
「バイク アンダーミラー ダサい」で辿り着いたあなたへ。結論から言うと、車種のキャラクター×ハンドル周りの造形×取り付け数値が噛み合えば“ダサい”は回避できます。逆に、鏡径の過大/過小・ステム長のミスマッチ・角度のつけ過ぎが重なると、一気に浮いて見えます。
本記事では、60秒で判断できる適合フローと、Z900RS/レブル250/XSR900/CB400SFなどのOK/NG実例、さらに数値の目安(鏡径φ80–100mm/ステム長80–120mm/角度20–30°)まで具体化。保安基準・車検での見落としや、雨夜・高速での視認性を落とさない調整術、失敗しない**パーツ選び(材質・価格帯・ブランド)**も網羅します。
先に最短回答:
- スタイルに合う小径×ショート寄りでまとめる(造形・色・素材を統一)
- 肩外に視野が抜ける角度を守る(20–30°を基準に微調整)
- ガタなし固定&視界確保で法適合と安全を両立
「写真チェック→判定フロー→5分の再調整」で、“ダサい”を“渋い”へ。今のセットアップがベストか、ここで確かめましょう。
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結論|バイク アンダーミラー ダサい?最短回答と前提(街乗り・高速・車検)
結論3行:誰に・どの車種に・どんな付け方なら“ダサくない”
- 誰に:ハンドル周りをシンプルにまとめたい人、クラシック系やクルーザー乗り。見た目>ワイド視界の優先度なら相性◎。
- どの車種に:Z900RS/CB400SF/レブル250/500/空冷〜ネオレトロ/一部クルーザーは調和しやすい。フルカウルSSはバーエンドの方が無難。
- どんな付け方:**小径(φ80–100mm)×ショート〜ミドルステム(80–120mm)×角度20–30°**で“肩外に視界が抜ける”位置へ。左右高さを揃え、色と素材を統一すると一気に野暮ったさが消えます。
読者タイプ別の答え:ネイキッド/クルーザー/SS/スクランブラー
- ネイキッド(例:Z900RS/CB400SF)
アンダーでも“純正風”にまとまりやすい。小径×ショートステム+丸目ライトとの造形統一が鍵。 - クルーザー(例:レブル250/500)
ロー&ロングのポジションならミドル〜ロングステムで肩越し死角を消せば実用性◎。ブラックアウトで質感統一。 - SS(フルカウル)
カウルと線が喧嘩しやすい。バーエンドミラーの方が空力ラインと合い、視界も確保しやすい。どうしても付けるなら極小径×極短ステムで。 - スクランブラー/ストリートトラッカー
ハイポジションの幅広バーならバーエンド優位。アンダーにする場合は干渉と振動に注意し、軽量ミラーを選ぶ。
本記事の使い方:写真チェック→判定フロー→セッティング
- 写真チェック(横から1枚・ハンドル周りアップ1枚)
- ライト~ミラー~タンクの“線”が揃っているか、左右高さは一致しているかを確認。
- 判定フロー(60秒)
- ①車種の世界観に合うか → ②鏡径φ80–100mm内か → ③ステム80–120mmで肩外が見えるか → ④角度20–30°で視線移動が短いか。
- セッティング
- 中央→肩外→車線後方の順で鏡面を合わせ、フルロック時の干渉とガタ無し固定を再確認。
- 街乗りは死角最小化を優先、高速はブレ対策(増し締め・軽量化)、車検は視野確保・固定確実・突起/干渉なしを押さえる。
似合う/似合わない判定フロー(60秒)
スタイル別適合表:Z900RS/CB400SF/レブル250/XSR900/MT-07
車種/系統 | 似合う度 | 推奨鏡径 | 推奨ステム長 | 相性の理由 | 注意点 |
---|---|---|---|---|---|
