BMW F900Rは「不人気」と言われることが多いモデルです。しかし、その背景には価格や装備面の評価、ライバル車との比較、さらにはオーナーの口コミや維持費の問題など、さまざまな要素が関係しています。一方で「最高速の実力」「プレミアムラインとの装備差」「シート高の選びやすさ」など、注目すべき魅力も存在します。この記事では、検索で気になるポイントを網羅しつつ、購入前に知っておくべき情報をわかりやすく整理しました。
この記事でわかること
・BMW F900Rが不人気と言われる理由と真相
・最高速や加速性能の実測レンジと特徴
・故障リスクや維持費の実態と対策方法
・口コミ・シート高・プレミアムラインの違い比較
購入を検討している方が「買って後悔するのか」「自分に合った一台なのか」を判断できるよう、実際のユーザー目線とデータをもとに徹底解説していきます。
よく読まれている記事
結論｜BMW F900Rが不人気と言われる理由を3行で要約
結論から言うと、F900Rの「不人気」評は①価格に対する“割高感”（装備と体験のギャップ）、②高速巡航域での振動と風圧による疲労、③ディーラー網や電装トラブル不安による所有コスト懸念──この三つが核です。
一方で、電子制御の充実や扱いやすい低中速トルク、プレミアムラインの快適装備など、日常〜ワインディングで刺さる強みも明確。
要は「何を重視するか」。通勤＋週末ワインディング派にはハマりやすく、長距離高速メインや軽快至上主義だとギャップを感じやすい、というのが実態です。
想定読者と検証範囲｜通勤〜高速巡航・中古相場・装備差まで
本記事は、F900Rを「不人気の真相まで含めて公平に知りたい」方向けに、次の観点を横断して検証します。
- 使い方のリアル：通勤・街乗り・週末の峠、そして東名/名神などの高速巡航での体感
- コストの見える化：新車/中古の価格レンジ、年次改良（2020→2025）と装備差、維持費/消耗品
- 数値と再現条件：最高速/0-100加速の目安、乗り手/路面/気象などの条件整理
- オーナー評価：口コミの良否（満足点/不満点の傾向）と再現性のある対策
- 装備パッケージ：ベース/プレミアムラインの違い（ABS Pro、DTC、QS、グリヒ、キーレス等）と満足度/リセールへの影響
- 競合比較：MT-09、Z900、Street Triple 765との性能・価格・快適性の相対評価
先に結論を踏まえて読むことで、「あなたの使い方に合う/合わない」がハッキリします。購入前に“想像と現実のズレ”を最小化するのが狙いです。
基本情報と年式整理｜F900R（2020→2025）主要スペックと変更点
BMW F900Rは、2020年に登場した並列2気筒ネイキッドスポーツで、F800Rの後継にあたります。排気量は895ccへ拡大され、パワー・トルクともに向上しつつ、扱いやすさを重視したモデルとして開発されました。2020年以降、毎年のマイナーチェンジで電子制御の進化やカラーリング変更が行われています。特に2022年以降は安全性を高める機能（ABS ProやDTCの改良）が順次標準化され、2024年モデルでは新色と装備ラインの細分化が追加されました。2025年現在もプレミアムラインの存在感が強く、電子制御や快適装備を重視する層に向けてアピールしています。
主要諸元｜895cc・約105PS/92N·m・装備重量約210kg級・燃料タンク13L
- エンジン：水冷並列2気筒 895cc
- 最高出力：105PS（約77kW）/8,500rpm
- 最大トルク：92N·m/6,500rpm
- トランスミッション：6速、電子制御スロットル搭載
- 装備重量：おおよそ211kg（仕様により変動）
- タンク容量：13L
- シート高：標準815mm（オプションで770〜865mmまで調整可）
- 電子制御：ライディングモードPro、ABS Pro、DTC、クイックシフター、グリップヒーターなど（プレミアムライン装備）
これらの数値は、街乗りでの扱いやすさと中距離ツーリングでの快適さを両立させるために設計されており、「大型バイクの入門」としても注目されています。ただし、13Lというタンク容量はやや少なめで、ロングツーリング派からは物足りなさを感じる声もあります。
BMW F900R 不人気と言われる本当の理由トップ5
価格に対する装備感と“割高感”
F900Rは新車価格が国産ネイキッドより高めに設定されており、ライバル車と比べると「装備の割に高い」と感じる人が多いです。電子制御や安全装備は充実していますが、BMWブランド料込みと考えると割高に映ってしまうのが実情です。
