
ヤマハYZF-R1の中古相場が「値上がり・価格高騰」と騒がれる中、いま買うべきか、それとも様子見か──悩む方が最短で答えに辿り着けるように、本記事は“根拠ある判断軸”だけを凝縮しました。R1/R1Mの年式差や装備の影響、需給・為替・規制といった相場ドライバーを分解し、具体的な「狙い目」と「避けたい局面」を提示します。さらに、高騰局面でも失敗しない個体チェックと維持費試算までカバー。最終的には、あなたの条件(予算・用途・装備優先度)に合わせて「買い時 / 待ち時」をフローチャートで明確化します。
この記事でわかること
・YZF-R1の値上がり・価格高騰を引き起こす3要因(需給・為替・規制)の具体的な影響
・R1/R1Mの年式別“上がりやすさ”と、150万/200万/300万円の予算別で狙える現実解
・高騰局面で失敗しない個体選びチェックリスト(履歴・カスタム・使用痕の見抜き方)
・「買い時 / 待ち時」を判断するための時期戦略(在庫の厚み・決算期・新型情報の扱い)
「いま動くべきか?」を3分で見極め、後悔のない一台に出会うための実務的ガイドです。
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結論|YZF-R1の値上がり・価格高騰を3行で要約(買い時/待ち時の判断軸)
・直近5年は良質個体の枯渇と円安で値上がり・価格高騰が進行、相場の“節目”は150万/200万/300万円に集中。
・買い時は「相場が一段落+在庫が厚い月(3月末/9月決算前)に、整備履歴◎のノーマル寄り個体」を押さえる時。
・待ち時は「為替が大きく円安に振れた直後」「限定色の一時高騰」「次期モデルの有力リーク直前後」—焦って買わないのが正解です。
想定読者と到達点|初めてのリッターSS検討〜買い替え組までの最短ルート
- はじめてのリッターSSで迷っている方には、「いまの相場が高いのか・妥当なのか」を3分で判断できる材料を提供します。
- 買い替え組/R1からの乗り換えには、「手持ちのR1を高く売って有利に乗り換える」ための時期と出し方のコツを具体化します。
- この記事を読み終える頃には、**あなたの予算(150/200/300万円帯)×用途(街乗り/ツーリング/サーキット)**で、どの年式・装備を狙うかが明確になります。
本記事の範囲|R1/R1M・2009年(クロスプレーン初採用)〜2025年の国内中古相場
- 対象は**YZF-R1(R1)/YZF-R1M(R1M)**の国内流通中古。2009年(クロスプレーン初採用:RN22)〜2025年を主なレンジに、**RN32(2015–2019)/RN49(2020–)**も網羅。
- 限定/特別色(WGP60th等)やR1M、GYTR系は別枠で上昇圧力を解説。並行/逆輸入の扱いは国内相場との相関に限定して触れます。
- 価格は掲載価格ベースの傾向を主とし、オークション落札(実売)との乖離にも言及。装備差(IMU/TCS/電子制御、ECU、マフラー等)が値に与える影響を整理します。
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事実|2020→2025の掲載価格と在庫推移を時系列で可視化
中古相場を“肌感”ではなく数字の節目で捉えるのがコツです。YZF-R1/R1Mはこの5年で、掲載価格の山が150万/200万/300万円に集中しやすく、在庫数の増減で節目の上下が入れ替わるのが特徴。とくに円安が進んだ時期と新車の値上げ・規制更新(Euro5/5+)の前後は、掲載価格が一段切り上がる傾向があります。
相場チェック時は、以下の3点を“毎月”メモするだけでOKです。
- 中央値(R1とR1Mを別々に)
- 在庫台数(総数と低走行≦5,000kmの数)
- 価格帯の節目(150/200/300万円)周辺の厚み
月次中央値の推移|R1/R1M別・価格帯の節目(150万/200万/300万円)
掲載価格をR1/R1Mで分けて眺めると、R1Mが常に一段高いレンジを保ちます。R1は150〜200万円帯に厚みが出やすく、装備差や走行距離、カラー(限定色など)で200万円超に乗るかが分岐点。R1Mは300万円前後が節目になりやすく、車検残・ワンオーナー・純正度で上振れします。
モデル | よくある掲載価格の節目 | 伸びやすい条件の例 | 伸びにくい条件の例 |
---|---|---|---|
R1 | 150万/200万円 | 低走行・整備履歴◎・ノーマル寄り | 距離多め・社外カウル・整備履歴薄め |
R1M | 200万/300万円 | ワンオーナー・屋内保管・限定色 | 事故修復歴・外装ダメージ・要タイヤ交換 |
ポイント
- 150万円帯:RN22(2009–2014)や走行多め個体の厚いゾーン。整備履歴で良否が二極化。
- 200万円帯:RN32(2015–2019)やIMU搭載以降のRN49初期が混在。電子制御や外装状態が価格差を作ります。
- 300万円帯:R1M・極低走行・限定色が中心。純正度と**付属品(純正外装・スペアキー・取説)**でさらに上振れ。
走行距離別の相場帯|〜5,000km/〜20,000km/3万km超でどう変わる?
