
「ヤマハXSR900って不人気なの?」そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。ネオレトロブームの中で登場したXSR900ですが、「MT-09との差別化が微妙」「デザインの好みが分かれる」「価格が高すぎる」といった声も。一方で、独自の魅力を評価する意見もあります。
この記事では、XSR900の不人気と言われる理由を深掘りし、デザイン・性能・維持費・ライバル車との比較を詳しく解説。購入前に知っておくべきポイントを整理しました。
「本当に不人気なのか?」「乗り味はどうなのか?」「他のネオレトロと比べてどうなのか?」この記事を読めば、XSR900が自分に合うバイクかどうかがわかります。
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ヤマハXSR900は本当に不人気?その実態を検証
XSR900はヤマハのネオレトロモデルとして登場しましたが、一部では「不人気」と言われることもあります。その理由として、デザインの好みが分かれることや、ベースとなったMT-09との差別化が曖昧な点、価格の高さなどが挙げられます。しかし、実際にオーナーからの評価を見てみると、優れたエンジン性能や個性的なスタイルに魅力を感じる人も多く、一概に「不人気」と決めつけるのは早計かもしれません。
ここからは、XSR900がなぜ賛否分かれるのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
ネオレトロデザインの評価が分かれる理由とは?
XSR900のデザインは、クラシカルな雰囲気を持ちつつも、モダンな要素が組み合わさった独特なスタイルです。これが「カッコいい」と感じる人もいれば、「中途半端」と感じる人もいます。特に、タンクカバーの形状やシートのデザインは賛否が分かれがち。
一方で、他メーカーのネオレトロモデルと比べると、よりスポーティな印象が強く、「クラシックな見た目を求める人には合わない」という意見も。デザインの好みは個人差が大きいので、実車を見て納得できるかどうかがポイントになりそうです。
MT-09との差別化に失敗?性能面の違いをチェック
XSR900はMT-09をベースにしていますが、エンジンや足回りの基本設計はほぼ共通。そのため、「MT-09でいいのでは?」と思われがちです。
ただ、実際に乗り比べてみると、XSR900はよりしっかりとした車体剛性があり、サスペンションのセッティングも異なります。その結果、MT-09よりも落ち着いた乗り味になっています。とはいえ、MT-09の軽快さが好きな人にとっては、XSR900のしっとりしたフィーリングが「ちょっと違う」と感じるかもしれません。
価格が高すぎる?ライバル車種とコスパを比較
XSR900の価格は、MT-09と比べても高めに設定されています。また、ネオレトロのライバル車種である カワサキZ900RS や ホンダCB1000R などと比べても、大きな価格差はないものの、「見た目やブランド力を考えると、他の選択肢の方がいいかも…」と感じる人もいるようです。
とはいえ、XSR900はヤマハの最新技術を詰め込んだ電子制御やトラクションコントロール、クイックシフターなどが装備されており、装備面でのコスパは決して悪くありません。ただ、ネオレトロモデルとして見た場合、「もう少し安ければ…」という声があるのも事実です。
乗りにくい?ハンドリングやポジションの癖とは
XSR900のハンドリングは、MT-09よりも落ち着いた特性を持っていますが、それでもネイキッドモデルの中ではクイックな部類に入ります。リヤ荷重寄りのバランスや、ハンドル位置の高さによって、最初は違和感を覚える人もいるかもしれません。
また、シートの形状がフラット気味で、長時間乗っているとお尻が痛くなりやすいという声もあります。これらの要素が「乗りにくい」と感じる人がいる理由の一つかもしれません。
ツーリングには不向き?快適性や積載性の問題
XSR900はスポーティな乗り味が特徴のバイクですが、そのぶんツーリング用途にはあまり向いていません。まず、シートが薄めで長時間のライディングでは疲れやすいこと、そして純正ではスクリーンがないため、高速道路を走ると風圧が強いことが挙げられます。
また、ネオレトロ系のバイク全般に言えることですが、積載性は低め。リアキャリアやサイドバッグを装着するための純正オプションも限られているため、荷物を積みたい人にとっては悩みどころです。
とはいえ、社外パーツを活用すれば快適性を向上させることは可能なので、「多少のカスタム前提」で考えるのが良さそうです。
ヤマハXSR900の維持費やランニングコストの注意点
ヤマハXSR900は、高いパフォーマンスと個性的なデザインが魅力のバイクですが、維持費やランニングコストについて気になる方も多いのではないでしょうか?ここでは、燃費や消耗品のコスト、カスタムパーツ事情について詳しく解説していきます。
