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ヤマハYZF-R1 おすすめ年式|中古相場と維持費もチェック

ヤマハYZF-R1 おすすめ年式|中古相場と維持費もチェック

ヤマハのスーパースポーツを代表する「YZF-R1」。
1998年の登場以来、サーキット性能と公道での扱いやすさを高次元で両立し、世界中のライダーを魅了してきました。
しかし、25年以上のモデル変遷があるため「どの年式を買えば失敗しないのか」「中古で狙うならどこがベストか」と迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、歴代YZF-R1の特徴・中古相場・維持費・選ぶ際の注意点をわかりやすく整理。
初心者からベテランまで、自分に合った“最適な年式”を見つけるための判断材料を提供します。


この記事でわかること

・YZF-R1の年式ごとの特徴と進化ポイント
・中古で狙うべきおすすめ年式とその理由
・年式別の中古相場と価格の目安
・維持費・修理費・持病など購入前に知るべき実情


この記事を読めば、「YZF-R1のどの年式が自分に最適なのか」が3分でわかり、後悔しないバイク選びができるようになります。

結論|ヤマハYZF-R1 おすすめ年式ベスト5(2015・2018・2020・2022・2024)と選定理由

先に結論です。中古で「総合満足度」が高く、装備・相場・耐久性・パーツ供給のバランスに優れる“買って後悔しにくい”年式は下の5つです。

  • 2015年型(2CR:第4世代・IMU初搭載)
    「6軸IMU+ユニファイド制御」の初採用で電子制御が一気に最新化。トラコン(TCS)、スライド、ウィリー、ローンチ、ライドバイワイヤの完成度が高く、最新SSの基礎設計がここで完成。相場は落ち着きつつも装備価値が高く、費用対効果が最良
  • 2018年型(BN6後期:電子制御熟成)
    ECU・電子制御ロジックが熟成し、街乗り〜サーキットの乗りやすさが向上。R1MはÖhlins ERSの制御最適化が進み実効的なタイム短縮に寄与。2015比で細部の完成度が高く、“初R1”にも扱いやすい素性
  • 2020年型(B7N:外装・空力・ABS/BCU刷新、Euro5対応)
    フロントカウル空力を再設計、ブレーキコントロール(BCU)+改良ABSで不意のパニックブレーキでも姿勢が安定。エンジン・吸排気・ECU最適化でスロットル追従性が向上“電子制御で選ぶならここが分岐点”
  • 2022年型(BVN中期:信頼性・玉数・価格の均衡)
    2020刷新後の中期で中古玉数が増え、相場が安定。保証付き個体やワンオーナー比率も上がりやすく、“状態で選べる”メリットが大。限定60th Anniversary外装はリセールも堅調。
  • 2024年型(現行:最新制御・部品供給・保証面で優位)
    最新の電子制御・ソフト最適化に加え、純正部品供給・メーカー保証で長期保有に安心。新車〜登録済み未使用の中古も出始め、“買ってすぐ走る”安心感が他年式より高い。

ざっくり相場感(参考目安)
2015年型:140〜190万円台/2018年型:160〜210万円台
2020年型:200〜260万円台/2022年型:220〜280万円台
2024年型:260〜330万円台
※走行距離・カスタム・状態で上下します。高年式ほど“装備=価格”の整合が取りやすい傾向。

まとめると――

  • コスパ重視なら「2015」
  • 扱いやすさの熟成なら「2018」
  • 最新制御の恩恵&空力・ABS重視なら「2020」
  • 状態と価格のバランスなら「2022」
  • 保証・部品供給・最新感を取るなら「2024」
    この順でチェックすると、失敗しにくいです。

想定読者と到達点|初めてのリッター〜買い替え組まで3分で判断

  • 初めてのリッターSSでYZF-R1を検討している方
  • 大型からの買い替え・ステップアップで最新電子制御を取り入れたい方
  • 中古で費用対効果を最大化したい方(サーキット/街乗りどちらも)

本記事を読み進めれば、あなたの予算×用途に対して、どの年式を選べば**“後悔しないか”が3分で判断できるように整理しています。特に2015/2018/2020/2022/2024**の違いがひと目でわかるよう、装備差・相場・維持費まで具体的に書いていきます。


本記事の範囲|国内仕様・R1M・並行(R1S含む)と注意点

  • 国内正規のR1/R1Mを中心に解説。
    • R1MÖhlins ERS(電子制御サス)、カーボン外装データロガーなどが加わり、サーキット最適化の完成度が高い一方、消耗品コストは増えがち
  • 並行輸入(北米・欧州)は装備差/速度計表記/灯火類などの違いに注意。
  • R1S(北米向け)は鋳造ホイールやマイルドなエンジン設定などで価格は魅力的だが、サーキット本気勢には物足りない場面も。街乗り中心でコスパ狙いなら検討余地あり。
  • 排ガス規制(Euro4/Euro5)やABS/BCU仕様差下取り・リセールにも影響。2020年以降電子制御と安全装備の底上げ長期保有の安心感が強いです。
  • 物販系を想定し、本文では具体的型番・サイズ(例:タイヤ120/70ZR17・190/55ZR17、ブレーキパッド型番、オイル規格など)も随所で提示します。

まず整理|YZF-R1の世代と改良の全体像(1998→2025)

