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【ダサい?】CBR1100XXは不人気なのか!評価がわかれる理由を解説

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CBR1100XXが不人気な理由5選!なぜ評価が分かれるのか徹底分析

「CBR1100XXは名車」と語る人がいる一方で、「なぜ不人気なのか?」と疑問に思う人も少なくありません。かつて“世界最速”の称号を持ち、高速巡航性能に優れたこのバイクが、なぜ評価が分かれるのでしょうか?

本記事では、CBR1100XXが不人気と言われる理由を深掘りします。ライバルである「隼」との比較、車重や取り回しの問題、時代に合わなくなった設計、さらにはスポーツツアラーというジャンル自体の衰退など、様々な要因を解説。また、それでもCBR1100XXが今なお愛される理由についても触れていきます。

この記事を読めば、CBR1100XXの評価が分かれる理由と、その魅力の本質が理解できるはずです。購入を検討している方や、気になっている方はぜひ参考にしてください!

CBR1100XXが不人気と言われる理由とは?

CBR1100XXは、かつて世界最速を誇ったホンダのフラッグシップスポーツツアラーですが、現在では「不人気」と言われることもあります。その理由として、当時のライバル車との比較や維持費の問題が挙げられます。ここでは、それらのポイントを詳しく見ていきましょう。

当時のライバル車「隼」との性能比較

CBR1100XXが登場した1996年、当時のスポーツツアラーとしてはトップクラスのスペックを誇りました。しかし、1999年にスズキから登場した「隼(GSX1300R)」が、その座を一気に奪いました。

隼は、最高速300km/hに迫る圧倒的なエンジン性能と、空力を極限まで突き詰めたデザインで注目を集めました。一方、CBR1100XXもパワフルなエンジンを搭載していましたが、最高出力や加速性能の面で隼に一歩及ばず、結果的に「速さを求めるなら隼」という流れができてしまったのです。

また、隼はその後もモデルチェンジを重ね、最新の電子制御を取り入れながら進化を続けています。一方のCBR1100XXは、2007年を最後に生産終了となり、後継モデルが登場しなかったため、結果的に市場での存在感が薄れてしまいました。

価格と維持費の高さがネック?コスト面のデメリット

CBR1100XXは高性能なバイクですが、その分維持費がかかることも、不人気の要因のひとつです。

まず、燃費はリッター15〜20km程度と、決して悪いわけではありませんが、長距離ツーリングをメインに考えると、もう少し燃費の良い車種を選びたいと考える人もいます。また、ハイパワーなエンジンを支えるためのブレーキやタイヤの消耗が激しく、交換費用がかさみやすい点もネックです。

さらに、新車販売当時の価格も高めでしたが、現在中古市場では状態の良い車両が少なく、維持・修理のコストがかかることから、購入を躊躇する人も少なくありません。特に、キャブレター仕様のため、長期間放置すると不調になりやすく、定期的なメンテナンスが欠かせません。

CBR1100XXが不人気と言われる理由には、「隼の登場による影響」と「維持費の高さ」が大きく関係しています。ただし、それでもCBR1100XXならではの魅力があるのも事実です。次の章では、取り回しのしやすさやツーリング性能について詳しく解説していきます。

重量がネック?取り回しと街乗りでの不便さ

CBR1100XXはスポーツツアラーとして優れた直進安定性と高速巡航性能を持っていますが、重量の重さが扱いにくさの原因になっているのも事実です。特に、街乗りや低速走行では、その車重がデメリットとして感じられることも。ここでは、実際の取り回しや足つきの影響について詳しく解説します。

車重約250kgの影響とは?実際の取り回しを解説

CBR1100XXの車両重量は約250kgあり、現代のスーパースポーツやツアラーと比べてもかなり重い部類に入ります。この重量は、高速道路や直線の安定性にはプラスに働きますが、駐車場での押し引きや、Uターン時の取り回しでは大きな負担になります。

