
KLX125がここ数年で値上がり・価格高騰しているのをご存じでしょうか?
新車販売が終了して久しいモデルですが、中古市場では依然として高い人気を誇り、
「今後さらに値上がりするのでは?」と注目を集めています。
一方で、ライダーの中には「今が売り時では?」「資産価値が高いうちに買い替えたい」と考える方も増えています。
特にオフロード入門車として扱いやすいKLX125は、需要が安定しており、高値査定やリセールバリューを意識した動きが活発です。
この記事では、KLX125の最新相場と価格高騰の理由を整理しながら、
「売却するならいつがベストか?」「乗り換えるならどんなバイクが候補か?」を詳しく解説します。
今後の相場動向を踏まえて、後悔しない売却・買い替え戦略を立てる参考にしてください。
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KLX125は本当に値上がり・価格高騰しているのか?最新相場を確認
KLX125は2009年に登場したカワサキの小型オフロードモデルで、コンパクトな車体と扱いやすいパワー特性から初心者からベテランまで幅広い層に支持されてきました。
しかし現在はすでに生産終了となり、国内で新車を購入することはできません。そのため、中古市場での取引価格は年々上昇傾向にあり、「値上がり」「価格高騰」という声が目立つようになっています。
ここでは、過去から現在にかけての価格推移や買取店の査定データ、オークション相場を確認しながら、実際にKLX125がどれほど値上がりしているのかを整理していきます。
KLX125の新車価格と中古価格の推移(2010年〜2025年)
KLX125の新車販売価格は、おおむね 30万円台前半 からスタートしました。
発売当初(2010年頃)の中古車相場は20万円前後と比較的安価で手に入りやすく、街乗りや林道デビュー用として人気がありました。
しかし2016年に国内販売が終了すると、徐々に玉数が減少し、中古市場の価格は上昇。
2020年頃には平均で25〜30万円前後、2023年には状態の良い車両で35〜40万円に達するケースも見られるようになりました。
そして2025年現在、走行距離が少ない個体やカスタム済み車両は 45万円以上 の値が付くこともあり、新車価格を超える水準で取引されるケースも珍しくありません。
バイク王・KATIXなど大手買取店の査定相場データ
大手バイク買取業者の査定データでも、KLX125の値上がりは明らかです。
- バイク王:2018年頃は査定価格が15〜20万円程度だったのに対し、2024年以降は状態次第で30万円以上の査定が付くケースが増加。
- KATIX(カチエックス):高年式・低走行の個体で35万円前後の高額査定例あり。
- バイクワン・バイクランド でも25〜30万円台が一般的で、年々上昇傾向にあります。
複数の業者で比較しても「KLX125は今売ると強気な金額が出やすい」ことが分かります。
オークションや個人売買で見られる価格高騰の実例
中古車オークションやヤフオク、メルカリといった個人売買の場でも、KLX125は価格高騰の代表的な1台です。
- ノーマル状態で走行1万km以内の個体が 40万円以上 で落札されるケース
- 林道仕様やカスタム済み車両が 45万円以上 の高額で取引されるケース
- レストアベースの車両でも20万円台で売れるケース
このように、程度の良い車両はもちろん、コンディションに難がある個体でも一定の値段が付くのが現状です。
つまり「KLX125は本当に値上がり・価格高騰している」と断言できる状況になっています。
KLX125が値上がり・価格高騰している理由
KLX125の価格が年々高騰している背景には、いくつかの大きな要因があります。単に「人気だから」という一言では片づけられず、絶版化・需要の拡大・海外市場の影響などが複合的に絡み合っています。ここでは具体的な理由を整理してみましょう。