走行距離は同年式でも価格を大きく動かす要素。とくにR1/R1Mはサーキット使用歴の有無が重要なので、距離だけでなく使用痕のチェックが必須です。
- 〜5,000km:希少。同年式比で+10〜15%上振れが目安。外観・ボルト頭・アンダーカウル裏まで要確認。
- 〜20,000km:最も出物が多いレンジ。**整備履歴(12か月点検・消耗品交換歴)**が値決めに直結。
- 30,000km超:価格は落ち着く一方で、エンジン静粛性・クラッチ・ステム・リンク周りの状態差が大きく、整備費を織り込むのが前提。
ワンポイント:距離の少なさ=無条件の高評価ではなく、保管環境(屋内/屋外)や始動頻度、バッテリー/タイヤの鮮度で再整備費用が変わります。低走行でもタイヤ製造年週・ブレーキフルード・冷却水の交換履歴を必ず確認しましょう。
掲載価格とオークション落札の乖離率|“売れる値”とのズレを数字で確認
掲載価格=売れる価格ではありません。実務上は、
- ノーマル度が高い良質個体:掲載→成約で**±0〜-3%**程度の調整で決まることが多い
- 要整備・カスタム重めの個体:**-5〜-10%**の調整を見込むのが無難
- R1M・限定色・極低走行:競合が少なく、**値引き幅は小さい(±0〜-2%)**ことも
乖離が生まれる典型例は、
- オーバープライスの並行輸入個体(国内メンテの裏取りが弱い)
- カスタム点数が多いが純正戻し不可(買い手が“維持方針”を選べない)
- 写真映えは良いが、現車で外装キズ・塗装差が目立つ
といったケースです。“掲載→即売”の個体は、価格が妥当か、希少性が高い(R1M/WGP60th/低走行)パターンが多め。
実践TIP:気になる個体が出たら、同年式・同走行・同装備の直近成約事例を3件ほど控え、掲載からの滞留日数(長期=価格交渉余地)をチェック。下取り・買取見積もりも同時に取り、実質負担で比較すると判断が早くなります。
年式で選ぶ最適解|型式・装備差と値上がり耐性
「どの年式が“値上がりに強いか(=リセールが崩れにくいか)」は、装備の節目・限定性・整備しやすさでおおよそ決まります。以下の各世代を“用途×予算”で見ていきましょう。
2009–2014(RN22)|初代クロスプレーンの魅力と弱点
- 特徴:クロスプレーン(CP4)初採用。トラクション感の濃い加速が唯一無二。2012年以降は外装変更や吸排気最適化で熟成。
- 装備面:初期は電子制御がシンプル(YCC-T中心)。クイックシフターは後付け選択が現実的(例:QUICK SHIFTER系)。
- 相場観:価格帯は150万円前後が厚い。低走行・フルノーマル・整備履歴完備は強い。
- 弱点/注意:年式相応に樹脂・ゴム類の劣化、電装カプラの白サビ、ラジエター/ホース滲み要確認。サーキット使用痕(アンダーカウル裏/ボルト頭/ステップ裏)を入念に。
- こんな人に:150万円帯で“R1らしさ”を味わいたい、街乗り〜ツーリング中心。電子制御は最低限でOKな方向け。
2015–2019(RN32)|電子制御進化とサーキット適性のバランス
- 特徴:フルモデルチェンジ。**IMU(慣性計測)**を用いたトラコン・リフトコントロール・スライドコントロールなど、現代的制御が一気に充実。
- R1Mの加点:Öhlins ERS(電子制御サス)、カーボン外装、データロガー系が強力。
- 相場観:R1で200万円台前半〜中盤、R1Mは300万円前後が節目。限定色・ワンオーナーは上振れ。
- 弱点/注意:サーキット利用比率が高い個体が多め。ブレーキローター歪み・ラジアルマスターのタッチ、スプロケ/ハブダンパー摩耗、エンジンマウント周辺の締結痕を要確認。
- こんな人に:電子制御も走りの質も両取りしたい。週末ワインディング〜ときどき走行会まで幅広く使う方。
2020–2021(RN49/Euro5前後)|排ガス規制変更と相場の節目
- 特徴:Euro5対応で吸排気や制御を見直し。メーター/カウルの意匠もアップデートされ、エアロや冷却の最適化が進む。
- 装備面:UP/DOWNクイックシフター、ライドモードの緻密化、IMU制御の洗練など“完成度が一段上”。