燃費は悪い?実燃費とライバル車との比較
XSR900に搭載されているエンジンは、MT-09と同じ水冷3気筒の888ccエンジンです。パワフルな特性を持つ一方で、燃費については「それほど良くない」と感じるライダーも多いようです。
実際のオーナーレビューを見ると、 街乗りで15〜18km/L、高速道路では20km/L前後 という数値がよく報告されています。ライバル車と比較すると、例えば ホンダ CB650R は17〜22km/L、 カワサキ Z900RS は16〜20km/Lといった実燃費データがあり、XSR900はそれらと同等か、やや燃費が悪い部類に入ります。
とはいえ、乗り方次第で燃費を改善することも可能です。スムーズなアクセルワークを意識したり、高速道路では一定の速度を保つことで、燃料消費を抑えることができます。
タイヤやブレーキパッドの消耗が早い?維持費の実態
XSR900は、スポーティな走りを楽しめるバイクですが、その分タイヤやブレーキパッドの消耗が早い傾向があります。
特に、 純正装着されているタイヤ(ミシュラン Power 5など)はグリップ性能が高い反面、減りが早い という声が多いです。街乗りメインなら7,000〜10,000kmほど、高速道路やツーリングメインなら10,000km以上持つこともありますが、ワインディングを多用するライダーは5,000km程度で交換が必要になることもあります。
また、 ブレーキパッドの減りも比較的早い という意見があり、特にスポーツ走行を楽しむ方は、早めの交換を意識する必要があるでしょう。一般的には 5,000〜10,000kmごとに交換 となりますが、これはブレーキングの頻度や乗り方によって変わります。
タイヤ交換は前後セットで 約4〜6万円、ブレーキパッドの交換は前後で 1.5〜2万円 ほどかかるため、これらのコストも考慮しておくと安心です。
カスタムパーツが少ない?カスタム派には不満?
XSR900はレトロネイキッドスタイルのバイクですが、MT-09ほどカスタムパーツが豊富ではないのが実情です。特に、外装系のカスタムパーツは選択肢が限られており、「自分好みにカスタムしにくい」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、 マフラーやサスペンション、ハンドル周りのカスタムパーツは比較的充実 しており、特に欧州メーカー(AkrapovicやSC Projectなど)のマフラーは選択肢が豊富です。とはいえ、国内メーカーのパーツは少なめなので、カスタムを重視する方は、 社外品を海外から取り寄せる選択肢 も視野に入れるとよいでしょう。
また、XSR900は 「ネオレトロ」なカスタムが似合うバイク でもあります。ハンドルやシート、スクリーンを変えるだけでも雰囲気がガラリと変わるため、比較的簡単なカスタムでも楽しめる点は魅力です。
XSR900の維持費やランニングコストについては、燃費がそれほど良くない点や、タイヤやブレーキパッドの消耗が早い点が注意ポイントです。カスタムパーツの選択肢はやや限られていますが、工夫次第で個性を出すことも可能です。
スポーツ走行を楽しみつつ、維持費を抑えたい方は、 燃費を意識した走り方や、コスパの良い社外パーツを上手く活用するのがポイント です。XSR900を検討している方は、これらの要素も考慮しつつ、購入の判断をしてみてください。
他のネオレトロバイクと比較!XSR900の立ち位置とは?
ネオレトロバイクは、クラシックなデザインと最新のテクノロジーを融合させた魅力的なジャンルですが、その中でも ヤマハXSR900 は個性的な存在です。他にも、 カワサキZ900RS や ホンダCB1000R など、人気のライバル車種があり、どれを選ぶべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
ここでは、それぞれのバイクの特徴や違いを比較し、XSR900がどんな立ち位置のバイクなのかを探っていきます。
カワサキZ900RSと比較!どっちが優れている?
カワサキZ900RSとヤマハXSR900は、どちらも ネオレトロ をテーマにしたバイクですが、方向性が少し異なります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
項目 | XSR900 | Z900RS |
---|---|---|
エンジン | 888cc 3気筒 | 948cc 4気筒 |
最高出力 | 120PS / 10,000rpm | 111PS / 8,500rpm |
車重 | 193kg | 215kg |
燃費 | 15〜20km/L | 16〜20km/L |
シート高 | 810mm | 800mm |
Z900RSは、 「Z1の再来」 として登場し、クラシックな見た目とスムーズな4気筒エンジンが魅力のバイクです。一方、XSR900は 「ネオレトロだけどモダンスポーツ寄り」 という個性を持っています。
✅ どちらが優れている?