YZF-R1は1998年の登場以来、ヤマハが誇る“スーパースポーツの象徴”として進化を続けてきました。ここでは、歴代モデルの主要な改良ポイントや世代ごとの特徴をわかりやすく整理します。R1はおおまかに「初代(4XV)」から「現行(BVN)」まで約10世代に分類され、軽量化→電子制御化→空力最適化と段階的に進化しています。

YZF-R1の魅力は、常に“公道とサーキットの両立”を目指してきた点。2000年代はパワーと軽さ、2010年代は電子制御と安定性、2020年代は排ガス規制をクリアしながら高性能を維持する方向にシフトしています。


年式早見表|4XV/5JJ/5PW/5VY/4C8/14B/2CR/BN6/B7N/BVNの主要変更点

世代型式主な特徴
1998–19994XV初代R1。軽量177kg・150PSで当時最速。公道での扱いやすさも高評価。
2000–20015JJスロットルレスポンス改善、剛性アップ。初期R1の完成形。
2002–20035PW燃料噴射(FI)を初採用。滑らかさと燃費が向上。
2004–20065VYアンダーシートマフラー採用。高回転寄りの特性に変化。
2007–20084C8YCC-T/YCC-I搭載で電子制御化が始まる。出力180PSへ。
2009–201414Bクロスプレーン(CP4)初採用。独特の鼓動感で人気。
2015–20172CR6軸IMU・トラコン搭載。最新世代電子制御の幕開け。
2018–2019BN6ECU制御最適化、ABS調整、サスペンションセッティング改良。
2020–2022B7N新デザイン・空力改善・Euro5対応。BCU搭載で安全性能強化。
2023–2025BVN最新制御ソフト、軽量ホイール、ABSとトラコン最適化。現行モデル。

特に2015年(2CR)は電子制御の歴史的転換点。6軸IMUによる姿勢制御が加わり、YZF-R1が「サーキットでも公道でも扱えるSS」として再定義されました。
一方、2020年(B7N)以降は排ガス規制(Euro5)を満たしながらも、吸排気・制御系のリファインによりトルク感とスロットルレスポンスが自然
に。日常域の扱いやすさも格段に上がりました。


電子制御の進化|YCC-T(2007)・TCS(2012)・IMU+6軸(2015)・BCU/改良ABS(2020)

YZF-R1の進化の鍵は、まさに電子制御の成熟です。
2007年の**YCC-T(電子スロットル)**導入以降、電子デバイスの発達はリッタースポーツの常識を塗り替えました。

  • 2007年(YCC-T/YCC-I):可変吸気と電子スロットルでスムーズなレスポンス。
  • 2012年(TCS搭載):トラクションコントロールにより公道でも安定感アップ。
  • 2015年(6軸IMU):加減速・ピッチ・ロールを統合制御し、ブレーキやスライド制御も統合。
  • 2020年(BCU+新ABS):ブレーキング時の車体姿勢制御が精密化。ABSがIMU連動型に。

特に**IMU+BCUの世代(2015〜2020)**は、安全性・操作性・速さのバランスが飛躍的に向上し、「電子制御を使いこなす楽しみ」が加わりました。


エンジンと排ガス規制|CP4(2009)採用〜Euro5(2020)対応の影響

2009年のCP4(クロスプレーン・クランク)採用は、R1最大の革命。
この設計により「ドコドコとした鼓動感」と「スムーズなトラクション伝達」が生まれ、特に立ち上がり加速の安定感が格段に向上しました。MotoGPのYZR-M1直系の技術です。

一方で、Euro4(2017)・Euro5(2020)規制への対応では、触媒や排気抵抗が増え、パワーの出方がマイルド化。その代わり、熱対策と燃費・耐久性は大きく改善しています。

  • 2015年以前のR1:ピーキーでサーキット寄り。発熱が強め。
  • 2020年以降のR1:パワー感はやや落ち着くが、公道でも快適に走れる仕様。
  • 2024年以降:電子制御最適化により、Euro5+対応でも“息苦しさ”が解消。

現行モデルでは、燃費(実走18〜20km/L)・熱対策・耐久性のすべてが高水準でまとまり、長期保有にも向いた成熟モデルと言えるでしょう。

目的別の結論|使い方で変わる「おすすめ年式」

「おすすめ年式」と一口に言っても、乗り方や用途によって最適解はまったく変わります。
YZF-R1は“万能スーパースポーツ”というよりも、“乗り方を選ぶバイク”です。ここでは、街乗り・ツーリング・サーキット・予算別の3軸で、どの年式があなたに合うかを整理します。


街乗り×ツーリング重視|発熱・取り回し・燃費で選ぶならこの年式

街乗り・ツーリングメインなら、**2018年(BN6後期)〜2022年(BVN前期)**がおすすめ。
この時期のR1は、電子制御が熟成しており、低速域でのギクシャク感が少なく、渋滞や市街地でも扱いやすい仕様です。

  • 2018年モデル(BN6後期):電子スロットル制御の精度が向上し、渋滞時のスロットルワークが快適。
  • 2020年モデル(B7N)以降:エンジン熱が抑えられ、ファン作動温度が低下。ツーリング中の熱ストレスが減少。
  • 燃費目安:実走18〜20km/L(ECO走行時)。

また、ハンドル角度や足つき性の改善も進み、ロングツーリング派でも疲れにくい設計です。純正オプションの**ハイスクリーン(Q5K-YSK-112-T01)ゲルシート(Q5K-YSK-116-T02)**を組み合わせると、長距離での快適性がぐっと向上します。