生産終了と流通台数の減少による希少価値の上昇
KLX125は2016年に国内販売が終了しました。新車で購入できなくなったことで中古市場の台数は徐々に減少し、「探してもなかなか見つからない車両」になりつつあります。流通量が減れば自然と希少価値が高まり、結果的に価格が押し上げられるのは当然の流れです。特に低走行・無改造の個体はコレクション的価値も出てきており、高額で取引される傾向が顕著になっています。
林道・オフロード需要の拡大とカスタム人気
ここ数年、キャンプブームやアウトドア人気の影響もあり、林道やオフロードを楽しむライダーが増えています。軽量で扱いやすいKLX125は、初心者の林道デビューや街乗り+週末のプチ冒険用として非常に人気が高い車種です。さらにKLXシリーズはカスタムパーツが豊富に流通しており、見た目や走行性能を好みに合わせて仕上げられる楽しさも評価を後押ししています。こうした背景が需要を押し上げ、価格高騰に直結しています。
海外輸出需要と円安が相場に与える影響
近年は国内需要だけでなく、海外市場でもKLX125の人気が高まっています。アジア圏では小排気量オフロードバイクの需要が根強く、さらに欧米でもセカンドバイクやトレーニング用として注目されています。そこに円安の影響が加わり、海外バイヤーが日本国内の中古車を買い集める動きが加速。その結果、国内の流通量が減り、価格がさらに上がるという状況が生まれています。
KLX125の値上がりは今後も続くのか?将来の相場予測
KLX125の相場は年々上昇を続けていますが、「今後も値上がりするのか?」「それともそろそろピークを迎えるのか?」と気になる方も多いはずです。ここでは市場動向やライバル車との比較、専門家の意見を踏まえて将来の相場を考えてみましょう。
2025年以降の小型オフロードバイク市場の動向
2025年現在、小型オフロードバイクは国内市場で選択肢が限られています。セロー250やトリッカーの生産終了により、エントリー向けのモデルが減っている状況です。その中でKLX125は「希少な小排気量オフロード」として価値が高まっており、需要が急減する可能性は低いと考えられます。
また、燃費の良さや軽量性から、街乗りセカンドバイクとしての需要も依然強く、しばらくは中古価格が下支えされると予想できます。
セロー250・CRF250Lなど他車種との価格比較
相場を考えるうえで欠かせないのがライバル車との比較です。
- セロー250は絶版化以降、状態の良い個体は60万円近くまで高騰。
- CRF250Lは現行車ですが、中古でも40〜50万円と安定した価格帯。
それに対してKLX125は「小排気量ながら30〜40万円台」という水準で推移しており、価格の伸びしろはまだ残されています。特に走行距離1万km未満の個体やカスタム済みは今後さらに需要が集中する可能性があります。
専門家や中古市場の予測|値下がりの可能性はある?
一方で、「値上がりがずっと続く」と断言できるわけではありません。中古市場の専門家は以下のような指摘をしています。
- 一時的なブームが落ち着けば、極端な高騰は抑えられる可能性がある
- 新型125ccオフロードモデルが登場すれば、KLX125の需要は分散する
- 輸出需要や為替相場の変動次第で価格が下がるリスクもある
つまり、短期的には高値を維持しつつも、中長期的には安定〜緩やかな下落 というシナリオも考えられます。
👉 結論として、「KLX125は当面は値上がり・高値を維持するが、いつまでも高騰が続くわけではない」という見方が妥当です。
KLX125を値上がり中に売却するメリットとデメリット
KLX125が高騰している今こそ「売るなら今がチャンス」と考える方も多いでしょう。ただし、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが大切です。ここでは売却することで得られる利点と注意すべき点を整理します。