- 相場観:R1が200万円台中盤が目安、R1Mは300万円タッチが増える。車検残・純正度・保証継承の有無で差。
- 弱点/注意:規制対応で排気音量・発熱の体感が変わる個体あり。低速域のギクシャク感は**ECU最適化(合法範囲)**やドライブスプロケット丁数で緩和余地。
- こんな人に:最新に近い完成度+価格バランスを狙う方。ツーリング〜スポーツ走行の“総合点”を重視する層。
2022–2025(現行)|IMU世代の装備充実とプレミア化の兆し
- 特徴:ブレーキ/ABS制御の最適化、電子制御アルゴリズムの更新、ライト/外装のマイナーアップデートなど、熟成が主。R1MはERSの世代更新や軽量外装で優位。
- 相場観:新車価格上昇のあおりで中古も強含み。R1は200万円台後半、R1Mは300万円超が定着傾向。
- リセール性:走行1万km未満・無転倒・純正/取説/スペアキー完備で“プレミア化の下支え”。限定カラーはタマ数が少なく、下がりにくい。
- 弱点/注意:価格が高止まりしやすい。**盗難対策(U字+ディスクロック+GPSタグ)**は必須コストとして織り込みを。
- こんな人に:最新装備・保証継承・長期保有での安心を最優先。相場の底値を狙うより“時間を買う”発想の方。
限定/特別色|R1M・WGP60th・GYTRなど希少グレードの上昇圧力
- R1M:Öhlins ERS、カーボン外装、アルミタンクの質感などコレクション性が高く、3年スパンでの目減りが小さいのが強み。
- WGP60th:白×赤×スピードブロックなど記念カラーはタマ数が少なく国際需要あり。国内だけでなく海外相場の影響も受けやすい。
- GYTR関連:トラック志向のパーツ/キットは純正同梱状態が価値。パーツ単体バラ売りより、**“車体+純正一式付属”**のほうが買い手の安心感が高い。
- 注意:限定/特別は価格のボラティリティが大きい。短期で追うなら“写真映え>実物”のギャップに要注意。実車確認と塗装厚・デカールの浮きまで見ると失敗が減ります。
値上がりの原因を分解|需給・通貨・規制の3要素
相場が上がるときは必ず**「台数(需給)」「円相場(通貨)」「法規/新車価格(規制)」**の3つが絡みます。YZF-R1はこの3要素が同時進行で効いており、150万/200万/300万円という節目が切り上がりやすい土壌ができています。
国内流通台数の減少と良質個体の枯渇
- 新車の販売母数が限定的:リッターSS全体がニッチ化しており、R1/R1Mともに新車供給は潤沢ではありません。中古の“種”がそもそも少ない。
- 良質個体が市場で回りにくい:ワンオーナー・屋内保管・純正度高めはオーナーの満足度が高く、放出が少ない。結果、出た瞬間に競合しやすく“即売れ→高止まり”の流れに。
- 低走行≦5,000kmの希少化:サーキット志向のユーザーが一定数いるR1は、距離が伸びやすい傾向。低走行はプレミアム化しやすいです。
円安・海外需要・逆輸出で“国内相場が引っ張られる”構図
- 円安=海外から見た“割安化”:海外の現地通貨ベースでは日本のR1が買いやすくなり、輸出需要が中古価格を押し上げます。
- 限定色・R1Mの越境需要:**WGP60th、R1M(Öhlins ERS/カーボン外装)**などは海外からの指名買いが起きやすく、国内の在庫を吸い上げる要因に。
- 仕入コスト上昇の転嫁:国内販売店の輸送費・パーツ仕入も円安で上がり、整備込み価格の底上げにつながります。
規制強化と新車価格上昇が中古に波及するメカニズム
- Euro5/5+対応で新車価格が上昇:環境規制対応コストや装備の高機能化で新車が値上げ。新車の“基準価格”が上がると、中古も相対的に切り上がるのが通例です。
- “規制前/後”での音・フィーリング差:RN22/RN32の素のフィーリングや、RN49以降の洗練など、好みによって“規制前の味”が高評価→特定年式の指名買いが価格を支えます。
- 補修・カスタムコストの上昇:純正部品や高品質アフターパーツ(例:Pirelli Diablo Rosso IV 120/70ZR17・190/55ZR17、RK 525チェーン、Bremboパッド)の価格上昇が整備込み総額に反映。きちんと整備済みの個体ほど高値で安定します。