高速巡航の余裕と振動特性｜ロングでの疲労感
中低速域の扱いやすさは好評ですが、100km/h以上の高速巡航になるとエンジンの振動や風防の不足が気になりがちです。長距離ツーリングでは疲労感が増し、「ロングに向かない」との口コミが少なくありません。
故障・電装系の不安とディーラー距離問題
BMWバイク全般に言えることですが、電装系の警告灯やセンサー類のトラブルが報告されることがあります。また、ディーラー網が国産メーカーほど多くないため、地方在住のライダーは「整備拠点が遠い」という不安を抱えやすいです。
取り回し・ハンドリングの評価割れ
211kgという重量は同クラスでは平均的ですが、ハンドリングについて「軽快」と評価する人と「思ったより重い」と感じる人に分かれます。特に街乗りでの取り回しに慣れるまでは扱いにくいという声もあります。
ライバル（MT-09/Z900/Street Triple）との比較劣位
同クラスの人気車種であるヤマハMT-09、カワサキZ900、トライアンフStreet Triple 765と比べると、F900Rは「価格で劣り、走りでも特化ポイントが薄い」との見方があります。性能バランスは優秀ですが、尖ったキャラクターがないために“選ばれにくい”のが不人気の理由の一つです。
口コミ徹底分析｜F900R 口コミから見える満足点と不満点
良い口コミ｜低中速の扱いやすさ・装備の充実・TFTの満足度
実際のオーナーからは「街乗りや峠で乗りやすい」という声が多く聞かれます。低中速のトルクが厚いため、日常的な加速や渋滞のストップ＆ゴーでもストレスを感じにくいのが魅力です。
さらに、6.5インチTFTフルカラー液晶メーターは視認性が高く、スマホ連携もできる点が高評価。プレミアムラインに標準装備される電子制御や快適装備も「値段に見合う満足感がある」との意見が目立ちます。
悪い口コミ｜熱・振動・維持費・下取りの弱さ
一方で不満点もはっきりしています。
「夏場のエンジン熱が強烈」「高速巡航では振動が気になる」といった走行性能への指摘があり、長距離派のライダーからは不満が出やすい傾向です。
維持費に関しては、点検・修理費用や純正パーツ代が国産に比べ高めで、「ちょっとした整備でも出費が痛い」という声が少なくありません。
また、中古市場では人気車種ほどのリセールが期待できず、「下取りが弱い」という点もオーナーの不満として挙がっています。
総じて、F900Rは「街乗りや週末ライドなら満足度が高いが、ロングツーリングやコスト重視派には向かない」という評価が多いのが特徴です。
BMW F900R 最高速と加速｜実測レンジと再現条件
最高速の目安｜GPS実測200〜220km/h帯の現実性
F900Rの最高速は、GPS実測でおおよそ200〜220km/hに収まるケースが多いとされています。公道でここまで出すのはもちろん現実的ではありませんが、サーキットや高速テスト環境では200km/hを超えること自体は十分可能です。
ただし、リッターバイクのように余裕を持って伸びる加速ではなく、180km/hあたりからは頭打ち感が出てくる印象。BMWの電子制御は優秀ですが、タンク容量や空力性能からも「長距離で高速を出し続ける仕様」ではないことがうかがえます。
0-100km/h加速の目安とギヤ比・モードの影響
0-100km/h加速は実測で約3.5〜4.0秒が目安。クラス的には十分俊敏で、街中や高速の合流で困ることはありません。
また、ライディングモード（Rain、Road、Dynamicなど）やギヤ比の選び方によって加速フィーリングが変化します。特にDynamicモードではスロットルレスポンスがシャープになり、F900Rのスポーティさを実感しやすいでしょう。
総合すると「リッターSS並みの圧倒的速さはないが、必要十分で扱いやすい加速性能」という評価に落ち着きます。
BMW F900R 故障・弱点と対策｜多い症状と予防メンテ
電装・センサー系の警告灯対処と点検サイクル
F900Rで比較的多いのが、電装やセンサー類の誤作動による警告灯点灯です。実際には異常がなくてもチェックランプが光ることがあり、オーナーを不安にさせます。
原因はセンサーの汚れや接触不良が多く、定期的な点検・清掃で予防可能です。年1回の法定点検に加え、半年ごとにディーラーで簡易診断を受けておくと安心感が高まります。
充電・バッテリー・配線の要チェックポイント