サーキット/走行会重視|ラップタイムと電子制御で選ぶR1M/R1の狙い目

サーキットや走行会メインなら、2015年(2CR初期型)またはR1M(2015〜2018)がベストチョイス。
この世代から搭載された6軸IMU+統合制御
により、トラクション、スライド、ウィリー、ローンチなどが一体化。電子制御の進化がタイム短縮に直結します。

特にR1Mは、

  • Öhlins ERS(電子制御サスペンション)
  • データロガー機能(CCU)
  • カーボン外装による軽量化
    などを備え、**走るたびにセッティングが進化する“学習型R1”**です。

「サーキットでは自分の限界を超えない範囲で速く、安全に走りたい」という方には、2018年R1Mが完成度・耐久性・価格バランスの面で最良の一台。


予算別おすすめ|〜100万円/100–150万円/150万円〜の最良候補

予算で選ぶなら、以下の3ラインが目安です。

価格帯狙い目年式特徴
〜100万円2009〜2014(14B)クロスプレーン初代。鼓動感とトルクが魅力。発熱多めだがコスパ抜群。
100〜150万円2015〜2017(2CR)電子制御初期。走行少なめ個体も多く、バランスが良い。
150万円〜2018〜2022(BN6/B7N/BVN)熟成期。公道〜サーキットまで快適に使える万能型。

補足ポイント
R1Mは中古相場がR1比+60〜100万円ほど高めですが、維持費(Öhlinsメンテ・消耗品)を考慮しても長期的には満足度が高いです。逆に街乗りメインなら標準R1の方がランニングコストは抑えられます。

年式別の狙い目と回避ポイント

YZF-R1は長い歴史の中で多くの改良が重ねられており、世代によって“狙い目”と“避けたいポイント”がはっきり分かれます。ここでは1998年の初代から現行2025年モデルまで、それぞれの特徴と中古で選ぶ際の注意点をまとめます。


1998–2003(4XV/5JJ/5PW)軽さ最優先期|相場の現実と要注意箇所

初代YZF-R1(4XV)は、乾燥177kgという軽さと150PSという出力で当時の常識を覆しました。今も「純粋なリッターSS」として人気ですが、20年以上経過した個体がほとんどで、整備歴・保管状態が重要になります。

  • 狙い目:2001年以降の5JJ/5PW(燃料噴射搭載)
  • 相場:70〜110万円前後(状態により幅大)
  • 注意点:冷却系(ウォーターポンプ漏れ)、キャブ固着、電装ハーネスの劣化。
    → 購入前にレストア済みorショップ管理車両を選びましょう。

この世代は軽さと荒々しさが魅力ですが、現代基準ではブレーキ性能や熱対策が不十分。
ツーリングよりも旧車として所有・鑑賞向けの立ち位置です。


2004–2006(5VY)アンダーシート期|足回りと熱対策のチェック

アンダーシートマフラーで話題となった5VY型。外観の完成度が高く、デザイン面で“最もR1らしい”と評される世代です。出力は180PSに到達し、フレーム剛性も向上。

  • 狙い目:後期2006年型(改良ECU・軽量化)
  • 相場:90〜130万円台
  • 注意点:アンダーシート構造ゆえ熱がこもりやすく、リアショックへの熱ダメージが課題。ファンリレーや燃料ポンプの作動音をチェック。

サーキットユーザーからは“扱いやすいリッター最終世代”と好評ですが、街乗りでは熱とポジションのきつさがネックです。
ツーリングメインならオイルクーラーや遮熱対策のカスタム必須


2007–2008(4C8)YCC-T/YCC-I初期|中古で選ぶ基準と妥協点

YCC-T(電子スロットル)とYCC-I(可変吸気)を初搭載し、電子制御時代の幕を開けたモデル。エンジンレスポンスが格段に滑らかになりましたが、制御の初期段階ゆえ電子トラブルも散見

  • 狙い目:後期2008年モデル(電子制御安定期)
  • 相場:100〜130万円前後
  • 注意点:電子スロットルセンサーの異常、燃料ポンプの経年劣化、サブスロットルの動作確認。
    → 診断機を使ってエラー履歴の有無を確認しましょう。

装備は現代的ですが、電子制御介入がやや唐突な印象。街乗りでは神経質に感じる場面もあり、走行距離2万km未満の良質個体を厳選したい世代です。


2009–2014(14B)CP4初代|鼓動感と発熱・振動の実態

MotoGP直系のクロスプレーン・クランク(CP4)を採用。
「ドコドコ」とした鼓動感、リアトラクションの掴みやすさはこの世代の真骨頂。公道では**一番“乗って楽しいR1”**と言われることも。

  • 狙い目:2012〜2014年モデル(TCS搭載後)
  • 相場:110〜150万円前後
  • 注意点:発熱・振動が強く、真夏の街乗りにはやや不向き。
    → 定期的な冷却ファン作動チェックとレギュレーター交換歴を確認。

熱対策を行えば、今でも現役で十分楽しめる世代。また、14B系はマフラー・カウル・社外パーツが豊富で、カスタムベースにも最適です。


2015–2019(2CR/BN6)IMU世代|電子制御の成熟度と相場の“天井”

6軸IMUを搭載し、完全に“電子制御のR1”へと進化。
YamahaのMotoGPテクノロジーが市販車に本格導入された世代です。

  • 狙い目:2018年モデル(BN6後期・ECU最適化)
  • 相場:140〜210万円前後
  • 注意点:サーキット走行車両が多いため、タイヤ摩耗・ブレーキローター減り・クラッチ滑りに注意。
    → 車体番号から**リコール対応(ハーネス・ECU)**が済んでいるか確認。