いま買う?待つ?|相場局面と“勝ちパターン”
相場は“波”で動きます。在庫の厚み・為替(円安/円高)・季節要因の3点を同時に見ると、買い時/待ち時が読みやすくなります。ここでは予算別の現実解→時期の妙味→待つ局面の判断の順で整理します。
予算別シナリオ|150万/200万/300万円で狙える年式と装備
150万円帯(初代クロスプレーン中心)
- 主な狙い目:RN22(2009–2014)
- 装備/状態:ノーマル寄り、整備履歴◎、走行2〜3万km前後が現実的。
- 勝ちパターン:外装に小キズがあっても消耗品更新(タイヤ・F/Rパッド・チェーン/スプロケ)済を優先。結果的に総コストが下がる。
- 避けたい例:低走行でも保管環境不明や長期不動→要再整備は結局高くつきます。
200万円帯(電子制御の完成度と価格のバランス)
- 主な狙い目:RN32(2015–2019)+RN49初期(2020-)
- 装備/状態:IMU搭載、UP/DOWNクイックシフター、走行1〜2万km台。
- 勝ちパターン:車検残12か月以上+純正パーツ同梱(ノーマル戻し可)。将来的なリセールで強い。
- 交渉のコツ:同条件の成約実例を3件控え、**消耗品(例:前後タイヤ交換で約6〜8万円、チェーン/スプロケで約4〜6万円)**を根拠に数%の調整を狙う。
300万円帯(R1M/限定色/極低走行の世界)
- 主な狙い目:R1M(2015–)、WGP60th等の限定色、極低走行の現行
- 装備/状態:Öhlins ERS、カーボン外装、データロガーなど付属の完全性が重要。
- 勝ちパターン:ワンオーナー・屋内保管・スペアキー/取説/整備記録簿フル。同条件は数量が少ない=売却時も強い。
- 注意:値引き幅は**±0〜-2%が相場観。交渉は納車前整備の充実**(オイル/ブレーキフルード/冷却水/バッテリー)に振るのが現実的。
時期の妙味|3月・6月ボーナス期/9月決算期の価格傾向
- 3月末(年度末):在庫の動きが活発。回転優先の調整に遭遇しやすい。新生活/保険更新タイミングも重なり、市場の“出物”が増える。
- 6月(夏ボーナス期):良質個体が一斉に売れる=競争激化。買う側は早めの意思決定、売る側は強気の価格設定が通りやすい。
- 9月(決算期):店舗の在庫圧力で値付け見直しが入りやすい。長期滞留個体は価格調整の余地。
- 冬(12〜2月):需要が細るため交渉余地が出がち。一方、低温/凍結で試乗しにくい=現車確認の質を落とさないよう室内での静粛性/始動性チェックを入念に。
TIP:いつ買うにせよ**“在庫の厚み”と“新着数”**を見てください。新着が多い=売り手競合が増え、数%の価格調整が引き出しやすくなります。
待つべき局面|在庫厚み・為替・新型噂が出た時の動き方
- 在庫が薄い&即売れが続く:典型的な買い負け相場。この局面は**“買うなら指名条件を緩める/待つなら数週間〜1か月”**がセオリー。
- 円安が一段進行(海外需要流入):出物が輸出で吸い上がり、価格が上振れしやすい。下取り査定は強くなるため、**“売って→少し待つ→買う”**の二段構えも選択肢。
- 次期モデルの有力リーク/仕様変更の報:買いは一旦静観。発表直後〜デリバリー開始前後で、先代の選別安が出ることがあります。
- 個体要因で違和感:写真は良いのに現車で塗装の肌/パネルのチリ/ボルト頭のナメ/アンダーカウル裏の擦れに違和感があれば撤退。高騰局面ほど“微差が大差”になります。
装備で差をつける“守りの出費”
盗難率が高い車種なので、購入時にU字ロック(16mmクラス)+ディスクロック+GPSタグ(例:AirTag互換)は必ずセットで。年間数千〜1万円台の保険オプションで車両盗難補償をつけると、実質コストのブレを抑えられます。
個体選びチェックリスト|“高騰局面”で失敗しない鑑定ポイント
相場が強い今こそ、見た目より中身。R1/R1Mはサーキットユースの比率も高く、**“静的確認+始動確認+短距離試走”**の三点セットで見極めると失敗が激減します。
メンテ履歴・recalls・サービスキャンペーンの有無