特に、狭い駐輪スペースや傾斜のある場所では、倒さないように慎重に動かす必要があり、取り回しに自信がないライダーにとっては大きなハードルになりがちです。センタースタンドが標準装備されているとはいえ、250kgの車体を持ち上げるのは簡単ではなく、整備や保管時にも苦労することがあるでしょう。

低速域での扱いにくさと足つきの問題

低速走行時にも、CBR1100XXの重量はデメリットになりやすいです。例えば、信号待ちや渋滞でのストップ&ゴーでは、バランスを保つのに気を使う場面が多くなります。また、ハンドルの切れ角が小さいため、小回りが苦手で、Uターンや細い路地での方向転換も難しくなります。

さらに、CBR1100XXのシート高は約810mmと特別高いわけではありませんが、車幅があるため足つきの悪さを感じるライダーも多いです。特に、身長が170cm未満の方は、信号待ちや駐車時に足がしっかり地面につかず、不安を感じることがあるかもしれません。

CBR1100XXの重量は、高速巡航では安定感をもたらしますが、街乗りや低速域では扱いにくさの原因となることもあります。取り回しの難しさや足つきの問題を考慮すると、「乗る場所を選ぶバイク」と言えるかもしれません。次の章では、CBR1100XXの設計が時代に合わなくなった理由について掘り下げていきます。

CBR1100XXの設計が時代に合わなくなった?

CBR1100XXは1996年に登場し、当時のハイスペックツアラーとして圧倒的な性能を誇っていました。しかし、現代のバイクと比べると設計の古さが目立つのも事実です。特に、燃料供給システムや電子制御の有無といった点で、最新のツアラーモデルと差が生じています。ここでは、CBR1100XXのキャブレター仕様や装備の影響について詳しく見ていきましょう。

キャブ仕様と燃費の問題点とは?

CBR1100XXは、1999年のモデルチェンジまではキャブレター仕様でした。その後、FI(フューエルインジェクション)化されましたが、現在主流の電子制御と比べると燃費性能やエンジンの制御精度では見劣りしてしまいます。

特に、キャブ仕様のモデルは寒冷時の始動性が悪かったり、こまめなメンテナンスが必要だったりと、現代のFI車と比べて手間がかかる点がデメリットです。また、燃費もリッター15~20km程度と、大型ツアラーとしては決して優秀とは言えません。ガソリン価格が高騰している現在、燃費の悪さはツーリングライダーにとって無視できないポイントとなります。

最新の電子制御なし!旧世代の装備が評価を分ける

CBR1100XXには、現代のスポーツツアラーには当たり前になっているトラクションコントロールやライディングモードといった電子制御がありません。シンプルな作りが魅力という意見もありますが、ハイパワーなバイクを安全に乗りこなすための補助機能がないのは、特に初心者やリターンライダーにとっては不安要素になりがちです。

また、アナログメーターや比較的シンプルな操作系統も、最近のデジタルフルカラー液晶やスマホ連携機能を搭載したモデルと比べると物足りなさを感じる人もいるかもしれません。さらに、LEDライトが標準装備されていないため、夜間の視認性が劣るという点も時代遅れに感じる部分のひとつです。

CBR1100XXは登場から30年近く経ち、現在のツアラーモデルと比較すると、燃費や電子制御の面で時代に取り残されている部分があるのは否めません。もちろん、シンプルな構造が魅力と感じるライダーもいますが、最新のツアラーに慣れた人からすると「時代遅れ」と評価されることも。次の章では、スポーツツアラーというジャンルそのものの衰退について詳しく掘り下げていきます。

スポーツツアラーというジャンルの衰退

かつてはロングツーリングもこなせる高性能マシンとして人気を集めた「スポーツツアラー」というジャンル。しかし近年では、新たなカテゴリーのバイクに押される形で市場の主流から外れつつあります。CBR1100XXもこの流れの中で存在感が薄れ、不人気とされる一因となっています。では、なぜスポーツツアラーが衰退し、CBR1100XXの評価に影響を与えているのかを見ていきましょう。