Z900RS(ネオクラ) | ◎ | φ80–90mm | 80–100mm | 丸目×水平基調で“純正風”に収まる | クローム/ブラックの統一感必須 |
CB400SF(ネイキッド) | ◎ | φ80–100mm | 90–110mm | ハンドル周りがシンプルで調和 | 左右高さと**角度20–30°**を厳守 |
レブル250/500(クルーザー) | ○ | φ90–100mm | 100–120mm | 低いポジションでも肩外視界を確保しやすい | ローダウン車はロング寄りで死角回避 |
XSR900(スポーツネオレトロ) | △ | φ80–90mm | 80–100mm | いけるがバーエンドの方が線が揃う | ハンドル幅広め→干渉/振動に注意 |
MT-07(ストファイ) | △ | φ80–90mm | 80–90mm | シャープな造形で下向きが目立ちやすい | 極小径×短ステムが前提/BE優位 |
60秒フロー
- 車種がネオクラ/クルーザーなら前向き、SS/ストファイは慎重。
- 鏡径がφ80–100mm内か確認。
- ステムが80–120mmに収まるか(肩外が映る位置)。
- 角度は**20–30°**で固定、左右の高さ・角度を一致。
身長別・視線移動距離の目安:165/170/175cmでの見え方
- 165cm:視線だけだと下方向がやや遠い。ステム+10mm、または鏡径90–100mmで余裕を作る。
- 170cm:ノーマル基準。80–100mmステムで視線移動のみで確認しやすい。
- 175cm:下方が近く感じやすい。**短ステム(80–90mm)×小径(φ80–90mm)**で“下がり過ぎ感”を回避。
セルフチェック(10秒)
- 走行姿勢で目線だけで後方が抜ける → 合格。
- 顎を強く引く/首を下げる動作が必要 → ステム延長または角度再調整。
ハンドル形状・幅・カウル有無での即判断
- アップハンドル/幅広(≈750–800mm):肩外が見えやすくアンダー適性○。
- セパハン/ローポジ:下方すぎて視線移動が増える→バーエンド優位。
- カウル有り(SS/ハーフ):干渉・ブレのリスク増。極小径+極短ステムで回避、もしくはBEへ。
- バーエンド荷重が強い車体:アンダーは振動を拾いやすい→軽量ミラー+確実固定で対策。
「ダサい」と言われる理由TOP5と回避策
鏡径が大きすぎ/小さすぎ:φ80–100mmの最適解
- 起きがちな失敗:
- 大径(φ110mm以上)は主張が強すぎ、ライトやメーターとのスケール不一致で浮く。
- **小径(φ70mm以下)**は“レーシー”に寄りすぎ、実用視野が不足して安全面でもマイナス。
- 最適ゾーン:φ80–100mm。丸目ライト車はφ80–90mm、角目/ストファイはφ85–95mmが馴染みやすい。
- 即改善:紙円を切って仮当て→写真で全体比率を確認。迷ったら一段小さい径にして枠を細く(スリムベゼル)する。
ステム長の不一致:80–120mm基準と“出し過ぎ”防止
- 失敗のパターン:
- 短すぎ(<80mm)→肩や腕しか映らず**実用×見た目×**どちらも損。
- 長すぎ(>120mm)→“足が生えた”ように見えて間延び、段差でブレやすい。
- 基準:80–120mmを中心に、
- ネイキッド/丸目=80–100mm、
- クルーザー(ローダウン含む)=100–120mm。
- 即改善:ステムを5–10mm刻みで詰める/延ばす。ワッシャー/スペーサーで微調整 → **肩外に“道路が抜ける”**位置で固定。
角度20–30°下げ過ぎ問題:法線合わせで線を揃える
- 見た目が崩れる理由:角度を付けすぎると**“垂れ下がり感”が強調。ライト・ハンドル・メーターの水平ライン**とケンカします。