- 記録簿・領収書:法定点検(12か月/24か月)や消耗品の交換履歴(タイヤ・ブレーキフルード・冷却水・プラグ・チェーン/スプロケ)が走行距離と合致しているか。
- リコール/サービスキャンペーン:作業実施の控え(作業伝票/リコールステッカー)を確認。未実施は価格交渉材料にもなります。
- 車検の中身:通しただけではなく、同時整備の内容(例:前後パッド交換、ブレーキフルードDOT4交換、LLC交換、エアフィルター清掃/交換)が書面で追えるか。
- 純正パーツの同梱:マフラー・フェンダー・ウインカーなど純正戻し可能だと次の売却時に強い。スペアキー・取説・メンテナンスノートは“上振れ要素”。
ECU書き換え/マフラー/足回りカスタムの減額・加点基準
- ECU書き換え(例:FT ECU、Woolich Racing など):
- 加点:合法範囲での最適化(低速ギクシャクの緩和、QSの作動最適化)+純正ECU/データのバックアップ同梱。
- 減点:触媒レス前提・排ガス/音量適合が不明瞭、ショップ作業の明細なし。戻せないものは敬遠。
- マフラー(例:AKRAPOVIČ、YOSHIMURA、SC-PROJECT など):
- 加点:JMCA適合やEマーク、純正サイレンサー同梱。焼け・底擦りの少なさ。
- 減点:エキパイの打痕/潰れ、O2センサー配線の延長/加工痕が荒い。排気漏れ跡(スス付着)。
- 足回り:
- R1MのÖhlins ERS:作動音・エラー履歴なし、リンク/アクチュエータの乾燥が理想。
- R1(機械式サス):インナーチューブ点サビ/オイル滲み、突き出し量が純正値付近か。
- ホイール:リム曲がり、バランスウエイト位置の過多/偏り。
- ブレーキ:ローター摩耗段差、キャリパーのピストン戻り、レバーのタッチ。
- 消耗品の具体例と概算(目安・ショップ工賃別):
- 前後タイヤ:Pirelli Diablo Rosso IV 120/70ZR17・190/55ZR17 → 6〜8万円
- チェーン/スプロケ:525サイズ(例:RK/ENUMA)+純正丁数 → 4〜6万円
- ブレーキパッド:純正相当 or Brembo SA系 → 前後で2〜3万円
- バッテリー:YTZ10S/YTZ12S系 → 1.5〜3万円
これらが**“購入後すぐ必要”**なら、価格交渉の根拠にできます。
転倒/サーキット使用痕の見抜き方(フレーム・ボルト・カウル裏)
- フレーム/スイングアーム:
- 左倒し/右倒しの典型:エンジンケース端・バーエンド・ステッププレート・マフラーステーの同方向に集中する擦れ。
- 補修痕:ガンコート/塗装の色味差、シリアルステッカーの縁にクリア再吹きの段差。
- ボルト頭/取付部:
- アンダーカウル、カウル裏、スクリーン、ステムトップの工具痕。頻繁な脱着=サーキット整備の可能性。
- ラジエターやオイルクーラーのフィン潰れ(前走車の飛び石/コースアウトの痕跡)。
- 足回り・ブレーキ:
- ローター熱斑/細かなクラック、ディスク面の色ムラはハードブレーキの蓄積サイン。
- スプロケハブダンパーのガタ、ホイールベアリングの手回し時の異音。
- 電装/メーター:
- エラー履歴やサービス表示の有無(始動時の警告灯自己診断に注目)。
- 社外カプラー/ギボシの防水処理。熱収縮チューブ未処理は要再整備。
- 試走での即チェック(短距離でもできる):
- 直進安定(手放しは×):50〜60km/hでハンドルの微振動、引きずり感がないか。
- クラッチ/ミッション:UP/DOWN クイックシフターの作動、冷感/温感でのギア抜け/入り渋り。
- 低速域:RN49以降は低速スロットル開閉の素直さ。ギクシャクはセッティングで緩和できるが、極端なら別個体検討。
まとめTIP:写真が良くても、アンダーカウル裏・カウル内側・ボルト頭まで見れば“過去”が見えます。整備の丁寧さ=オーナーの性格。この相場では**“人”ごと買う**意識が大事です。
維持費を現実計算|購入後の“総コスト”で判断