スーパースポーツ・アドベンチャー人気に押された理由

現在、バイク市場ではスーパースポーツとアドベンチャーバイクの人気が非常に高まっています

スーパースポーツは、最新の電子制御や軽量なフレーム、高回転型エンジンを搭載し、サーキット走行やスポーティなライディングを楽しむ人に支持されています。一方、アドベンチャーバイクは快適性や積載性能、悪路走破性を兼ね備え、ロングツーリングを楽しむライダーに最適な選択肢となっています。

スポーツツアラーは、この**スーパースポーツとアドベンチャーの「中間的な存在」**というポジションでした。しかし、最近のバイクはそれぞれのジャンルが特化し進化したことで、「中途半端な立ち位置」に見られがちです。その結果、スーパースポーツほどの走行性能を求めるならリッターSSに、快適な長距離ツーリングならアドベンチャーに、という流れができ、スポーツツアラーをあえて選ぶ理由が薄れてしまいました

後継モデルの不在が市場での評価に影響?

CBR1100XXは2007年に生産終了し、それ以降明確な後継モデルは登場していません。これは、ホンダ自身がスポーツツアラーというジャンルの衰退を見越していた可能性もあります。

例えば、CBR1100XXの後継的なポジションにあったVFR1200Fは、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を採用するなど最新技術を取り入れましたが、市場のニーズと合わず生産終了。一方、ホンダはツアラー市場に対してゴールドウイングのような本格的なツアラーや、アフリカツインのようなアドベンチャーモデルに力を入れるようになりました。

後継モデルが存在しないということは、CBR1100XXを「進化させるべき存在」としてホンダが考えていなかったとも言えます。そのため、年々市場の評価も低下し、結果的に「不人気」と言われるようになったのかもしれません。

CBR1100XXが不人気と言われる背景には、スポーツツアラーというジャンル自体の衰退が関係しています。スーパースポーツやアドベンチャーバイクの人気が高まり、「どっちつかず」と見られたスポーツツアラーが選ばれにくくなったのが一因です。さらに、後継モデルが登場しなかったことで、新しい技術を取り入れたアップデートが行われず、時代遅れと評価されるようになった部分もあります。

しかし、CBR1100XXには今なお唯一無二の魅力があるのも事実。次の章では、その魅力について詳しく見ていきます。

それでもCBR1100XXが今なお愛される理由

CBR1100XXは「不人気」と言われることもありますが、それでも根強いファンがいるのも事実です。特に、高速巡航性能の高さや独自の魅力が評価され、今なお愛され続けています。ここでは、CBR1100XXが持つ唯一無二の魅力に迫っていきます。

高速巡航性能は今でもトップクラス!

CBR1100XXが登場した当時、その最大の武器は圧倒的な高速巡航性能でした。搭載されている1,137ccの直列4気筒エンジンは、スムーズかつパワフルに回り、時速200km超えの領域でも安定した走りを実現。これは、現代のバイクと比べても十分に通用するレベルです。

特に注目すべきは、独自のエアロダイナミクス設計と優れた防風性能。フルカウルの形状は空気抵抗を考慮して作られており、高速走行時でもライダーへの風の影響を最小限に抑えてくれます。そのため、長距離ツーリングでも疲れにくく、快適なライディングが可能です。

さらに、6速ミッションのギア比設定も高速巡航に最適化されており、高回転域でも無理なくパワーを引き出せる仕様になっています。これにより、高速道路でのクルージングやロングツーリングにおいて、CBR1100XXの優位性は今でも十分に感じられます。

ユーザーが語るCBR1100XXの唯一無二の魅力

CBR1100XXを愛するユーザーの多くが、「このバイクにしかない魅力がある」と語っています。その中でも特に挙げられるのが、エンジンのフィーリングと乗り味です。

CBR1100XXの直4エンジンは、低速域でもスムーズでトルクフル、そして高回転まで淀みなく伸びる特性を持っています。この「ジェントルかつパワフル」なエンジン特性は、近年の電子制御満載のスーパースポーツとは違った魅力として、多くのライダーを惹きつけています。