- 角度の目安:**ハンドル水平に対して20–30°**の下向き。
- 法線合わせ(ライン合わせ)のコツ:
- バイクを水平に立て、ライト下端~タンク上面の基準線を目視。
- ミラーハウジングの中心法線がその基準線と平行になるよう微調整。
- 左右の角度・ハイトを完全一致(定規やスマホ角度計が便利)。
左右非対称&ネジ径ミス:M10/M8・逆ネジ(ヤマハ一部)
- よくある落とし穴:
- 片側だけ高さ/角度/出代が違う → 一気に素人感。
- ネジ径(M10/P1.25 or M8)や逆ネジ(※一部ヤマハ車の右側など)を誤るとアダプタ継ぎ足しで造形が崩れる。
- 対策:
- 取付前に車種のネジ規格を必ず確認(左右で仕様が異なる場合あり)。
- どうしてもアダプタが必要なら短小タイプ+同色で“継ぎ目”を目立たせない。
- 締付は左右→前後→再左右の順で対称出し。
造形の不統一:バーエンド×アンダー混在の違和感
- 違和感の正体:同じ“後写鏡”でも造形言語が違うため、バーエンド片側+アンダー片側のような混在はちぐはぐ感が出やすい。
- 統一のルール:
- 形状(丸/楕円/角)、ベゼル厚、表面処理(マット/グロス/クローム)を同一か近似に。
- ハンドル周りの黒×シルバー配分に合わせ、ミラーも同比率で揃える。
- ウインカー/マスター/レバーのエッジ感とミラーの面構成を合わせると上級者感。
チェックリスト(30秒)
- 鏡径:φ80–100mmに収まっている
- ステム:80–120mmで肩外に道路が映る
- 角度:20–30°/左右角度・高さ一致
- ネジ:M10/M8・逆ネジの有無を把握/アダプタは短小+同色
- 造形:形状・色・質感がハンドル周りと統一
合法?違法?|保安基準と車検の考え方
後写鏡の視野確保ポイント(凸面鏡・角度固定・ガタ防止)
- 視野の抜け:運転姿勢で肩外に後方車線が映ること。自分の肩・肘が面積の半分以上を占めるなら調整不足です。
- 角度固定:手で軽く触れて動かない硬さが目安。走行風で角度が変わる個体は締付再調整+ネジロックを。
- ガタ防止:ミラーボスとステーの当たり面を綺麗にし、座金→スプリングワッシャ→ナットの順で確実に。
- 凸面鏡の利点:同じ鏡径でも視野が広く、アンダー位置でも肩外が抜けやすい。歪みが少ない製品を選ぶと車距離感が掴みやすい。
- 左右対称:高さ・角度・出代の3点を厳密に一致。**20–30°**の下げ角を基準に左右を合わせると、見た目(ダサい対策)×安全を両立できます。
バーエンドミラーとの違いと通しやすい取り付け位置
- バーエンド
- 長所:ラインが揃いやすい/視野が広い(外側に出るため)。
- 短所:全幅が増える/接触リスク(すり抜け・駐輪)。
- アンダーミラー
- 長所:全幅が増えにくい/クラシックやクルーザーに馴染む。
- 短所:下方視線で疲れやすい/干渉・ブレに注意。
- 通しやすい位置のコツ
- グリップ外端から1–2指分外にボスを設定(肩で視野が欠けない)。
- 鏡径φ80–100mm×ステム80–120mmで、肩外→道路→後続車が一望できる角度に。
- ハンドルより内側に収まる位置に置くと、転倒時や通行時の突起・接触の懸念を減らせます。
不合格あるある:カウル干渉/固定不良/視野不足の対処
- フルロックでカウル・タンクに接触
- 対処:角度を1–2°起こす/ステムを5–10mm短縮/取付位置を外側に1コマ移動。ストッパ調整は慎重に。
- 固定不良(手で動く/走行で下がる)
- 対処:座面清掃→座金・ばね座金→規定トルク(目安10–12N·m)。ネジ山が甘い場合はタップ清掃orボス交換。
- 視野不足(自分の腕ばかり映る)