扱いやすく、電子制御の介入も自然。中古市場でも人気が高く、この世代が相場の“天井”
状態の良いR1Mはプレミア価格化しつつあります。


2020–2023(B7N/BVN)Euro5対応|足回り/空力/ABSのアップデート

外装が一新され、YZR-M1に似たフロントカウルと空力を最適化。
Euro5対応ながら吸排気リファインとBCU(Brake Control Unit)搭載で扱いやすさは向上。

  • 狙い目:2020年モデル(初期型・価格安定)
  • 相場:200〜260万円台
  • 注意点:エンジン音量・排ガス規制によりパワー感がマイルド。社外マフラー交換時はJMCA認定必須

この世代は安全性と快適性の両立が大きな魅力。街乗り・サーキットどちらでもストレスが少なく、長期保有前提なら最有力です。


2024–2025(現行)R1/R1M|新基準対応と実売動向・値落ち予測

現行モデル(BVN)は、ソフトウェア制御がさらに進化し、電子制御ABSとトラコンの介入タイミングがより自然に。
また、車体剛性や軽量ホイールの改良により、安定感と旋回性能が向上しました。

  • 狙い目:登録済未使用車(ディーラー在庫)
  • 相場:260〜330万円台
  • 注意点:モデルチェンジ周期(約5年)を踏まえ、2026年前後にフルモデルチェンジの可能性あり。
    → 購入時は値落ちリスクを考慮し、下取り保証や長期保証付き販売店を選ぶと安心。

今後は電子制御のさらなる自動化(例:ライディングモード連動ブレーキ制御)も予想され、**現行モデルが“旧世代の完成形”**となる見込み。
保証・部品供給・安全性の面で、初心者からベテランまで安心して選べる世代です。

中古相場の事実(2019→2025)

2019年以降のYZF-R1は、“高騰→ピーク→調整→選別相場”という流れで推移しています。電子制御が成熟した2015年以降(2CR/BN6/B7N/BVN)は値持ちがよく、走行少・無転倒・ワンオーナー履歴の個体に資金が集中する傾向です。以下、数字は実勢の参考目安です(状態・走行・カスタムで上下します)。

月次中央値と在庫推移グラフ|“高騰”から“選別相場”へ

  • 2019年:相場は上昇基調。
    • 2015–2017:135〜165万円
    • 2018–2019:150〜180万円
  • 2020–2021年(ピーク前後):電子制御刷新(B7N)や需給逼迫で高騰。
    • 2018–2019:170〜210万円
    • 2020初年:200〜240万円
  • 2022年:高止まり。プレミア個体(R1M/ワンオーナー/低走行)がさらに上振れ。
    • 2020–2022:210〜260万円
  • 2023年:在庫増で穏やかに調整。選別が進み、整備履歴が価格を左右。
    • 2015–2017:140〜180万円
    • 2018–2019:160〜200万円
  • 2024–2025年良個体は強含み、平凡な個体は値引き
    • 2020–2022:200〜260万円
    • 2024以降(登録済未使用含む):260〜330万円

ポイント

  • **2015(2CR)**は“電子制御初期×価格控えめ”でコスパ良好。
  • **2018(BN6後期)**は乗りやすさが評価され、値落ちしにくい中核
  • 2020(B7N)以降はBCU/ABS刷新の安心感から中古でも指名買い

走行距離別の価格帯|〜1万km/1–3万km/3万km〜の目安

2015–2019(2CR/BN6)

  • 1万km170〜210万円(R1Mは+60〜100万円)
  • 1〜3万km150〜185万円
  • 3万km〜135〜165万円(整備履歴で±10万円変動)

2020–2022(B7N/BVN前期)

  • 1万km220〜270万円(限定60th外装は+5〜10%)
  • 1〜3万km200〜245万円
  • 3万km〜185〜225万円

2023–2025(BVN〜現行)

  • 1万km270〜330万円(登録済未使用は上限寄り)
  • 1〜3万km240〜295万円
  • 3万km〜220〜265万円

チェックのコツ

  • 低走行=即買いではありません。転倒歴・ステムベアリング・フォークのOH履歴など、消耗品の手当て次第で**総額(乗り出し)**が変わります。
  • サーキット使用歴は悪ではなく、消耗品が適切に更新されていればむしろ良個体です。

R1M/限定車のプレミアム係数|装備差(Öhlins ERS・カーボン)で何割上がる?

  • R1M(2015–):標準R1比で**+15〜35%**が相場の目安。
    • Öhlins ERSの作動良好・**CCU(データロガー)**付属・外装カーボンの割れ/修復歴なしで上振れ。
    • サスOH(推奨1.5〜2.5万km)未実施だと−10万円前後の評価減。
  • 60th Anniversary(2022):**+5〜10%**のエクステリア・リセールプレミア。
  • 並行R1S:仕様差(鋳造ホイール等)で**−5〜15%の控えめ価格。ただし街乗り主体なら満足度は高い**。
  • フルエキ装着車:JMCA適合・触媒対応かどうかで評価が変化。適合外は下取り減額が一般的。

まとめ

  • 2015/2018/2020/2022/2024は装備差=価格差が明確で選びやすい年式
  • 距離より履歴(転倒・整備・消耗品)と電子制御の健全性で見ると、失敗が減ります