また、「バイクらしい重量感」もCBR1100XXの魅力の一つ。最近の軽量化が進んだバイクとは異なり、車重があることで高速走行時の安定感や直進性が抜群です。これは、長距離ツーリングやワインディングロードを流す際に「落ち着いた走り」ができる要因となっています。

さらに、「今のバイクにはない個性」という点も評価されています。現在のスーパースポーツはどれも電子制御が豊富で、軽量・ハイパワー路線が主流です。しかし、CBR1100XXはアナログな操作感が残っており、ライダー自身がしっかりとバイクを操る感覚を味わえるのが魅力といえます。

CBR1100XXは確かに時代の流れとともに市場での評価が分かれるようになりました。しかし、それでも唯一無二の魅力を持ち続けているバイクであることは間違いありません。

高速巡航性能は今でもトップクラスで、長距離ツーリングに最適
直列4気筒エンジンのスムーズなフィーリングとトルク感
車重による安定感やアナログな操作感が楽しめる

これらの特徴があるからこそ、CBR1100XXは今なお愛され続けているのです。もし、現代のバイクにはない味わいを求めているなら、CBR1100XXは今でも魅力的な選択肢の一つかもしれません。

CBR1100XXは本当にダサいのか?評価が分かれる理由

CBR1100XX、通称「スーパーブラックバード」は、1996年に登場したホンダのフラッグシップスポーツツアラーです。当時は「世界最速のバイク」として話題になり、ツーリング性能とパワーを兼ね備えたモデルとして人気を集めました。

しかし、現在では「ダサい」と言われることもあり、意見が分かれているようです。なぜこのような評価になるのか、詳しく見ていきましょう。

「ダサい」と言われるのはなぜ?デザインの賛否を検証

CBR1100XXが「ダサい」と言われる主な理由には、以下のようなポイントがあります。

  • 丸みを帯びたデザインが古臭く見える
    90年代後半から2000年代初頭のスポーツツアラーは、流線型のデザインが主流でした。そのため、CBR1100XXもカウル全体が丸みを帯びた形状になっています。しかし、現代のバイクデザインはよりシャープでエッジの効いたスタイルが主流。そのため、「ちょっと古臭い」と感じる人もいるようです。
  • カラーリングやエンブレムが地味
    ブラック、シルバー、レッドといったシンプルなカラー展開が多く、派手さは控えめです。また、CBRシリーズの中でも「XX」という表記が独特で、これをダサいと感じる人も一定数いるようです。
  • ツアラー寄りのスタイルがスポーティに見えない
    CBR1100XXはハヤブサやZX-12Rと同じように、長距離ツーリングにも適したポジションや装備が特徴です。そのため、スーパースポーツのようなアグレッシブなスタイルではなく、やや大きくどっしりとした印象があり、「重たそう」「スポーティじゃない」と感じる人もいるかもしれません。

一方で、CBR1100XXのデザインを「美しい」「カッコいい」と評価する人も少なくありません。

  • 流線型のカウルが洗練されている
    空力性能を重視した滑らかなカウルデザインは、今見ても独自の魅力があります。特にブラックカラーは精悍で、高級感のあるデザインとして評価する人もいます。
  • シンプルなスタイルが「大人のバイク」らしい
    最近のバイクはアグレッシブなデザインが多いですが、CBR1100XXの落ち着いたスタイルは「玄人向けの雰囲気がある」と好意的に捉える人もいます。

結局のところ、「ダサい」「カッコいい」は個人の好みによる部分が大きいですが、CBR1100XXのデザインは時代を超えて評価される要素も持っていると言えそうです。

人気が再燃?中古市場での高騰の背景とは

一時期は中古市場でも比較的安価に手に入れることができたCBR1100XXですが、近年では価格が上昇傾向にあります。なぜ今になって再び人気が高まっているのでしょうか?