- 対処:ロング寄りステム(+10mm)か凸面鏡へ。角度は20–30°を守りつつ左右対称に。
- 先端の“尖り”や保護不足
- 対処:端部キャップや丸面形状のものを選ぶ。エッジが鋭い社外品は保護パーツで丸める。
- 片側のみ視野OK
- 対処:ライディング姿勢で再セット。必ず中央→肩外→後方の順で合わせ、左右差を消す。
点検前チェック(30秒)
- フルロック左右で干渉なし/角度が動かない
- 座って目線だけで肩外に後方車線が見える
- 左右の高さ・角度・出代が一致
- 端部が丸く保護され、突起が目立たない
迷ったら、凸面小径(φ80–90mm)×ミドルステム(90–110mm)×角度20–30°を“基準形”に。
そこから+/−5–10mmと**±2–3°**で微調整すると、車検適合・安全・見た目の三立がしやすくなります。
実例で学ぶOK/NGコーデ(車種別)
Z900RS:ショートステム×小径でクラシックに◎
OK例(鉄板)
- 鏡径:φ80–90mm(丸)
- ステム長:80–100mm
- 角度:22–25°/左右完全対称
- 仕上げ:ブラックアウト or クロームを車体の加飾に合わせて統一
- ポイント:ライト~メーター~ミラーの円形モチーフをそろえると“純正風”に
NG例(野暮ったく見える)
- φ100mm超+120mm超のロングで間延び
- 片側だけ出代が違う/ベゼル厚みが太すぎ
- ブラック主体の車体に鏡面クロームのみで浮く
ひと言:クラシック寄せなら薄ベゼルのφ85前後が最も“ダサくない”安全圏。
レブル250/500:ローダウン車はロングステムで肩越し死角回避
OK例(実用優先)
- 鏡径:φ90–100mm(凸面推奨)
- ステム長:100–120mm(ローダウン車は+5〜10mm)
- 角度:20–30°で肩外に後方車線が抜ける位置
- 仕上げ:マットブラック+小ぶりラウンドで統一
- ポイント:低い着座で腕が映りやすい→ロング寄りステムで視野を外側へ
NG例
- 短ステム(<90mm)で肘しか映らない
- エイプ/ドラッグバー換装後に角度だけで解決しようとする(出代不足)
ひと言:見た目キープならφ90+110mm付近が“映える×見える”のバランス。
XSR900/MT-07:バーエンドの方が調和しやすい理由
傾向
- シャープな面構成&幅広めバーで下向きミラーが目立ちやすい。
- 造形の“線”が外へ伸びるバーエンドミラー(BE)だと視野も広く見た目の流れも自然。
アンダーで攻めるなら(最小構成)
- 鏡径:φ80–85mm
- ステム長:80–90mm(極短)
- 角度:18–22°(垂れ下がり感を抑える)
- 仕上げ:マットブラック×薄ベゼル
- ポイント:干渉チェック(フルロック/段差)と振動対策(軽量ミラー+確実固定)
ひと言:迷ったらBE優先。アンダーは**“極小×極短×薄”**で“ダサい”を回避。
CB400SF:純正ミラーホール活用で“純正風アンダー”
OK例(純正風)
- 鏡径:φ80–100mm(丸 or 楕円小)
- ステム長:90–110mm
- 角度:20–25°
- 取付:純正ミラーホール+下向きアダプタで継ぎ目を短く・同色に
- ポイント:左右の高さ・角度一致+ベゼルの薄さで“やり過ぎ感”を消す
NG例
- ロングアダプタ多段でジョイントが目立つ
- 角形ミラー+丸目ライトでモチーフ不一致
ひと言:写真映えは薄ベゼル+小径ラウンド。ベーシックこそ端正に。
Harley Sportster S:低ハンドル×小径ミラーの成功例
OK例(タイトにキメる)
- 鏡径:φ80–90mm(凸面)
- ステム長:80–90mm
- 角度:20–25°
- 仕上げ:ブラック(パーツの黒比率に合わせる)