維持費とランニングコストの目安

YZF-R1はスーパースポーツの中でも整備性が高く、長期保有しても大きなトラブルが少ないモデルです。
ただし、リッターSSらしく消耗品や保険・税金の負担は中排気量より高め。ここでは、所有を検討している方のために、年間コストをリアルに算出していきます。


タイヤ/チェーン/ブレーキの年間費用(120/70ZR17・190/55ZR17基準)

YZF-R1は前後ともにスーパースポーツサイズの**120/70ZR17(前)・190/55ZR17(後)**を採用。
ハイグリップタイヤの場合、1セットあたり6〜10万円前後が目安です。走行距離・乗り方にもよりますが、

  • 街乗り+ツーリングメイン:1〜1.5年で交換(約8,000〜10,000km)
  • サーキットやワインディング中心:半年〜1年で交換(約4,000〜6,000km)

また、純正チェーンは530サイズで、交換時はスプロケットとセットで行うのが一般的。

  • ゴールドチェーン(DID 530ZVMX3など)+スプロケット交換:約4〜5万円
    ブレーキパッドは前後で約1万円(定番:デイトナゴールデンパッド、RK-MAXなど)。
  • サーキット走行車は2〜3回/年の交換サイクルを想定しておきましょう。

年間メンテナンス目安:

項目費用目安(円)頻度
タイヤ交換70,000〜100,000年1回前後
チェーン・スプロケット40,000〜50,0002〜3年に1回
ブレーキパッド10,000〜20,000年1〜2回
オイル・エレメント8,000〜12,0003,000kmごと
冷却水・ブレーキフルード8,000〜10,0002年に1回

車検・税金・任意保険を含む年額シミュレーション

R1は1000cc超なので自動車重量税・自賠責保険・任意保険も高めです。
以下は、30代男性・ゴールド免許・年間走行5,000kmを想定した現実的な年間コストです。

費用項目年間目安(円)備考
車検費用約40,000〜60,0002年に1回(法定費用+整備費用)
自賠責保険約10,000車検時2年分前納
任意保険約35,000〜60,000対人・対物無制限+車両保険あり
自動車税6,0001,000cc超クラス
メンテナンス・消耗品約70,000〜120,000オイル、タイヤ、パッド、チェーン等
合計年間維持費約160,000〜250,000円前後使用頻度・乗り方で変動

※通勤など毎日使用する場合は+3〜5万円ほど増加します。


メンテ周期と注意点|バルブクリアランス4万km・プラグ/冷却水/ブレーキフルード

YZF-R1は高回転エンジンのため、定期メンテナンスの周期を守ることが長寿命のカギです。

メンテ項目目安走行距離費用目安備考
エンジンオイル交換3,000〜5,000km約6,000〜8,000円YAMALUBE RS4GP推奨(10W-40)
オイルエレメント2回に1回交換約1,000〜1,500円純正品:5GH-13440-00
プラグ交換約10,000〜12,000km約8,000円CR9EIA-9 ×4本
冷却水交換約20,000km or 2年約5,000円YAMAHA純正クーラント(青)
ブレーキフルード2年ごと約4,000円DOT4規格
バルブクリアランス調整約40,000km約30,000〜40,000円サービスマニュアルに準拠

ポイント

  • 冷却ファン作動温度が高め(約105℃)のため、ファンリレー・ラジエターキャップの点検は定期的に。
  • 純正部品の入手性は良好で、ヤマハオンラインパーツカタログWebike経由で購入可能。
  • DIY整備も比較的しやすく、**トルクレンチ(例:GOYOJO TW-20N)**が1本あれば多くの作業に対応できます。

全体として、YZF-R1の維持費は年間16〜25万円前後
リッターSSとしては標準的で、同クラスのCBR1000RRやGSX-R1000Rと大きく変わりません。
ただし、消耗品を純正で揃えるか社外で抑えるかでトータルコストは約2〜3割違ってきます。
走りの満足度を保ちながら維持費を抑えるなら、信頼性の高い社外パーツ選びもポイントです。

故障・持病チェックリスト(購入前に必ず確認)

YZF-R1は信頼性の高いスーパースポーツですが、20年以上のモデル歴があるため、年式ごとに定番の“弱点”や経年トラブルが存在します。
ここでは購入前にチェックしておきたいポイントを、主要部位ごとに解説します。
これを確認するだけで、“当たり外れ”を避ける確率がぐっと上がります。


冷却系とファン作動・電動ファンリレーの点検

YZF-R1は高出力エンジンのため、熱管理が最重要ポイントです。
特に2009〜2015年(14B〜2CR前期)は発熱量が多く、街乗り・渋滞時のオーバーヒートが起きやすい傾向があります。

チェックポイント

  • ファンが約105℃前後で確実に作動するか
  • ファンリレー(リレーAssy:5JJ-81950-20)交換歴があるか
  • 冷却水が濁っていないか(茶色・白濁はNG)
  • ラジエターキャップ(純正品:5JJ-12462-00)が圧抜けしていないか

対策

  • 高性能クーラント(YAMALUBE スーパークーラント)に交換
  • 熱対策で遮熱テープ/エンジンカバー裏断熱処理を追加
  • サーモスタットや水温センサーも5万km超なら交換推奨

電装系|レギュレーター/ステータ/ハーネスの焼け・劣化

R1は高出力オルタネーターを搭載しており、発熱による電装劣化が古い年式ではよく見られます。
特に2004〜2010年式でレギュレーター焼損・充電不良が発生するケースがあります。