  • 絶版車としての希少価値が上がっている
    CBR1100XXは2007年に生産終了し、後継モデルとしてVFR1200Fが登場しました。しかし、VFR1200FはDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を採用するなどコンセプトが異なり、CBR1100XXのような「ハイパースポーツツアラー」の系譜を継ぐモデルは登場していません。そうした背景から、希少価値が高まり、中古市場での価格上昇につながっています。
  • 「世界最速バイク」の称号が再評価されている
    CBR1100XXは登場当時、最高速度約290km/hを誇り、「世界最速の市販バイク」として知られていました。その後、ハヤブサやZX-12Rが登場し、最速の座は譲ることになりましたが、当時の「最速バイク」としての歴史的な価値が再評価されつつあります。
  • リッターバイクブームの影響
    近年、大型バイクの人気が再燃しており、リッターバイクの中古市場全体が高騰しています。特に、キャブレター車やシンプルなメンテナンスが可能なモデルは、愛好家の間で需要が高まり、CBR1100XXもその流れに乗っていると言えるでしょう。

CBR1100XXのデザインは、好みが分かれる部分があるものの、独自の魅力を持っています。「ダサい」と言われることもありますが、実際には流線型のカウルデザインや落ち着いたスタイルを評価する声も多く、「玄人好みのバイク」としての位置づけが強まっています。

また、中古市場では絶版車としての希少性や、かつての「世界最速」の称号が再評価され、価格が上昇傾向にあります。今後さらに価値が高まる可能性もあるため、購入を検討している方は早めに動いたほうが良いかもしれません。

CBR1100XXは、時代を超えて愛されるバイクの一つ。単なるスペックやデザインだけでなく、その歴史や独自性を理解することで、より一層魅力を感じられる一台と言えるでしょう。

CBR1100XXの持病とは?オーナーが注意すべきポイント

CBR1100XX(スーパーブラックバード)は、ホンダが誇る名車のひとつですが、長年乗り続ける中で特有のトラブルが発生することがあります。ここでは、オーナーが注意すべき持病と、その対策について詳しく解説していきます。

定番のトラブル事例とその対策方法

CBR1100XXの代表的なトラブルとして、以下のようなものが挙げられます。

① レギュレーターの故障(充電不良)

症状: 走行中にバッテリーが上がる、ライトが暗くなる、エンジンが急に止まる。
原因: レギュレーター(電圧調整装置)が経年劣化し、発電した電気を適切に調整できなくなる。
対策: 純正のレギュレーターは弱点があるため、社外品の強化型レギュレーターに交換すると安心。バッテリーの電圧を定期的にチェックし、13Vを下回るようなら早めの交換を検討しましょう。

② 燃料ポンプの故障

症状: エンジンがかからない、走行中に息つきする。
原因: 燃料ポンプが長年の使用で劣化し、燃料供給が不安定になる。
対策: 純正の燃料ポンプは経年劣化しやすいため、リビルド品(再生品)や新品に交換するのがオススメ。フィルターの目詰まりも影響するので、定期的な点検が重要。

③ フロントフォークのオイル漏れ

症状: フロント周りがフワフワする、ブレーキング時に違和感がある。
原因: オイルシールの劣化によりフォークオイルが漏れ、減衰力が低下。
対策: 走行距離が3万kmを超えたら、一度フォークオイルを交換するのが理想。オイルシールやダストシールも定期的にチェックし、劣化していたら交換しましょう。

④ カムチェーンテンショナーの異音

症状: エンジンからカタカタ、カチカチといった異音がする。
原因: カムチェーンテンショナーが摩耗し、チェーンの張りが弱くなる。
対策: 異音が出始めたら早めに交換するのがベスト。純正品よりも耐久性の高い社外品を選ぶのも良い方法です。

⑤ 水温計の誤作動・オーバーヒート気味になる

症状: 水温計が急に高くなる、ファンが回らない。
原因: ラジエーターやサーモスタットの劣化、冷却水の管理不足。
対策: 冷却水を定期的に交換し、ファンの作動をチェックする。サーモスタットが固着している場合は、新品に交換。