BMWバイク全般に言えることですが、バッテリー電圧の低下や配線接触不良による不具合は早めに出やすい傾向があります。特に短距離走行が多いユーザーは充電不足になりやすく、思わぬ始動トラブルにつながります。
対策としては、トリクル充電器の併用や定期的な電圧チェックがおすすめ。配線部分も車検や点検時に必ず確認してもらうと安心です。
消耗品コスト（ブレーキ/チェーン/タイヤ）と交換目安
消耗品に関しては、国産車よりパーツ代がやや高めです。ブレーキパッドは走行スタイルによりますが、1〜1.5万kmごと、チェーンは2〜3万km前後での交換が一般的。タイヤはスポーツ志向の純正指定が多く、1セットあたり6〜8万円かかるケースもあります。
これらを定期的にメンテナンスしていけば、F900R特有の故障リスクは大幅に下げられます。「BMWだから壊れる」というより、「維持費は国産より多めに見積もっておく」ことが大切です。
BMW F900R シート高と足つき徹底ガイド
標準815mmの実測足つき｜身長別（165/170/175cm）目安
F900Rの標準シート高は815mm。数値だけ見ると高めに感じますが、シート形状がスリムなため実際の足つきは悪くありません。
- 身長165cm前後：両足はつま先立ち、片足ならしっかり接地可能。ローダウン推奨。
- 身長170cm前後：両足の前半分が接地する程度。市街地走行は十分対応可能。
- 身長175cm前後：両足ベタ足に近く、安心感がある。
他の欧州大型ネイキッドと比べても取り回しは軽く、体格に応じて選べる柔軟性が強みです。
770〜865mmのシート/ローダウン選択肢と効果
F900Rはシートオプションが豊富で、770mm〜865mmまで調整可能。BMW純正でローシートやローダウンサスが用意されており、女性や小柄なライダーでも安心して選べます。
逆に865mmのハイシートに換装すれば、足長のライダーでも自然な膝曲がりが得られ、スポーティなライディングポジションに。
つまり、F900Rは「足つきに不安がある人から、もっと積極的に攻めたい人」まで幅広く対応できるバイクといえます。
BMW F900R プレミアム ライン 違い｜装備差を一発比較
ベース vs プレミアムライン｜ABS Pro/ライディングモードPro/DTC/クイックシフター/グリヒ/キーレス
F900Rには標準仕様と「プレミアムライン」があり、装備差が大きなポイントになります。
ベースモデルは基本的なABSとライディングモード（Rain/Road）が中心ですが、プレミアムラインでは以下の装備が加わります。
- ABS Pro：コーナリング中でも安定した制動を可能にする機能
- ライディングモードPro：Dynamicなどスポーティな制御が選べる
- DTC（ダイナミックトラクションコントロール）：滑りやすい路面での安定性が向上
- クイックシフター：クラッチ操作なしでのシフトアップ・ダウンが可能
- グリップヒーター：冬場の快適性アップ
- キーレスライド：利便性を高める電子キーシステム
街乗りからロングツーリングまで快適性を求めるなら、プレミアムラインの方が断然満足度は高いといえます。
プレミアムラインの価値｜中古相場・リセール・満足度への影響
プレミアムラインは新車時の価格は上がりますが、そのぶん中古市場でのリセールが安定して高い傾向があります。
装備差は見た目で分かりにくいものの、実際に乗ると快適性と安全性に直結するため、「装備の有無で後悔した」という声も少なくありません。
とくに中古を狙う場合、プレミアムラインは人気が高く、相場も安定。購入後の満足度や売却時の価値を考えると「最初からプレミアムラインを選ぶのが得」という評価が多数です。
ライバル比較｜MT-09・Z900・Street Triple 765と何が違う？
性能/重量/価格のコスパ比較表
F900Rの最大の比較対象は、同じネイキッドクラスで人気の高いヤマハMT-09、カワサキZ900、トライアンフStreet Triple 765です。
数値を並べてみると以下のような違いがあります。
- BMW F900R：895cc並列2気筒／105PS／装備重量約211kg／新車価格約135〜150万円
- ヤマハMT-09：890cc並列3気筒／120PS／189kg前後／新車価格約120〜130万円
- カワサキZ900：948cc並列4気筒／125PS／212kg／新車価格約110〜120万円
- トライアンフStreet Triple 765：765cc並列3気筒／118PS前後／188kg前後／新車価格約140〜150万円