- クラシックなデザインや4気筒の滑らかなフィーリングを重視するならZ900RS
- 軽快なハンドリングと加速感を楽しみたいならXSR900
XSR900の3気筒エンジンはトルクが太く、コーナーの立ち上がりが力強いのが特徴。対して、Z900RSの4気筒エンジンは高回転域までスムーズに吹け上がり、長距離ツーリングでも快適です。どちらを選ぶかは 「スポーツ性を求めるか、クラシックな味わいを楽しむか」 で決まるでしょう。
ホンダCB1000Rとも比較!性能とデザインの違い
ホンダCB1000Rは、XSR900やZ900RSと比べて モダンなデザイン が際立つネオレトロバイクです。どちらかというと 「ネオクラシック」 というより 「モダンストリートファイター寄り」 のスタイルになっています。
項目 | XSR900 | CB1000R |
---|---|---|
エンジン | 888cc 3気筒 | 998cc 4気筒 |
最高出力 | 120PS / 10,000rpm | 145PS / 10,500rpm |
車重 | 193kg | 212kg |
燃費 | 15〜20km/L | 14〜18km/L |
シート高 | 810mm | 830mm |
CB1000Rは スーパースポーツCBR1000RRのエンジンをベース にしており、 かなりスポーティな走りが可能 です。そのため、XSR900と比べると 「本格的なハイスペックマシン」 という印象が強くなります。
✅ 性能とデザインの違い
- デザイン面
- XSR900はクラシックな要素を取り入れたレトロモダンなデザイン
- CB1000Rはシャープで未来的なデザイン
- 性能面
- CB1000Rの方が排気量が大きく、加速や最高速では圧倒的に上
- XSR900は軽量で取り回しやすく、街乗りやワインディングに向いている
✅ どちらが優れている?
- 街乗りやツーリング、軽快な走りを楽しみたいならXSR900
- 圧倒的なパワーと高速域の余裕を求めるならCB1000R
XSR900は、 Z900RSよりもスポーティで、CB1000Rよりも扱いやすいバイク という立ち位置です。
- クラシックな雰囲気を楽しみたいならZ900RS
- スーパースポーツのエンジンでガンガン走りたいならCB1000R
- 軽快でトルクフルな走りを味わいたいならXSR900
どのバイクにもそれぞれの魅力があるので、自分の 「どんな走りを楽しみたいか」 を軸に選ぶと後悔が少ないでしょう。ネオレトロバイク選びの参考になれば幸いです!
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まとめ:ヤマハXSR900は本当に不人気なのか?後悔しない選び方
- XSR900は ネオレトロデザイン が特徴的なバイクだが、そのデザインが好みを分けるポイントに
- クラシックな雰囲気を求める人には「モダンすぎる」と感じることも
- 一方で、スポーティさを兼ね備えた個性を評価する声も多い
- MT-09との違いが分かりにくい という意見も
- エンジンやフレームはMT-09と共通だが、デザインや足回りの違いに注目すると個性が見える
- 乗り味はXSR900の方が落ち着いており、高速域でも安定感がある
- 価格が高め に感じる人もいるが、装備や仕上げを考えると妥当な範囲
- ライバル車の Z900RS と比べると価格差は大きいが、装備面ではXSR900の方が充実
- CB1000R と比較するとパワーは劣るが、軽快な走りが魅力
- 乗りにくいと感じる人もいるが、ハンドリングには慣れが必要
- 独特なポジションとフロント荷重の特性が、最初は違和感になりやすい
- 逆に、それを活かせばワインディングでは軽快に走れる
- ツーリングにはやや不向きな点も
- シートが硬めで長時間の走行は疲れやすい
- 積載性も限られるため、ツーリングメインなら工夫が必要
- 維持費はそれなりにかかる
- 燃費は15〜20km/Lと標準的だが、ライバル車と比べるとやや劣る
- タイヤやブレーキパッドの消耗が早めで、交換費用は覚悟が必要
- カスタムパーツが少なく、カスタム派には物足りない可能性
- 結局、XSR900は買いなのか?
- クラシックなデザインが好きならZ900RS、スポーツ性能を求めるならCB1000R という選択肢も
- しかし、XSR900は 「ネオレトロだけど走りも妥協したくない人」 にピッタリのバイク
- 他のネオレトロにはない3気筒エンジンのトルク感やスポーティな走りを楽しみたいなら、十分に選ぶ価値あり
- 後悔しないための選び方
- 実車にまたがってポジションの違和感がないかチェック
- ツーリング派ならシートや積載性をカスタムで補えるか検討
- デザインに惹かれるかどうかが重要。見た目が気に入れば長く愛せるバイク
XSR900は確かに万人向けではないが、その個性が刺さる人にとっては 唯一無二の存在 になるバイク。デザインと走りのバランスが合えば、後悔しない選択肢になるはずです!