R1/R1Mは“買って終わり”ではありません。年あたりいくら掛かるかを先に把握しておくと、無理のない買い方ができます。ここでは年間5,000〜8,000km走行を想定したざっくり実勢ベースの目安をまとめます(地域差・工賃差あり)。
任意保険・税金・車検の固定費(年額目安)
- 自動車税(排気量1,001cc超):年 6,000円 目安
- 重量税(>250cc/車検時):車検時にまとめて支払い。年換算で1,900〜2,500円程度
- 自賠責保険(24か月):車検と同時更新。年換算で5,000〜6,000円程度
- 車検費用(>250cc/24か月ごと):検査手数料・代行・諸費用込みで4.5〜7.0万円(ショップ/整備内容で変動)。年換算で2.3〜3.5万円
- 任意保険(対人/対物無制限+人身・車両特約は任意):
- 20〜30代の一般的な等級で年間3.5〜7.0万円目安(通勤/レジャー用途、免許条件や補償範囲で上下)
固定費の合計(年):
→ 最低限で 約6.5〜10万円、手厚い保険や車検内容で 〜12万円台 を想定。
タイヤ/ブレーキ/チェーンなど消耗品の年間ランニング
- 前後タイヤ(スポーツ系):
- 例)Pirelli Diablo Rosso IV 120/70ZR17・190/55ZR17、MICHELIN Power 5 同サイズ
- 価格:6〜8万円/セット+交換工賃
- 交換サイクル:4,000〜6,000km(走り方次第) → 年1回交換が目安
- ブレーキパッド:
- 例)Brembo SA、DAYTONA 赤パッド相当
- 価格:前後で2〜3万円+工賃/寿命は5,000〜8,000km目安
- チェーン&スプロケット(525サイズ):
- 例)DID 525ZVM-X/EK 525Z+純正相当丁数
- 価格:4〜6万円+工賃/寿命は12,000〜20,000km → 2〜3年に1回
- エンジンオイル&フィルター:
- 例)YAMALUBE RS4GP 10W-40、MOTUL 7100 10W-40
- 価格:オイル1回8,000〜1.5万円(量・銘柄で変動)+フィルター2,000〜3,000円
- サイクル:3,000〜5,000kmごと
- 冷却水/ブレーキフルード/プラグ:
- LLC:2年ごと目安 5,000〜1万円
- ブレーキフルードDOT4:毎年〜2年 5,000〜8,000円
- プラグ(イリジウム):1.5〜2.5万円/一式(走行・年数で)
- バッテリー:
- 例)GS YUASA YTZ10S/YTZ12S
- 価格:1.5〜3万円/寿命は2〜4年
消耗品の年額ざっくり合計:
→ 6〜12万円(走行距離と走り方で大きく変動)。タイヤ1回分が大きなウェイトです。
盗難対策・保管環境コストと保険の見直し
- 物理ロック(最低2点):
- U字16mm以上(例:KRYPTONITE New York U/ABUS Granit 540)1.5〜2.5万円
- ディスクロック(例:XENA XX15 アラーム付)1.2〜1.8万円
- 追跡タグ/アラーム:
- GPSタグ(例:AirTagや同等品)+車体内の死角に設置、3,000〜5,000円/年サブスクは任意
- カバー&保管:
- 厚手カバー(例:OXFORD Stormex L/XL)1.5〜2.5万円
- 屋内保管 or 月極ガレージ:屋内は劣化と盗難リスクを同時に低減。月5,000〜2万円
- 任意保険の車両特約/盗難補償:
- 都市部は盗難率が高め。保険料+1〜3万円/年で数十〜数百万円の補償が付くケースあり。
- 社外パーツ特約があれば、AKRAPOVIČ等の高額マフラーも補償対象にできる場合あり。
結論(ランニング目安):
- 固定費(税/車検/自賠責/任意):約6.5〜12万円/年
- 消耗品(走行5,000〜8,000km):約6〜12万円/年
- 盗難・保管(任意):1.5〜3万円/年+保管料
合算すると、年あたりおおむね12〜24万円+保管費が目安です。
「買える価格」だけでなく、**“維持できる計画”**までセットで見れば、R1/R1Mとの暮らしはずっと快適になります。
売却戦略|高く売れる時期と出し方で“実質負担”を下げる