数値だけを見ると、MT-09やZ900は軽さとパワーで優位性があり、F900Rはやや割高に見えるのが不人気の一因といえます。
高速安定性と街乗り快適性の実用比較
一方で、単純な数値だけでは語れないのがF900Rの持ち味です。
- F900R：BMWらしい直進安定性と電子制御の完成度が強み。街乗りでは低中速の粘りで扱いやすく、通勤〜週末ライドで安心感が高い。
- MT-09：爆発的な加速と軽快なハンドリングが魅力。ただし高速巡航では振動や安定性に不満を持つ人もいる。
- Z900：高回転の伸びとコスパに優れる一方、電子制御はシンプルで装備面ではBMWに劣る。
- Street Triple 765：軽量さとハンドリング性能はトップクラスだが、排気量が小さいためツアラー用途では余裕不足を感じる場合も。
結論として、F900Rは尖った性能で勝負するバイクではなく、総合的な安定感や上質さを重視する人向け。このキャラクターが“万人受けしにくい”理由でもありますが、逆にそこに価値を感じる人には強く刺さるモデルです。
維持費と中古相場｜F900Rの新車価格・中古価格・買い時
年間維持費の目安｜保険・燃費・法定費用・点検費用
F900Rを維持するうえで気になるのがランニングコストです。
- 自賠責・重量税・車検費用：2年ごとに約6〜7万円程度
- 任意保険：等級や条件にもよりますが、年間4〜7万円が目安
- 燃費：実燃費はリッター18〜22km/L。ハイオク指定のため、ガソリン代はやや高め
- 定期点検・消耗品交換：年に1〜2回の点検で3〜5万円、オイル交換は1回1.5万円前後
合計すると、年間15〜25万円程度が維持費の目安になります。国産ネイキッドより高めですが、欧州車の中では標準的な水準です。
中古で狙い目の年式/走行距離帯と注意点
中古市場では2020年式からのモデルが多く流通しています。
- 2020〜2021年式：初期モデルは比較的安価。装備差は小さいためコスパ良し
- 2022〜2023年式：電子制御の改良が進み、実用性アップ。中古でも人気が高め
- 2024年式以降：カラーリングやプレミアムラインの選択肢が増え、リセールを意識するならおすすめ
走行距離は1万〜2万km台が相場の中心で、整備記録が残っているかが購入時の大きな判断基準になります。
注意点としては、電装系のトラブルや消耗品の交換履歴を必ず確認しておくこと。プレミアムラインは中古でも人気が高く、相場も安定しています。
結論として、中古を狙うなら装備が充実したプレミアムライン、走行1〜2万kmで整備履歴が明確な個体がベストな買い時と言えるでしょう。
こういう人は“買い”、こういう人は“やめとけ”
買うべき人｜通勤＋週末ワインディング派・装備重視派
F900Rは、日常の通勤や市街地走行を快適にこなしつつ、週末の峠やショートツーリングも楽しみたい人にピッタリです。
電子制御が充実しており、ABS ProやDTC、クイックシフターを備えたプレミアムラインなら「安全性と快適性を両立させたい」というライダーに強く刺さります。
また、国産車にはないBMWのブランド力や上質な乗り味を求める人にとっても満足度が高い一台です。
やめとくべき人｜長距離高速多め・軽量ネイキッド志向
逆に、高速道路での長距離巡航をメインに考えている人には向きません。振動や風防の不足から疲労が溜まりやすく、「快適なロングツアラー感覚」を期待するとギャップを感じるでしょう。
また、ヤマハMT-09のように“軽快でパンチのあるネイキッド”を求める人には少し重たく感じるはずです。
コストを最優先するライダーにとっても、維持費や中古相場の落ち幅は不満につながりやすい部分です。
つまり、F900Rは「通勤や週末ライドを上質に楽しみたい人」には買いの一台であり、「長距離や軽快さを求めすぎる人」にはやめておいた方がいいモデルと言えるでしょう。
購入前チェックリスト｜試乗で確認すべき10項目
走行モード・振動帯・風圧・ポジション・発熱の見極め
F900Rはカタログスペックだけでは分からない「乗ってみて初めて気づくポイント」が多いバイクです。購入前に試乗できる環境があるなら、以下の10項目を必ずチェックしておきましょう。
- ライディングモードの違い
Rain／Road／Dynamicを切り替えて、スロットルレスポンスやトラクションの効き方を体感。 - 振動の出やすい回転域
特に100km/h前後でどの程度の振動が伝わるか確認。 - 風防の有無と風圧
ネイキッドなので防風性能は弱め。長距離想定ならスクリーンの追加が必要かどうかを見極める。 - シートポジションと膝の曲がり