- ポイント:低ハンドル×短ステムでマッシブなタンク形状と線を揃える/耐振性の高い製品を
NG例
- ロングステムで下半身が細長く見える
- クローム強めでブラック主体の車体に浮く
ひと言:短・小・黒が基本。凸面で視野を確保しつつダサさ回避。
共通の“写真で即わかる”チェック
- 横から:ライト→ミラー→タンクの基準線が平行
- 前から:左右の高さ・出代・角度が鏡面線で一致
- 跨って:目線だけで肩外に後方車線が見える
取り付け・調整の正解
必要工具と締付トルク目安:六角3/4/5mm・10–12N·m
- 用意するもの
- 六角レンチ:3/4/5mm(製品により2.5/6mmも)
- スパナ/メガネ:10/12/14mm(ミラーボス・ロックナット用)
- トルクレンチ(小トルク域):10–12N·m付近が扱えるタイプ
- ネジロック中強度(青)/スプリングワッシャ/薄ワッシャ
- 脱脂剤(パーツクリーナー)・ウエス・スマホ角度計
- 下準備(5分)
- 取付座面(ボス・ステー)を脱脂・清掃
- ネジ山を点検(M10×P1.25が主流、M8や**逆ネジ(ヤマハ右RH)**に注意)
- 必要なら薄ワッシャで座りを改善、ネジロック(青)を少量
- 締付トルクの目安
- ロックナット/クランプ:10–12N·m(一般的な後写鏡の範囲)
- ※製品/車種の指定値が最優先。不明な場合は10N·mから締め、角度調整→再増しの順で。
- 左右対称のコツ
- 先に仮締めで左右を同じ出代に揃える → 角度を合わせる → 本締め。
- 最後に手で軽く押して動かなければOK。動くなら1/8回転ずつ増し締め。
視認性UPの3ステップ:鏡面中央→肩外→車線後方の順で合わせる
- 鏡面中央合わせ(座った姿勢)
- ミラーの中心法線がライダーの肩外~肘外に向くよう、**20–30°**の下げ角で仮決め。
- 肩外クリア
- 鏡面の内側1/3に自分の肩がかすかに入る程度がベスト。肩が多い=ステム不足 or 角度過多。
- 車線後方の抜け確認
- 背中を丸めず目線だけで、隣車線の後方が映るかを確認。
- 高速主体ならやや外振り、街乗り主体なら死角最小を優先。
- 仕上げ:左右の高さ・出代・角度をスマホ角度計で一致。段差走行→再確認で下がりをチェック。
干渉チェック:フルロック/段差/駐輪時の当たり確認
- フルロック干渉
- 左右にフルロック→カウル/タンク/メーターに当たらないか。
- 当たる場合:ステムを5–10mm短縮 or 角度を2–3°起こす or 取付位置を外側へ1コマ移動。
- 段差・振動
- 段差通過後に角度が落ちる=締付不足または重すぎ。軽量ミラー+座面見直し。
- 駐輪時の当たり
- ハンドル周りや壁に先端が触れない位置へ。端部キャップや丸面形状で突起リスクを軽減。
- 最終チェック(30秒)
- 目線だけで肩外→後方車線が見える
- 左右対称は完璧(高さ/角度/出代)
- 手で押しても動かない硬さ、走行後も角度維持
- 干渉ゼロ(フルロック/段差/駐輪)
迷ったら、**小径(φ80–90mm)×ミドルステム(90–110mm)×20–30°を“基準形”。
ここから±5–10mm/±2–3°**で詰めると、見た目×視認性×法適合のバランスを崩しにくいです。
走行シーン別の評価
都市部すり抜け:幅取り・接触リスクと回避テク
- 全幅を増やしにくいのがアンダーミラーの強み。 ただし“下に張り出す”ため、タクシーのドアミラー・ワゴンの角と高さが重なりやすい点に注意。
- 幅取りのコツ:
- ミラー先端がグリップ外端から外へ出過ぎない位置に調整(出代=バー端±0〜+10mm)。
- すり抜け直前に軽くブレーキ→後写鏡確認で“動く車線”を先読み。