今売るメリット|高額査定が狙える資産価値の高さ
値上がり中に売却する最大のメリットは、高額査定を狙いやすい ことです。
- 2018年頃には15〜20万円だった査定額が、2025年現在では30万円〜35万円以上の例も珍しくない
- 低走行・ノーマルの車両なら新車価格を超える査定が付くこともある
- 人気のオフロード系は買取店でも強気の提示が出やすい
こうした背景から、今のタイミングで売却すれば「想定以上の高値」で手放せる可能性があります。
値上がり中に売るデメリット|入れ替え時の費用負担
一方でデメリットは、次に乗り換えるバイクも値上がりしているケースが多い という点です。
- セロー250やCRF250Lなどライバル車種も軒並み相場上昇中
- 「売るのは高値、買うのも高値」という状況になりやすい
- 入れ替えコストが想定以上にかかる可能性がある
つまり、高く売れてもその分買い替えの負担が大きくなることは理解しておきましょう。
どんな人が「今売るべき」か判断する基準
「売るべきか、まだ持っておくべきか」で悩んでいる方も多いと思います。基準の一例としては以下が挙げられます。
- 乗る機会が減って「保管しているだけ」になっている人
- 近い将来、より排気量の大きいバイクや新型に乗り換える予定がある人
- 維持費や保険料の負担を減らしたい人
- 高騰相場のうちに売却益を最大化したい人
これらに当てはまる場合は、「今売るべき」タイミング に該当すると言えます。
👉 メリット・デメリットを理解したうえで、自分のライフスタイルに合った判断をすることが重要です。
KLX125を高値で売却する方法と業者選び
KLX125を少しでも高く売るためには、業者の選び方や売却方法を工夫することが大切です。同じ車両でも査定を依頼する業者によって数万円以上の差が出ることもあるため、事前にしっかり比較しておくべきです。
バイク王・KATIX・バイクワン・バイクランドの査定比較
代表的な買取業者を比較すると、それぞれ特徴があります。
- バイク王
業界最大手の安心感。台数も多く取り扱っているため、相場に基づいた安定した査定を出してくれます。キャンペーン時期を狙うとプラス査定がつくことも。 - KATIX(カチエックス)
近年注目度が高い業者で、競合より高値を提示するケースも多いです。特にKLX125のように希少性が高まっている車種では強気の査定が出やすい傾向があります。 - バイクワン
査定から現金化までがスピーディー。急いで売却したい人には向いています。 - バイクランド
買取と同時に乗り換えの相談がしやすいのが特徴。他車種に乗り換えたい場合に便利です。
複数社で見積もりを取ることで、最も高い査定額を引き出す可能性が広がります。
一括査定よりも個別査定がおすすめな理由
「一括査定サービス」も存在しますが、KLX125のように需要が高まっている車種は、むしろ個別で複数社に依頼する方法が有効です。
理由は以下の通りです。
- 一括査定は一度に複数業者から連絡が入り、対応が煩雑になりやすい
- KLX125は業者によって得意不得意が分かれるため、直接交渉したほうが条件を引き出しやすい
- 個別交渉なら「他社の査定額」を提示しつつ、さらに上乗せしてもらうことも可能
手間はかかりますが、結果的に高値での売却につながりやすいのです。
個人売買やオークションで売却する際の注意点
オークションサイトやメルカリ、ヤフオクなどを使って個人売買する方法もあります。場合によっては業者を通すよりも高額で売れるケースがありますが、注意点も多いです。
- 名義変更や書類手続きのリスクを自分で管理する必要がある
- クレームやトラブルの対応が面倒
- 落札者が現金を用意できず、取引が成立しないリスク
こうしたリスクを考えると、「トラブルを避けたい」「安心して売却したい」という人には大手買取業者を利用するのがおすすめです。
KLX125を売って買い替えるならおすすめのバイクは?