CBR1100XXは非常に丈夫なエンジンを持っていますが、定期的なメンテナンスを怠ると上記のようなトラブルが発生しやすくなります。走行距離が増えてきたら、これらのポイントを意識して点検するようにしましょう。


CBR1100XXは丈夫なバイクですが、年式が古くなってきたことで特有の持病が出やすくなっています。特に、レギュレーターや燃料ポンプといった電装系のトラブルはよくあるため、定期的な点検と早めの対策が大切です。

また、修理・メンテナンス費用は内容によって大きく異なりますが、専門店に依頼すれば安心感が得られる反面、コストもかかります。できる範囲でDIYを取り入れることで、賢く維持していくことができるでしょう。

CBR1100XXの持病をしっかり把握し、適切なメンテナンスを行うことで、長く快適に乗り続けることができます。絶版車だからこそ、しっかり手をかけて楽しみたい一台ですね。

CBR1100XXの維持費は高い?年間コストをシミュレーション

CBR1100XX(スーパーブラックバード)は、ホンダが誇るスポーツツアラーとして高い人気を誇るモデルですが、「維持費が高いのでは?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は、燃費や消耗品、保険料、整備費用など、年間コストの目安を詳しく解説します。

燃費・消耗品・保険料のリアルなコスト

CBR1100XXを維持する上で、主にかかる費用を項目別に見ていきましょう。

① 燃費とガソリン代

CBR1100XXの実燃費はリッター12~18kmほど。
ツーリング主体なら15km/L前後、高速道路を一定速度で巡航すれば18km/L近くまで伸びることもありますが、市街地では12km/L程度になることが多いです。

年間走行距離を5,000km、レギュラーガソリン(1L=170円)で計算すると…

  • 燃費15km/Lの場合:5,000 ÷ 15 × 170 = 約56,700円
  • 燃費12km/Lの場合:5,000 ÷ 12 × 170 = 約70,800円

ガソリン代は年間約6万~7万円程度を見ておくと良いでしょう。

② タイヤ交換費用

CBR1100XXはリッターバイクのため、タイヤの消耗も早め。
リアタイヤは約8,000~12,000km、フロントタイヤは12,000~15,000kmほどで交換時期が来ます。

交換費用(前後セット)は以下のような目安です。

  • 一般的なツーリングタイヤ(ミシュラン・ロード6など):5万~6万円
  • スポーツタイヤ(ブリヂストン S22など):7万~8万円

年間1回交換すると仮定すると、タイヤ代は約5万~8万円ほどかかります。

③ オイル・フィルター交換

エンジンオイルは3,000~5,000kmごとの交換が推奨されています。
CBR1100XXのオイル量は約3.8Lで、交換時の費用はオイルのみで5,000~10,000円程度。オイルフィルター交換も合わせると、年間1.5万~2万円は見ておいた方がいいでしょう。

④ チェーン・スプロケット交換

走行20,000~30,000kmごとに交換が必要になります。
交換費用はセットで4万~6万円程度。2~3年に1回交換すると考えると、年間2万円ほどの負担になります。

⑤ 自動車税・保険料
  • 自動車税(1,000cc超えのバイク):6,000円/年
  • 任意保険(全年齢対象、車両保険なし):3万~5万円/年
  • 車検費用(2年ごと):約5万~7万円(年間3~3.5万円換算)
⑥ その他消耗品(ブレーキパッド・バッテリーなど)
  • ブレーキパッド:前後交換で2万~3万円(年間1.5万円ほど)
  • バッテリー:3年ごとに交換(年間5,000円換算)
年間維持費の合計(目安)
項目年間費用(概算)
ガソリン代6万~7万円
タイヤ交換5万~8万円
オイル・フィルター交換1.5万~2万円
チェーン・スプロケット2万円
自動車税6,000円
任意保険3万~5万円
車検費用(年割)3万~3.5万円
ブレーキパッド・バッテリー2万円
合計22万~30万円程度

走行距離や乗り方によりますが、年間20~30万円程度の維持費を見ておけば、大きな出費があっても安心でしょう。


専門店での点検・整備費用は高いのか?