高く売れれば、次のR1/R1Mへの“実質負担額”は大きく下がります。出す時期×出し方×見せ方の3つをセットで最適化しましょう。
相場が強い月と天候要因|春〜初夏に強含む理由
- 3〜6月は強気:寒さが和らぎ、新生活/ボーナス需要が重なるため問い合わせが増加。R1/R1MのようなリッターSSは4〜6月がとくに強い傾向です。
- 9月も狙い目:決算期で下取り→在庫回転が活発に。買い替え検討者が増え、競合が減るため、好条件での売却が決まりやすい。
- 悪天候期は写真勝負:12〜2月や梅雨は購買意欲が鈍りがち。屋内・白背景・自然光での写真と動画の始動/電装チェックを添えると、価格を落とさずに戦えます。
- ボーナス直前の“仕込み”:掲載は2〜3週間前が目安。検索上位に育つ時間を作り、問い合わせピークを逃さないように。
委託販売・買取・個人売買の比較と落とし穴
- 委託販売(ショップ店頭/在庫扱い)
- メリット:プロ整備・保証付きで高めの提示が通りやすい。ローン対応可で買い手の裾野が広い。
- デメリット:成約まで時間がかかる場合あり。**手数料(5〜10%前後)**や整備費が差し引かれる。
- 向いている人:極力高値を狙いたい、R1M/限定色/低走行など質で勝負できる個体。
- 買取(即現金化)
- メリット:最短即日でまとまる。売却後のトラブルリスクをショップ側が引き受ける。
- デメリット:委託/小売より数%〜10%程度低いのが一般的。相見積もり3社で底上げ必須。
- 向いている人:乗り換えの頭金をすぐ作りたい、時間重視。雨天や冬でも動きやすい。
- 個人売買(フリマ/掲示板)
- メリット:理論上は最高値も狙える。純正パーツ同梱やカスタムの価値を直接説明できる。
- デメリット:名義変更・瑕疵・代金回収などの法務/実務リスクが最大。現車確認の事故/試走トラブルも。
- 向いている人:書類/整備記録が完璧で、やり取りと段取りに慣れている方。誓約書・領収書・免許確認は必須。
共通の落とし穴
- “改造多数=高く売れる”は誤解:R1は純正戻し可能かがキモ。戻せない加工は減点。
- 整備をケチると逆効果:直近の消耗品更新(タイヤ・フルード・オイル)を明細で示すと、数万円以上の上振れが現実的。
- 事故歴/修復歴の曖昧表現はNG:開示しないと後トラブルで大幅減額。写真と記録で先手開示が安全です。
ノーマル戻し・純正パーツ同梱で上振れを狙う
- ノーマル戻しの鉄則
- 純正サイレンサー/触媒/ステップ/ウインカーは装着して掲載が基本。保安基準適合状態は買い手が最も安心する条件です。
- 社外パーツは“選べる形”で価値:AKRAPOVIČ スリップオン(Eマーク)、YOSHIMURA Fender Eliminator Kitなどは別途同梱/別売を明記。
- “付属品フルセット”の訴求
- スペアキー、取説、メンテ記録簿、純正カウル/ボルトの欠品なしはプライス数%の上振れ材料。
- サービスキャンペーン実施控えや**保証継承(ディーラー印)**があると、遠方成約でも不安が減り、価格交渉が入りにくい。
- 写真・動画の作り方(即効で効く)
- 白 or グレー背景+日中の自然光、左右/前/後/45°×2/メーター起動/足回り/アンダーカウル裏の計10〜12枚。
- 始動動画(冷間→暖機)、電装チェック、クイックシフター作動を30〜60秒で。排気漏れの有無が伝わるアングルだと安心感が段違い。
- 一言コメントの型
- 「ワンオーナー/屋内保管/純正多め。走行12,3xxkm。2025/03車検。前後タイヤ(Diablo Rosso IV)2024年週番号xx交換。ブレーキ/LLC/プラグ2024年交換。スペアキー/取説/純正一式同梱。」
- 数値と日付を入れて“手入れの良さ”を可視化するのがコツです。
ミニまとめ:
- 時期は春〜初夏 or 9月、出し方は委託/買取/個人売を目的で使い分け。
- ノーマル戻し+付属品フル+直近整備の明細で、提示価格を数%底上げ。
- 写真・動画・文言の**3点セットで“遠方からでも買える安心”**を作ると、問い合わせ単価が上がる=高く早く売れるに直結します。
よくある質問(FAQ)
R1とR1Mはどちらが将来的に値上がりしやすい?