- 接触リスク低減:
- **角度22–25°**に抑えると先端が下がり過ぎず、縁石・バンパー接触を回避しやすい。
- 都市部は**短〜中ステム(80–100mm)**が無難。
- 見た目(ダサい対策):
- 片側だけ角度が起きていると左右差が強調されて野暮ったい印象に。信号待ちで左右同角度に微修正を習慣化。
高速道路:走行風・振動・ブレ対策(ステー補強)
- 症状:100km/h前後から像が二重・ブレ。要因は重量×ステム長×締付不足。
- 対策:
- 軽量ミラー(樹脂 or 中空アルミ)+**ショート寄り(80–90mm)**に変更。
- 座金→スプリングワッシャ→ナットの順で10–12N·mへ。増し締めは1/8回転ずつ。
- それでもブレる場合は、ステー根元の当たり面を研磨・脱脂して座り改善。
- 風切り音/疲労:
- 角度を20°付近に寄せると風の受け面が減り、像の安定に寄与。
- 見た目:
- 長距離は薄ベゼルの小径(φ80–90)が風の影響を受けにくく、“垂れ”が出ないので写真映えも◎。
雨夜・逆光:水滴・グレア対策(親水コート/視線短縮)
- 雨夜の課題:水滴でテールランプが拡散し、車間誤認しやすい。
- 対策:
- 鏡面に親水コート or 超撥水を施工(定期メンテ)。
- 凸面鏡+小径でも視野を確保できるよう角度を2–3°起こす(雨夜限定セッティング)。
- 逆光/夕暮れ:
- グレア軽減のため鏡面をわずかに外振り。肩外→車線→路肩の順に暗部を入れて眩しさを逃がす。
- 視線短縮の工夫:
- 都市雨天は**ミドルステム(90–110mm)**で視線を短く、首を下げずに目線だけで確認できる位置へ。
- 見た目:
- 水滴が残るとくすんで見え“ダサい”印象に。帰宅後は中性洗剤→水→マイクロファイバーで拭き上げ、コート再施工までをルーティン化。
パーツ選びガイド2025
鏡径・ステム長・材質(アルミ/ステン/ABS)の違い
- 鏡径(視認性×見た目)
- φ80–90mm:ネオクラ/スポーツに最適。“ダサい”回避の安全圏。
- φ90–100mm:クルーザーやローダウン車で肩外の死角を減らす用途に。
- φ<80mm:ミニマルで映えるが実用視野が減るため中上級者向け。
- ステム長(ブレ×死角)
- 80–90mm:街乗り・高速ともバランス良好。ブレに強い。
- 90–110mm:レブル系や肩映りが気になる人に。視線移動を短縮。
- 110–120mm:ローダウンや幅狭ハンドルで肩越し死角回避を狙うとき。
- 迷ったら90–110mmから微調整(±5–10mm)。
- 材質(重量×質感×耐久)
- アルミ:軽量で振動に強く、削り出しは質感◎。黒アルマイトが定番。
- ステンレス:剛性・耐食性◎、ただし重さでブレやすい個体も。クラシック質感に最適。
- ABS樹脂:最軽量×コスパ。外装の面に馴染みやすいが耐傷性は製品差が大きい。
- 表面処理・色
- マットブラック:現行車の電装・ハンドル周りと統一しやすい。
- クローム:Z900RS/クラシックで映える。黒主体の車体は小面積に抑えると浮かない。
- 光学・規格オプション
- 凸面鏡:視野が広く、アンダー位置でも肩外が抜けやすい。
- ブルーミラー:夜間の防眩に有効(色味は好みと車体テーマで)。
- ネジ規格・アダプタ
- 代表規格はM10×P1.25、一部M8、**逆ネジ(ヤマハ右RHなど)**あり。
- アダプタを使うなら短小・同色で継ぎ目を目立たせない。
価格帯別おすすめ:¥2,000〜¥25,000のレンジ
- ¥2,000〜¥4,999(入門・ABS/軽量)
- まずは鏡径φ80–90×ステム80–100mmのベーシック形状で似合うか検証。