チェックポイント

  • アイドリング時・5000rpm時の電圧(13.5〜14.5Vが正常)
  • ステータコイル配線の焼け跡・レギュレーター周辺の焦げ臭
  • バッテリー端子の緩み・端子腐食

対策

  • 純正レギュレーター(4XV-81960-00)または信頼性の高い**MOSFETタイプ(SH847など)**に交換
  • 電圧計を設置して充電状態を常時モニター
  • 配線のギボシ端子を**防水タイプ(AMP製)**に交換しておくと長持ちします。

足回り|フォークオイル漏れ・ステムベアリングのガタ

長期保有車やサーキット走行車は、足回りの状態がそのまま操縦安定性に直結します。

チェックポイント

  • フロントフォークのインナーチューブにオイルにじみ・点錆がないか
  • ステムを左右に切ったとき**“カクッ”と引っかかる感触**がないか(ベアリング摩耗)
  • ホイールベアリング・スイングアームピボットのガタ

対策

  • フォークOH(オイル+シール交換):約20,000〜30,000円/3万kmごと
  • ステムベアリング交換:約15,000円〜(部品+工賃)
  • 社外フォークオイル(KYB K2Cなど)を使うと減衰特性が向上します。

エンジン周り|カムチェーンテンショナー・オイル滲み

エンジン本体は極めて耐久性が高いですが、テンショナーの異音やヘッド周りの滲みはR1特有の軽微トラブルです。

チェックポイント

  • 始動時やアイドリングで**「カチカチ」「チャラチャラ」**という金属音が出ていないか
  • エンジン左側(クラッチカバー/ヘッドカバー)からのオイル滲み
  • オイル交換を3,000km以内で行っている履歴があるか

対策

  • テンショナーAssy(5VY-12210-00)交換で解決する場合が多い
  • ガスケット・Oリング類は10年超車両では予防交換が効果的
  • オイルはYAMALUBE RS4GP 10W-40など高温安定性の高い製品を推奨

電子制御|IMU・スロットルボディ・各種センサーのエラー履歴

2015年以降(2CR〜)のR1は電子制御満載のため、センサー異常や学習値エラーの有無をチェックすることが重要です。

チェックポイント

  • ECUエラーコード履歴がないか(ショップで診断機確認)
  • スロットル開閉時の違和感(ハンチング・開度遅延)
  • IMUセンサー(姿勢検出ユニット)が正常動作しているか

対策

  • バッテリー電圧低下時にエラーが出るケースが多いため、新品バッテリー(YTZ10S/YTZ12S)交換で改善することも。
  • 2015〜2016モデルはIMUセンサー位置ズレによる誤検知報告あり。リセット作業(診断モードで調整)が有効。
  • スロットルボディ洗浄・アイドル学習でエンジンレスポンスが復活します。

まとめ
YZF-R1は基本設計が優れているため、しっかりメンテされていれば10万km超でも現役で走れます。
中古購入時は「走行距離」よりも「整備履歴」を重視し、電装系・冷却系・電子制御系の健全性をチェックすることで、安心して長く乗れる一台になります。

走行用途別カスタム優先度

「何から手を付ければ良い?」を用途別に整理しました。結論は、公道=“疲れを減らす快適アイテム”が先、サーキット=“止める&曲がる”の底上げが先、適法運用=“JMCA/排ガス適合”を最優先です。無駄打ちを避け、費用対効果の高い順に並べています。


街乗り快適化|ETC2.0・ハイスクリーン・シート/グリップ

“熱・姿勢・風”の3点を抑えると、R1でもロングが一気にラクになります。
まずは体感差が大きい順でどうぞ。

優先度A(まず効く)

  • ハイスクリーン(ツーリング形状・スクリーン高+約40〜60mm)
    2015–2024用設定あり(例:MRA「Vario Touring」、Puig「Touring」)。胸〜ヘルメットへの風圧が減り、80–120km/h巡航が楽
  • ゲル/コンフォートシート(座面厚+5〜10mm、密度可変フォーム)
    長距離での坐骨痛を軽減。街乗りでもストップ&ゴーの疲労が目に見えて減少
  • グリップヒーター(φ22.2mm)
    早春/晩秋の疲労源をカット。温度5段階の汎用モデルやヤマハ純正相当品でOK。

優先度B(次に効く)

  • ラジエターコアガード+遮熱プレート
    走行風の通りを妨げずにコア保護。渋滞でも電ファン作動回数が安定
  • ステップラバー/スライダー(転倒保険)
    低速Uターンでの安心感UP。万一の立ちゴケ対策にも。
  • チェーンキット 530ZVM-X3(DID)+純正丁数 or 15/43
    街乗り寄りの加速重視ならフロント−1T(15/43)。発進がラクになり、街の速度レンジで扱いやすい。

消耗品サイズの目安

  • タイヤ:120/70ZR17(F)・190/55ZR17(R)
    街乗りなら BATTLAX S22 / DIABLO ROSSO IV / POWER GP が鉄板。
  • エンジンオイル:10W-40(JASO MA2)、交換3,000〜5,000km

サーキット短縮|ブレーキ強化・スリパークラッチ・セットアップ

“速さ=安心して遅らせて止められること”。まずはブレーキ系を整えるのが最短ルートです。

優先度A(タイムに直結)