結論:長期の値持ちはR1Mがやや有利です。理由は3つ。
- 限定性:生産台数・流通量ともにR1より少なく、ワンオーナー/低走行/純正度高めの個体が希少。
- 装備の“分かりやすい差”:Öhlins ERS(電子制御サス)やカーボン外装、データロガー等の専用装備は、中古市場でも説明なしで価値が伝わる。
- 海外需要:越境需要での指名買いが入りやすく、円安局面では価格が底上げされやすい。
一方でR1も、RN32以降(2015–)のIMU世代、ワンオーナー/ノーマル戻し可/記録簿完備など条件が揃えば値崩れは小さめ。WGP60thのような記念カラーはR1でも強いです。
トラコン/IMU世代の装備差は価格にどれだけ影響する?
**IMU搭載以降(2015–:RN32→)は“相場の一段上”**になりやすいです。
- 同走行・同程度の外装なら、IMUなし(RN22)と比べて5〜15%程度の上振れが目安。
- UP/DOWNクイックシフターやABS/スライド/リフト制御の完成度は、街乗り〜ワインディングの安心感に直結し、買い手層が広がる=売れやすい。
- 逆に、電子制御にエラー履歴がある個体は敬遠されがち。**診断記録(故障履歴なし)**の提示や、初期化・学習済みの説明ができると価格を守りやすいです。
次期モデルの噂は中古価格にどう作用する?
“確度の高い新型情報”が出た直後は様子見が入り、先代の選別安が一時的に出ることがあります。
- 発表前〜デリバリー初期:先行予約や比較検討で中古の動きが一時スローに。在庫が厚い店は価格調整が発生しやすい。
- 新型の実勢価格が高い/納期長い:待てない層が現行中古へ回帰し、短期的に相場が戻すケースも。
- 対策:買う側は発表前後の1〜2か月を“観察期間”に。売る側は発表の2〜3週間前に出して露出を稼ぐか、発表後の需要戻りを狙って条件強めに設定すると有利です。
まとめ|“買い時/待ち時”の最終判断フローチャートと次の一手
最後に、ここまでの要点を3分で結論にたどり着けるようにまとめます。迷ったら下のフローチャートどおりにチェックしてみてください。
最終判断フローチャート(簡易版)
- いまの在庫は厚い?(新着が多い/即売が減っている)
→ Yes:買い時寄り(交渉余地◎)/ No:待ち時寄り(指名条件を緩める or 時期を送る) - 為替は直近で円安に大きく振れた?
→ Yes:待ち時(上振れリスク)/ No:次へ - 次期モデルや仕様変更の“確度高い情報”が出ている?
→ Yes:発表〜デリバリー前後の“選別安”を観察/ No:次へ - あなたの優先順位は“最新装備”か“価格バランス”か?
→ 最新装備:RN49以降/R1M中心で200後半〜300万円帯を検討
→ 価格バランス:RN32中心で200万円帯、良個体があれば即決
→ CP4の質感重視:RN22中心で150万円帯、整備履歴と保管状態を最重視 - 個体の“人となり”は確認できた?(記録簿・純正度・使用痕)
→ Yes:見積比較+消耗品費の織り込みで実質負担を算出/ No:別個体も同時に当たる
今日からできる“次の一手”
- 指名条件を言語化:年式(RN22/RN32/RN49)、走行距離(≦2万km等)、ノーマル戻し可、記録簿完備を“必須/希望/妥協”に分解。
- 実質総額で比較:価格±タイヤ/チェーン/フルード/バッテリーの“すぐ掛かる費用”を足して判断。
- 盗難対策は同時発注:U字16mm+ディスクロック+GPSタグは最初から。保険の盗難特約も見直し。
- 売却もセットで:乗り換えなら春〜初夏/9月を狙い、ノーマル戻し+付属品フル+直近整備明細で上振れを狙う。
結論:
- 買い時=在庫厚め×為替安定×あなたの条件に合う“素性の良い個体”。
- 待ち時=円安一段進行、限定色の一時高騰、確度高い次期モデル情報の直後。
この3点を守れば、R1/R1Mの“上がる相場”でも後悔しません。良個体に出会ったら、数字(履歴・整備・実質総額)で即決が正解です。
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