- 個体差が出やすいので**締付パーツ(座金・ばね座金)**は別途用意すると安心。
- ¥5,000〜¥12,999(定番・アルミ主体)
- 見た目×実用の最良帯。削り出しアルミ+薄ベゼルで“垂れ”感が出にくい。
- 凸面鏡採用モデルを選ぶとアンダーでも視野が確保しやすい。
- ¥13,000〜¥25,000(上級・削り出し/ブランド品)
- 軽量×高剛性×表面仕上げが綺麗。高速の像ブレが少なく、写真映えも段違い。
- クラシック志向はクローム/手磨き系、スポーツ志向はマット/サンドブラスト系が鉄板。
クイック診断
- まずは中価格帯で“似合う形と数値”を確定 → こだわり派は上位グレードで質感アップ。
- 都市部中心:軽量×ショート寄り/ツーリング中心:凸面×ミドルが扱いやすい。
ブランド例:ナポレオン/デイトナ/CRG/HIGHSIDER/Halcyon/POSH
- ナポレオン(TANAX)
- 日本の定番。視野設計が優秀で車検を意識した作り。コスパ良好、初導入に最適。
- デイトナ(DAYTONA)
- 幅広いラインアップ+造形のまとまりが良い。薄ベゼル×ブラックで現代車に馴染む。
- CRG
- CNC削り出し×軽量。ハイスピード域の像安定に強い。スポーツ寄りのミニマル造形が魅力。
- HIGHSIDER
- ヨーロッパ調のシャープなデザイン。Eマーク準拠モデルもあり、仕上げの質感が高い。
- Halcyon
- 英国クラシックの王道。クロームの深みとレトロな金具がZ系/英車風カスタムに刺さる。
- POSH(ポッシュフェイス)
- 国産アルミ削り出しの精度とフィッティングが魅力。ブラックアルマイトの発色も上質。
ブランドの選び方の目安
- ネオクラ/Z900RS/CB400SF:ナポレオン/デイトナ/POSH/Halcyon
- クルーザー(レブル):デイトナ/POSH(ブラック主体)、質感重視ならHalcyon
- XSR900/MT-07:走行重視でCRG/HIGHSIDER、見た目バランスならデイトナ/POSH
迷ったら:凸面小径(φ80–90)×アルミ削り出し×マットブラックを基本に、
ステム90–110mmから±5–10mmでフィッティングすると失敗が少ないです。
よくある質問
「アンダーミラー ダサい 似合う車種」の答え
- 相性◎:Z900RS/CB400SF/レブル250/500(丸目・ネオクラ/クルーザー)
→ 小径φ80–90mm×ショート〜ミドルステム80–110mmで“純正風”に収まりやすい。 - 相性△:XSR900/MT-07(ストファイ寄り)
→ いけるがバーエンドミラーの方が“線”が揃いがち。やるなら極小径×極短。 - 相性×に近い:フルカウルSS
→ カウルラインと喧嘩しやすい。BE優位、アンダーならφ80–85mm×80–90mmで最小構成に。
「アンダーミラー 違法? 車検」の基準まとめ
- 重要なのは視野確保・角度固定・突起配慮。
- 視野:運転姿勢で肩外に後方車線が映ること(腕が大半なら位置/角度を再調整)。
- 固定:手で触れて動かない硬さ(目安10–12N·m)。走行風で下がるなら増し締め+ネジロック。
- 突起/干渉:端部が丸いもの、フルロックでカウル/タンクに接触なし。
- よくある不合格:視野不足/固定不良/カウル干渉。→ **凸面小径×角度20–30°**に整えれば通しやすい。
「バーエンドミラー との違い」と選び方
- BEの長所:外側に出るぶん視野広い・シャープな見た目。短所は全幅増と接触リスク。
- アンダーの長所:全幅を増やしにくい・クラシック/クルーザーに馴染む。短所は下方視線で疲れやすい。
- 選び方:
- ネオクラ/クルーザー=アンダー優位(小径φ80–90+ミドルステム)。