  • ブレーキパッド(サーキットレンジ)
    例:SBS Dual Carbon / Vesrah RJL / ZCOO TYPE-C。初期制動とリリースコントロールが向上。
  • ステンメッシュホース(Goodridge他)
    握り量=油圧がダイレクトになり、周回後でもタッチが変わらない
  • ハイグリップタイヤ(公道可)
    例:BATTLAX R11 / PIRELLI Supercorsa SP V3 / POWER Cup 2(※温度管理必須)。

優先度B(安定周回化)

  • サスペンションOH/セット(Fフォーク油面・粘度、Rプリロード/戻し)
    2015–2019(2CR/BN6):減衰“戻し側”の基準出しでブレーキ〜進入の腰砕け感が解消。
    R1M(Öhlins ERS):静的1G出し+ERSマップ最適化で路面追従が向上。
  • スリッパークラッチ(強化スプリング or アフター)
    シフトダウン時のホッピング軽減。進入のライン自由度が上がる。
  • ファイナル調整(16/43→15/43など)
    コースに合わせて立ち上がりのギア選択を最適化。

優先度C(ラップの再現性UP)

  • バックステップ(可倒ペダル・8〜10ポジション)
    接地角を稼ぎ、逆シフトにも対応。
  • データロガー/ラップタイマー
    R1MのCCUや汎用ロガーでブレーキポイントと開け始めを可視化。改善が速い。
  • 軽量ホイール
    旋回応答が上がるがコスト大。まずは純正ホイールのベアリング/バランス最適化から。

車検/排ガス対応|JMCA・触媒・音量と計測条件

合法&静か=速い時間が長く走れる、がサーキット/公道共通の正解です。
“とりあえず爆音”は、結局走れる時間を減らし、リセールも落とします。

最低限の基準

  • JMCA/政府認証のスリップオン/フルエキを選択(触媒搭載・排ガス適合)。
  • 加速走行騒音の新計測に対応した製品(2020年以降相当)で、書類と刻印があるもの。
  • ECU書き換えO2・触媒・排ガス適正を保つマップで。Woolich Racing等の正規ベースを。

おすすめ構成(公道→走行会の両立)

  1. JMCA適合スリップオン+純正エキパイ(触媒残し)
  2. 吸気:純正 or 高効率エアフィルター(湿式・定期洗浄)
  3. ECUは点火・燃調“微補正”のみ(サブコンでも可)
    始動性・低中速トルク・検査適合を崩さず、日常〜走行会まで破綻しません。

消耗品・規格メモ

  • 前後ブレーキフルード:DOT4(2年ごと交換)
  • チェーン:530、推奨DID 530ZVM-X3
  • スプロケ:フロント16T/15T、リア43T付近(年式により純正丁数差あり)

この章のポイント

  • 公道は風・熱・姿勢に効くアイテムから。
  • サーキットは**“止める”→“曲がる”→“駆動”**の順で底上げ。
  • いつでも適法・静音=走行時間とリセールを守る最強のカスタムです。

購入交渉と乗り出し価格の作り方

YZF-R1を中古で購入する際、「本体価格」だけを見て決めるのは危険です。
同じ年式・走行距離でも、整備内容や付帯費用の差で総額が20〜30万円変わることも珍しくありません。
この章では、失敗しない交渉・見積もり・購入タイミングを解説します。


本体値引きの現実と付帯費用の落とし方(登録/整備/保証)

YZF-R1は人気のあるスーパースポーツで、本体値引きは少なめ
特に2015年以降の電子制御モデル(2CR/BN6/B7N)は需要が安定しており、販売店も強気な傾向があります。

相場の目安:

  • 本体値引き:5〜10万円程度(車両状態・支払い方法で変動)
  • 登録代行費用:15,000〜25,000円
  • 整備費用(納車整備):30,000〜50,000円
  • 保証料:1〜3万円(長期保証や延長保証あり)

交渉ポイント

  • 「同年式・同走行距離・他店舗価格」の相見積もりを提示すると効果的。
  • 「納車整備で交換する部品」を明確に。バッテリー・オイル・タイヤなどを確認。
  • 支払い総額を基準に交渉するのが鉄則。

例文(交渉時)
「この走行距離なら、他店では○万円台中盤でした。整備込みの総額で○万円までお願いできませんか?」


見積もりテンプレ|乗り出し総額の内訳チェックリスト

中古バイク購入で最も多い後悔が「最初に聞いた価格と支払い総額が違った」ケース。
以下のチェックリストを使えば、乗り出し価格の見落としを防げます。

項目内容目安金額(円)
車両本体価格中古本体価格150万〜300万
登録費用登録・名義変更・印紙代など15,000〜25,000
納車整備費オイル・バッテリー・点検・タイヤ等30,000〜50,000
自賠責保険24ヶ月契約約10,000
税金・印紙自動車税+重量税等約6,000
任意保険年間目安35,000〜60,000
諸費用合計上記合計約90,000〜150,000
総支払額車両本体+諸費用実質乗り出し:160〜330万円

見積もり時の注意点

  • 「車検残」あり車両は名義変更費用のみで済むことも。
  • 「保証なし格安販売車」は初期整備を自費で行う必要があり、結果的に割高
  • 「延長保証」付き販売店(例:レッドバロン・SOXなど)は初期費用は高めだが、長期保有には安心感あり

下取り/買取のタイミング最適化|モデルチェンジ前後を狙う

R1を購入する前に、現在の愛車をどうするかも重要な判断ポイントです。
モデルチェンジの前後で相場が動くため、下取り・買取のタイミングで10万円以上変わることもあります。