KLX125を高値で売却できたとしても、「次はどんなバイクに乗り換えるべきか?」と悩む方は多いでしょう。特にオフロードや街乗りを両立させたい人にとって、後継候補の選び方はとても重要です。ここではジャンル別におすすめモデルを紹介します。
同ジャンルの後継モデル候補|KLX230・CRF250L
KLX125の後継として最も自然なのは、同じオフロード系モデルです。
- KLX230
カワサキが展開する現行のオフロードモデル。排気量が230ccにアップし、高速道路も安心して走れる性能を備えています。KLX125からのステップアップ先として人気です。 - CRF250L(ホンダ)
ホンダのオフロード代表格で、街乗りから林道、ちょっとしたツーリングまで万能に対応。中古市場でも流通量が多く、パーツも豊富で安心感があります。
これらは「KLX125では少し物足りない」と感じている人に最適です。
街乗り+林道両立ならXSR155やレブル250も選択肢に
オフロード専用にこだわらず、「街乗りもしやすく、たまに林道にも行きたい」という方にはネオクラシックやアメリカン系もおすすめです。
- XSR155
タイ市場発のネオクラシックスポーツ。小排気量ながらデザイン性が高く、カスタムの自由度も魅力。街乗りが中心の方に人気です。 - レブル250
低シート高で扱いやすいクルーザータイプ。林道走行には向きませんが、リセールバリューが高いため「資産性」を重視する人に向いています。
値上がり前に手に入れたい「リセールバリューの高い車種」
「どうせ乗り換えるなら、将来値上がりする可能性のあるモデルを選びたい」という人もいるでしょう。そんな方には以下のような車種が候補です。
- セロー250(すでに絶版・高騰中だが、まだ伸びる可能性あり)
- Z900RS(ネオクラシックブームの中心で高値安定)
- モンキー125(原付二種ながら資産価値が高く、リセール良好)
これらはKLX125と同じく「資産性を意識したバイク選び」にピッタリです。
👉 売却益を活かして、次のバイク選びを戦略的に行えば「買い替えながら資産を増やす」という乗り方も可能です。
今のバイクを乗り換えたいなら高く売るのが先決!
新しいバイクをお得に手に入れるためには、まず今乗っているバイクをできるだけ高く売ることが重要です。買取額が数万円変わるだけで、次のバイク購入費用や装備のグレードアップに回せる金額が大きく変わります。
特におすすめなのが、**「KATIX(カチエックス)」と「バイクランド」**の2社です。
KATIX(カチエックス)

KATIXは、オークション形式で全国のバイク販売店が同時入札する仕組みを採用しています。
1台のバイクに複数の業者が競り合うため、相場以上の高額査定が狙いやすいのが最大の魅力です。
- 複数業者の競争で買取額が上がる
- 最短即日現金化も可能
- 査定・出張費は完全無料
- 売却キャンセル料なし
高く売りたい人はもちろん、「まず相場を知りたい」という場合にもおすすめです。
▶ KATIX(カチエックス)公式サイト
バイクランド

バイクランドは、全国展開する大手バイク買取業者で、年間数万台以上の買取実績を誇ります。安定した査定ノウハウと独自の販売ルートがあり、排気量やジャンルを問わず安定して高額査定を提示してくれるのが強みです。
- 全国対応で出張査定無料
- 大型・旧車・カスタム車でも高値がつきやすい
- 成約後のスピード入金
- 経験豊富な査定士が対応
特に、大型バイクや希少モデルを手放す方には安心感があります。
▶ バイクランド公式サイト
まずはこの2社で査定を受けて比較することで、より高い買取額での乗り換えが実現します。
一括査定のように大量の営業電話に悩まされることもないため、安心して利用できます。
まとめ|KLX125の値上がり価格高騰と上手な乗り換え戦略
KLX125はすでに生産終了から年月が経っていますが、その希少性とオフロード需要の高まりにより、中古市場では確実に値上がり・価格高騰しています。特に低走行・ノーマル車両は新車価格を超える取引も増えており、まさに資産価値を持った1台となっています。
高騰が続く中で、売却には大きなメリットがあります。今の相場なら想定以上の高値で買い取ってもらえる可能性があり、次のバイクにスムーズに乗り換えやすいでしょう。一方で、他の人気バイクも価格が上がっているため、入れ替えコストがかかる点には注意が必要です。
もし「今後もKLX125を楽しみたい」と思うなら保有し続けるのも選択肢ですが、乗らない期間が長くなるなら資産価値が高いうちに売却するのが賢明です。そして乗り換え先は、KLX230やCRF250Lといった後継オフロードモデル、あるいはリセールの強いZ900RSやモンキー125を候補にすれば、資産的にも安心できるでしょう。
結論として、KLX125は「乗る楽しみ」と「資産価値」を両立できる数少ないバイクです。今後も相場は安定して高値を維持する可能性が高いため、今が売却と買い替えを考える絶好のタイミングと言えるでしょう。
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