- ストファイ/SS=BE優位。アンダーなら極小×極短×薄ベゼルで“垂れ”を回避。
「レブル250 アンダーミラー ダサい?」実例と角度
- 推奨:φ90–100mm(凸面)×ステム100–120mm×角度22–25°。
- 理由:ローポジで肩が映りやすいため、ロング寄りで肩外に視野を逃がす。
- 見た目のコツ:マットブラックでハンドル周りと統一、左右高さ・角度完全一致。
- NG:短ステム<90mmで肘だらけ/角度だけで解決しようとして垂れ下がり感が出る。
「Z900RS アンダーミラー ダサい?」写真の見栄え術
- 推奨:薄ベゼルφ85–90mm×ステム80–100mm×22–25°、クローム or ブラックを車体加飾に合わせ統一。
- ライン合わせ:ライト→メーター→ミラーの円モチーフを揃え、左右角度・出代を完全一致。
- やりがち失敗:φ100超+ロングステムで間延び/厚ベゼルで野暮ったい。
- ワンポイント:撮影前にスマホ角度計で左右同角を確認すると“プロ感”が出ます。
クイックQ&Aまとめ
- 基準数値:φ80–100mm/ステム80–120mm/角度20–30°
- 迷ったら:**凸面小径(φ80–90)×ミドル(90–110)**でセット → ±**5–10mm/2–3°**で詰める。
- BEかアンダーか:見た目の“線”と視野で決める。SS/ストファイ=BE、ネオクラ/クルーザー=アンダー寄り。
まとめ|“ダサい”を“渋い”に変える3条件
統一(造形・色・素材)/視野(安全)/法適合(車検)
- 統一:ライト・メーター・レバー周りと形状(丸/楕円)・ベゼル厚・表面処理を合わせます。
- ネオクラ/丸目:薄ベゼル×ラウンド、色はクローム or ブラックを車体加飾比に揃える。
- ストファイ/現行車:マットブラック×薄ベゼルで“線”を細く。
- 仕上げの決め手は左右完全シンメトリー(高さ・角度・出代)。
- 視野:実用と見た目の両立は数値で作る。
- **鏡径φ80–100mm/ステム80–120mm/角度20–30°**が基準。
- ライディング姿勢で目線だけで肩外→後方車線が映れば合格。迷ったら凸面鏡。
- 法適合:角度が走行風で動かない固定、フルロックで干渉なし、端部は丸い形状。
- 締付は目安10–12N·m、ネジ規格(M10×P1.25/M8/逆ネジ)を事前確認。
明日できるチェックリストと再調整のコツ
- 写真で確認(横&正面):ライト→ミラー→タンクの基準線が平行か。
- 鏡径が大きすぎ/小さすぎない? → 迷ったらφ85–90mmに寄せる。
- ステム長は肩外が映る出代か → ±5–10mmで詰める。
- 角度は**20–30°**内か → **22–25°**から始めると失敗が少ない。
- 左右同角・同高さ・同出代をスマホ角度計で一致させる。
- フルロックでカウル/タンクに当たらない。段差走行後に角度が下がらない。
- 夜雨は2–3°起こす+親水/防眩で見やすさ確保。
- 迷ったら“基準形”:
- ネオクラ/Z900RS/CB400SF → φ85–90×ステム80–100×22–25°(クロームor黒)
- レブル250/500 → φ90–100(凸面)×100–120×22–25°(マットブラック)
- XSR900/MT-07 → まずはバーエンド、アンダーなら**φ80–85×80–90×18–22°**の極小・極短
――ここまでで、“ダサい”の原因を数値で潰し、車体の世界観に線を合わせる方法が揃いました。仕上げは左右対称と固定剛性。この2つが整うだけで写真映えは一段跳ね上がります。
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