自分の身長に合うか、ローダウンやシート変更が必要かどうか。 - 発熱の体感
夏場や渋滞時にどの程度エンジン熱を感じるか。 - 低速域の扱いやすさ
渋滞や市街地走行でスムーズに操作できるかどうか。 - 取り回しの重さ
押し歩きやUターンのしやすさを確認。 - ブレーキの効き方
ABS Proの作動感や、街乗りでの効き具合をテスト。 - クラッチやシフターの操作感
クイックシフターの有無で快適性が大きく変わるため要確認。 - 視認性と操作性
TFTメーターの見やすさ、メニュー操作が直感的かどうか。
このチェックをしておけば、「見た目に惚れて買ったけど実際は合わなかった」という後悔を防げます。F900Rはクセがある分、自分の用途と照らし合わせて納得感を持って選ぶことが重要です。
よくある質問（FAQ）｜最高速・故障頻度・シート高調整・装備差
F900Rの最高速はどれくらい？
実測値では200〜220km/h前後が目安です。サーキットやテスト環境での数値であり、公道で狙うべき速度ではありません。日常では100〜120km/h巡航が快適に走れる現実的なレンジです。
故障は多いの？国産と比べて信頼性は？
「壊れやすい」というよりも、電装系の警告灯やセンサーの誤作動が出やすいのが特徴です。国産に比べれば点検頻度や修理費用は高くつく傾向がありますが、定期的なメンテナンスを怠らなければ大きな故障に至るケースは少なめです。
シート高は調整できる？
はい。標準815mmに加え、BMW純正オプションで770mm〜865mmまで対応可能です。ローダウンやハイシートを選べるため、体格に合わせた調整がしやすいモデルといえます。
プレミアムラインとベースモデルの違いは？
装備面での差が大きく、プレミアムラインにはABS Pro／ライディングモードPro／DTC／クイックシフター／グリップヒーター／キーレスなどが追加されます。快適性やリセールを考慮すると、多くのオーナーがプレミアムラインを選んでいます。
まとめ｜F900Rの“不人気”は誰にとってか——賢い選び方と結論
BMW F900Rが「不人気」と言われる背景には、価格に対する割高感や高速域での振動、そして国産車と比べた整備性・維持費の高さがあります。ライバル車のMT-09やZ900と比較すると、スペックや価格の面で目立ちにくく、万人受けしにくいのは事実です。
しかしその一方で、F900Rには電子制御の完成度・安定感のある走り・BMWならではの所有感という魅力がしっかり存在します。通勤や週末の峠道など、中距離中心のライダーには十分満足できるモデルです。
結論として、不人気と感じるかどうかは「あなたの使い方次第」。
- 長距離高速巡航や軽快さを求める人には合わない
- 日常＋週末ライドでプレミアムな装備を楽しみたい人には最適
この視点を持って選べば、F900Rは決して“買って後悔するバイク”ではなく、自分のライフスタイルにフィットする相棒になるはずです。
関連記事
今のバイクを乗り換えたいなら高く売るのが先決！
新しいバイクをお得に手に入れるためには、まず今乗っているバイクをできるだけ高く売ることが重要です。買取額が数万円変わるだけで、次のバイク購入費用や装備のグレードアップに回せる金額が大きく変わります。
特におすすめなのが、「バイクランド」と「バイクワン」の2社です。
バイクランド
バイクランドは、全国展開する大手バイク買取業者で、年間数万台以上の買取実績を誇ります。安定した査定ノウハウと独自の販売ルートがあり、排気量やジャンルを問わず安定して高額査定を提示してくれるのが強みです。
- 全国対応で出張査定無料
- 大型・旧車・カスタム車でも高値がつきやすい
- 成約後のスピード入金
- 経験豊富な査定士が対応
特に、大型バイクや希少モデルを手放す方には安心感があります。
公式サイトはこちら↓
バイクワン
バイクワンは、バイク買取専門店として全国対応しており、不動車や事故車、ローン残債ありのバイクでも柔軟に対応してくれるのが特徴です。手数料は一切不要で、幅広い車種を高価買取しています。
- 不動車・事故車でも査定OK
- ローン中のバイクも相談可能
- 出張査定・引き取り無料
- 幅広いジャンルのバイクを高価買取
「売れるかどうか不安…」というバイクでも一度相談してみる価値があります。
公式サイトはこちら↓
バイク買取専門店バイクワン
まずはこの2社で査定を受けて比較することで、より高い買取額での乗り換えが実現します。
一括査定のように大量の営業電話に悩まされることもないため、安心して利用できます。