CBR1100XXは絶版車のため、専門店でのメンテナンスを検討する人も多いですが、「工賃が高いのでは?」と気になるところですよね。

定期点検の費用
  • 法定12か月点検:1万~2万円
  • 24か月点検(車検時の整備):3万~5万円
主要な整備・修理の費用目安
整備項目費用(工賃込み)
レギュレーター交換1.5万~3万円
燃料ポンプ交換2.5万~5万円
フロントフォークオーバーホール4万~6万円
カムチェーンテンショナー交換2万~3.5万円
冷却系メンテナンス(ラジエーター洗浄・冷却水交換)1万~2万円
専門店に頼むべきか?

専門店のメリット

  • CBR1100XXに詳しいメカニックが対応するので安心感がある。
  • 純正部品の代替品やリビルドパーツの提案が可能。
  • 特有の持病(レギュレーター、燃料ポンプ、カムチェーンテンショナーなど)を熟知しているため、予防整備がしやすい。

デメリット

  • 一般のバイクショップに比べて工賃がやや高め。
  • 部品の取り寄せに時間がかかることがある。

「絶対に失敗したくない修理」「古くなったパーツの適切な交換時期を相談したい」といった場合は、専門店を利用するのが安心です。ただし、消耗品の交換などは自分でやるか、一般のバイクショップに依頼した方がコストを抑えられることもあります。


CBR1100XXの年間維持費はおおよそ20万~30万円。これは大型バイクとしては一般的な範囲ですが、タイヤや消耗品の費用がかさむため、年間の走行距離が多い人ほど負担は増えるでしょう。

また、専門店での点検・整備は高めですが、CBR1100XX特有のトラブルに詳しいというメリットもあります。修理内容によっては一般のバイクショップやDIYで費用を抑えるのもアリです。

「維持費はかかるけど、それ以上の魅力がある!」
CBR1100XXは、しっかり手をかけてあげることで長く楽しめるバイク。コストを把握し、賢くメンテナンスしながら乗り続けましょう!

新車価格と中古価格の推移!なぜCBR1100XXは今、高騰しているのか?

CBR1100XX(スーパーブラックバード)は、1996年に登場し、当時の最高速マシンとして話題を集めました。しかし、現在は生産終了から長い年月が経ち、中古車市場での価格が上昇傾向にあります。では、なぜCBR1100XXは高騰しているのでしょうか? まずは新車時の価格と、当時のライバル車との比較から振り返ってみましょう。


新車時の販売価格と当時のライバル車比較

CBR1100XXが登場した1996年は、バイクのハイパワー競争が激化していた時代でした。最高速300km/hに迫るパフォーマンスを誇り、ホンダが「世界最速」を目指して送り出したモデルです。

当時の新車価格(発売時)
  • 1996年モデル:128.8万円(税込)
  • 2001年以降(インジェクションモデル):140万円前後

当時のリッタークラスのスポーツツアラーと比較すると、CBR1100XXの価格設定は決して高すぎるわけではなく、むしろコストパフォーマンスが良いモデルでした。

当時のライバル車との比較
車種新車価格(1996年時点)特徴
CBR1100XX128.8万円最高速300km/hを狙ったスポーツツアラー
カワサキ ZX-11(ZZR1100)約140万円当時の最高速マシン、ツアラー寄り
スズキ GSX1300R ハヤブサ(1999年登場)約145万円最高速300km/h超え、空力デザイン
ヤマハ FJR1300(2001年登場)約150万円ツアラー性能重視の大型スポーツ

ZX-11(ZZR1100)がライバルとして意識されていましたが、CBR1100XXの登場により、その「最速」の座が揺らぎました。とはいえ、わずか3年後にはスズキ・ハヤブサが登場し、再び最速マシンの座を奪われることに。しかし、CBR1100XXは単なる最高速マシンではなく、ツアラーとしての完成度の高さや扱いやすさが評価され、一定の人気を維持しました。