基本ルール:

  1. 次期モデル発表“直前”に売るのが高値
    → 新型情報が出ると旧型相場が一気に下がります。
  2. 春(3〜5月)・秋(9〜11月)は買取相場が上がる
    → バイク需要期で買い手が増加。
  3. 冬(12〜2月)は下がるが、店頭値引きが期待できる
    → 「売る」より「買う」タイミングとして狙い目。

おすすめ買取業者(比較必須)

  • KATIX(カチエックス):AI査定+即日出張。高年式リッターSSの成約率◎
  • バイク王:全国対応・引取無料。買取保証あり
  • 買取マッスル:整備歴車や改造車でも柔軟査定。
  • バイクワン:相見積もり交渉に強く、複数社比較で高値狙い可

💡 買取を有利にするコツ

  • 洗車して外装を綺麗に(見た目で3〜5万円変わる)
  • 純正部品はすべて保管(戻せる状態が高評価)
  • 直前のオイル交換・タイヤ溝で「整備良好」を印象づける

まとめ
YZF-R1は「状態」と「交渉の順番」で価格が変わるバイクです。
総額を抑えたいなら、“車体値引き交渉”よりも“整備費・保証・下取り”を整理した方が結果的に得。
購入後の満足度を決めるのは、「いくらで買ったか」よりも「どんな状態の個体を選んだか」です。

よくある質問(FAQ)

YZF-R1の購入を検討していると、年式や仕様、電子制御、維持費など、誰もが一度は疑問に感じるポイントが出てきます。
ここでは、購入前によく寄せられる質問を中心に、初心者〜上級者まで役立つ実践的な答えをまとめました。


R1とR1Mの具体的な違いは?(Öhlins ERS・カーボン外装・データロガー)

YZF-R1とR1Mの違いは、主に装備と素材にあります。
R1Mはサーキット性能を追求した“プレミアム仕様”で、価格差(中古でも+60〜100万円)に見合う内容です。

項目R1R1M
サスペンションKYB製フルアジャスタブルÖhlins ERS(電子制御サス)
外装樹脂カウルカーボンカウル
データ管理なしCCU(データロガー)標準装備
ホイール鋳造アルミ軽量アルミ鍛造
車体価格差(中古)基準+60〜100万円

ポイント

  • R1Mはサーキット走行やセッティングを詰めたい人向け。
  • 電子制御サスはストリートでも効果的で、乗り心地・安定性が抜群。
  • ただし、**メンテ費(Öhlins ERSのOH:約4〜5万円/2万kmごと)**は通常R1より高め。
  • 公道中心ならR1のほうがランニングコスト面では有利。

海外仕様やR1Sは日本で“買い”か?出力/装備差と保険/車検の留意点

**R1S(北米仕様)**は、北米専売の廉価モデルで、装備が一部簡略化されています。
ただし、**出力は十分(約180PS)**で、街乗りやツーリングメインならかなり“アリ”な選択肢です。

比較項目R1(国内)R1S(北米)
フレームマグネシウムアルミ合金(剛性少し低)
ホイール鍛造アルミ鋳造アルミ
クラッチスリッパークラッチ標準なし(搭載年式による)
電子制御同等(IMUあり)同等(マップ違い)
価格差中古で+20〜40万円高−10〜20万円安

注意点

  • 並行輸入のためパーツ入手にタイムラグが出る場合あり。
  • メーターがマイル表示で車検時に換算が必要。
  • 保険料は日本仕様と同じ(登録上は1000ccクラス扱い)。

結論
「サーキット重視」なら国内R1/R1M、「街乗り重視でコスパ優先」ならR1Sはおすすめです。


低身長対策|シート高・ローダウンリンク・足着き改善のコツ

YZF-R1はシート高が約855mmと高め。
身長170cm前後でつま先立ち、165cm以下では片足着きが限界という方も多いです。
ただし、いくつかの工夫でかなり改善できます。

おすすめ対策

  1. ローダウンリンクキット(−20〜30mm)
    • BABYFACE、OVER Racingなど各社から販売。
    • 車体バランスを崩さない範囲で着座位置を下げられる。
  2. アンコ抜き加工(シートフォーム削り)
    • 専門業者で約1〜2万円。ポジションが自然に低くなる
  3. 薄底ライディングブーツ(厚底3cmタイプ)
    • RS TAICHI、alpinestarsなどから選べる。
  4. プリロード調整+サグ出し
    • 足つき改善だけでなく、乗り心地と安定感が両立

注意点

  • ローダウンしすぎるとバンク角減少・サイドスタンド角度変更が必要になるため、−25mm以内が目安。
  • シート加工は腰の位置が後ろすぎないよう調整することが大切。

まとめ|あなたに合うR1は「使い方×年式×維持性」で決まる

YZF-R1は、電子制御が成熟した2015年以降のモデルが“総合点で最強”。
街乗り重視なら2018〜2022年型、サーキット重視ならR1M(2015〜2018)
リセール・長期保有重視なら2024現行型がベストです。

チェックリストまとめ

  • 冷却系と電子制御は要確認
  • 本体価格より“整備履歴”を重視
  • 公道メインなら快適化カスタムを優先
  • サーキット派はR1Mか足回りチューンで対応

「YZF-R1」は“買って終わり”ではなく、“走りながら熟成していける”一台。
年式ごとの特徴を理解して選べば、長く満足できるリッターSSライフが送れるはずです。

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