウインカーやステーの小変更
カスタムは「自分が満足できるか」が一番大切。
見た目・使いやすさ・安全性のバランスが取れたスタイルこそ、本当に“カッコいい”カスタムと言えるのではないでしょうか。
【Q&A形式】フェンダーレス化に関するよくある疑問と回答
Q1. フェンダーレスってダサいって本当?
A. カスタム次第で“カッコいい”にも“ダサい”にもなります。
ナンバー角度、配線処理、パーツの質感など、仕上げにこだわればカッコよく仕上がりますが、安価なキットや雑な取付だとチープな印象になり「ダサい」と言われることも。
Q2. 車検に通らないフェンダーレスってあるの?
A. はい、基準を満たさないと不合格になります。
ナンバー角度(上向き40度以内)、リフレクターの有無、ナンバー灯の装備など、2021年の保安基準改正で厳格になりました。「車検対応」「保安基準適合」の記載があるキットを選びましょう。
Q3. 雨の日にフェンダーレスだとどうなるの?
A. 泥跳ねが増えて、ナンバーやテール周りがかなり汚れます。
インナーフェンダーを併用したり、リア延長パーツを使えばある程度対策できますが、純正フェンダーほどの防泥効果は期待できません。
Q4. フェンダーレス化しないと“ダサい”って思われませんか?
A. 全くそんなことはありません。
むしろ近年は「純正が一番バランスがいい」「いじりすぎて逆にダサい」という意見も増えてきており、無理にフェンダーレスにするより“さりげない変更”のほうが評価される傾向にあります。
Q5. ダサく見えないフェンダーレスにするには?
A. 以下の3つを守れば失敗しにくいです。
- ナンバー角度を30度前後に抑える
- 配線・ナンバー灯・リフレクターをきちんと処理する
- 車種専用の高品質なキットを使う
この3つを意識することで、「丁寧なカスタム」「完成度が高い」フェンダーレスに仕上がります。
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