現在の中古市場の価格動向と今後の予測

生産終了から20年以上が経ったCBR1100XXですが、ここ数年で中古車価格が上昇傾向にあります。

現在の中古市場価格(2024年時点)

現在の中古相場は以下のようになっています。

年式走行距離価格相場
1996~1999年式(キャブモデル)2万~5万km80万~130万円
2000~2003年式(FIモデル)1万~3万km100万~160万円
低走行・フルノーマル車1万km以下150万~200万円超え

当時の新車価格(128.8万~140万円)を超える個体も出てきているのが現状です。特に、インジェクションモデル(FI車)は状態の良いものが少なくなっており、高値で取引されています。

価格が高騰している理由
  1. 絶版車の希少価値
    → CBR1100XXは2003年に生産終了し、新車が手に入らないため、中古市場での価値が高まっています。
  2. ツアラーとしての実力の高さ
    → エンジンの耐久性や快適な乗り心地から、今でもロングツーリングに最適なバイクとして評価されている。
  3. 空冷リッタークラスの人気上昇
    → 排ガス規制の影響で、新型バイクは電子制御満載のモデルが増加。アナログな乗り味を求める層にとって、CBR1100XXのようなシンプルな大型ツアラーが魅力的に映る。
  4. スーパースポーツ系バイクの値上がり傾向
    → 近年、大型バイク全般の中古相場が上昇しており、リッタークラスのスポーツツアラーもその流れに乗っている。
今後の価格予測

CBR1100XXの中古価格は、今後も上昇する可能性が高いと考えられます。特に低走行のフルノーマル車は、今後もプレミア価格になりやすいでしょう。

ただし、

  • 走行距離が多い車両(5万km以上)は価格が抑えられやすい。
  • カスタム車はノーマル車よりも値段が落ちる傾向がある。
  • 2025年以降にクラシックバイクとしての価値がさらに高まる可能性も。

このような要素もあるため、購入を検討しているなら早めに動いた方が良いかもしれません


CBR1100XXの新車価格は128.8万円(1996年発売時)でしたが、現在の中古市場では100万円を超える価格帯が一般的になっています。特に低走行・フルノーマル車は200万円近くになることもあり、今後もプレミア化が進む可能性があります。

「買うなら今のうち」と言われるバイクですが、高騰が続くと維持費の面でもコストがかかることを考慮する必要があります。中古市場の動向を注視しながら、自分に合った一台を見つけてください!

まとめ

  • CBR1100XXが不人気と言われる理由
    • 当時のライバル「隼」が登場し、スペック的な優位性を奪われた
    • 価格が高めで、維持費もかかるためコスト面でのハードルが高い
  • 重量がネック?取り回しと街乗りでの不便さ
    • 約250kgの車重があり、特に押し引きやUターンが大変
    • 低速域では扱いにくく、足つきの悪さも相まって初心者には厳しい
  • CBR1100XXの設計が時代に合わなくなった?
    • キャブ仕様のため燃費があまり良くなく、現代の燃料噴射式と比べるとデメリット
    • 最新の電子制御がなく、ABSやトラクションコントロールが当たり前の時代には古く感じられる
  • スポーツツアラーというジャンルの衰退
    • スーパースポーツやアドベンチャーバイクの人気が上昇し、スポーツツアラーの需要が低下
    • 後継モデルが登場しなかったことで、市場での存在感が薄れてしまった
  • それでもCBR1100XXが今なお愛される理由
    • 高速巡航性能が今でもトップクラスで、長距離ツーリングには最適
    • 直列4気筒エンジンのスムーズな回転フィールや、アナログな操作感が唯一無二の魅力

CBR1100XXは確かに時代の流れとともに評価が分かれるようになりましたが、ツアラーとしての完成度の高さや独特のフィーリングを求めるライダーにとっては、今でも魅力的なバイクと言えます。

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