「ショベルヘッドに憧れて買ったけど、後悔してしまった…」そんな声を耳にすることがあります。旧車ならではの味わい深さがある一方で、維持の難しさや予想以上のコストに悩まされることも。果たして、ショベルは本当に後悔するバイクなのでしょうか?
この記事では、ショベルヘッドの特徴やエボリューションとの違い、維持の大変さと費用、そして後悔せずに楽しむためのポイントを詳しく解説します。さらに、ショベルならではの魅力や、購入前にチェックすべき点も紹介。
この記事を読めば、ショベルの「理想」と「現実」をしっかり理解でき、後悔しない選択ができるようになります!
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ハーレーショベルを買って後悔する人がいるのはなぜ?
ハーレーのショベルヘッドは、独特の鼓動感やクラシカルなデザインで多くのライダーを魅了してきました。しかし、その一方で「買ったけど後悔した…」という声も少なくありません。では、なぜショベルは一部のオーナーにとって“手に余る”存在になってしまうのでしょうか?ここでは、ショベルヘッドの基本的な特徴や、エボリューションとの違い、そして「手がかかる」と言われる理由を解説します。
ショベルヘッドとは?エボリューションとの違いを解説
ショベルヘッドとは、1966年から1984年までハーレーダビッドソンが生産していたVツインエンジンのことを指します。名前の由来は、シリンダーヘッドの形がシャベル(ショベル)に似ていることから。
ショベルの次世代エンジンとして登場したのが「エボリューション(EVO)」です。1984年以降に採用されたこのエンジンは、ショベルの弱点を改善し、耐久性やメンテナンス性が向上しています。
主な違いは以下の通りです。
- オイル管理の違い:ショベルはエンジンのオイル漏れが日常茶飯事。エボは大幅に改善され、オイル管理が楽に。
- 冷却性能:ショベルは空冷のため熱ダレしやすい。エボは冷却フィンの設計が改良され、熱対策が強化。
- 耐久性:ショベルは定期的な調整やメンテが必須。エボはメンテ頻度が低く、扱いやすい。
- エンジンの鼓動感:ショベルは「生き物のようなフィーリング」と称される一方で、エボは滑らかで安定した走り。
こうした違いから、エボは「楽に乗れるハーレー」として人気を集める一方、ショベルは“乗り手を選ぶ”バイクと言われるのです。
なぜショベルは「手がかかる」と言われるのか?
ショベルヘッドが「手がかかる」と言われる理由は、大きく分けて以下の3つです。
① オイル漏れが避けられない
ショベルは設計上、どうしてもオイル漏れが発生しやすいエンジンです。特にガスケットやシール部分の劣化が早く、こまめなメンテナンスが必要。オイル滲みは「正常」とも言われるほどで、神経質な人にはストレスかもしれません。
② 調整が必須なポイントが多い
- ポイント点火:純正の点火システムは「ポイント式」という機械的な方式で、定期的な調整が必要。フルトラ(フルトランジスター)に変更することで楽になりますが、あえて純正にこだわる人も。
- キャブレター調整:ケイヒンやS&Sなど、キャブの種類によってクセが異なり、セッティングが合わないとアイドリングが不安定に。気温や標高によっても調整が必要になります。
- プッシュロッド調整:エンジンのタペット(バルブとカムの隙間)の調整が定期的に必要。これを怠るとエンジンの不調や異音の原因に。
③ 現代のバイクと比べると乗りづらい
ショベルは基本設計が古いため、現代のバイクと比べると乗りづらさを感じることがあります。
- クラッチが重い:純正のクラッチは「重すぎる」と感じる人も多い。社外品で軽くするカスタムも可能。
- ブレーキ性能が低い:特にノーマルのドラムブレーキは制動力が弱めで、現代のディスクブレーキと比べると効きが悪い。
- 振動が大きい:エンジンのダイレクトな鼓動感は魅力ですが、長距離ツーリングでは疲れやすい。
ショベルヘッドは、エボリューションや現代のハーレーと比べると「手がかかる」バイクですが、それを愛せるかどうかがカギになります。オイル漏れや調整の手間がある一方で、唯一無二の鼓動感やクラシカルなスタイルは、現行モデルにはない魅力。
「維持するのが大変そう…」と思うかもしれませんが、ある程度の知識と覚悟を持てば、ショベルならではの楽しさを味わうことができます。次の章では、具体的な維持の大変さや費用について詳しく解説していきます!
ハーレーショベルの維持が大変な理由とは?
ショベルヘッドに憧れて購入したものの、「維持が大変すぎる…」と感じるオーナーは少なくありません。これは、ショベルの設計が現代のバイクと比べて古く、メンテナンスの頻度が高いことが主な理由です。
特に 「オイル漏れ」、「キャブ調整」、「電装系トラブル」 の3つは、ショベルを維持する上で避けて通れないポイントです。ここでは、それぞれの特徴や対策について詳しく解説していきます。
オイル漏れは当たり前?ショベルのメカニズムと対策
「ショベルはオイルが漏れて一人前」と言われるほど、オイル漏れはショベルの“持病”のひとつです。これは、現代のバイクと異なり、エンジンのオイル管理システムがシンプルな構造になっているためです。
なぜショベルはオイル漏れしやすいのか?
- エンジンのクリアランスが大きい
ショベルは製造時の精度が現代のエンジンほど高くなく、熱膨張の影響でオイルシールが劣化しやすいです。 - 「ドライサンプ方式」の影響
ショベルのオイル管理はドライサンプ方式(オイルタンクを別に持つ仕組み)ですが、オイルポンプの戻りが悪くなると、クランクケース内にオイルが溜まり、にじみ出すことがあります。 - パッキンやガスケットの劣化
経年劣化により、各部のガスケットやシールが硬化し、隙間からオイルが漏れやすくなります。
オイル漏れ対策
- オイル管理を徹底する
- こまめなオイル交換(2,000km~3,000kmごと推奨)
- ショベルに適した硬めのオイル(シングル50Wや20W-50など)を使用
- ガスケット・オイルシールの定期交換
- エンジン周りのガスケットは経年劣化するため、2~3年ごとに交換を検討
- オイルポンプのチェック
- オイルの戻りが悪くなると漏れやすくなるため、定期的にオイルポンプの状態を確認
ショベルのオイル漏れはある程度「仕様」と割り切ることも大切ですが、日頃のメンテナンス次第で漏れを最小限に抑えることができます。
キャブ調整必須!S&Sやケイヒンの特徴を知ろう
ショベルヘッドはキャブレター式のため、定期的な調整が欠かせません。キャブのセッティングが合っていないと、エンジンの始動不良やアイドリング不安定、燃費の悪化などのトラブルが発生します。
ショベルに使われる代表的なキャブレター
ショベルには主に「S&S」と「ケイヒン」のキャブレターが使用されます。それぞれの特徴を理解し、自分のスタイルに合ったキャブを選びましょう。
キャブの種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
S&S | ハーレーカスタム界では定番 | パワーが出やすい、加速が良い | 燃費が悪い、調整がシビア |
ケイヒン | 純正採用されていたキャブ | 安定したアイドリング、燃費が良い | S&Sほどのパワーは出ない |
キャブ調整のポイント
- アイドリング調整
- エンジンの回転数が不安定なら、スロージェットの調整を行う
- ショベルの適正アイドリングは900~1,200rpm
- エアスクリューの調整
- 季節や標高の変化によって調整が必要
- 目安は1回転半~2回転が基本だが、エンジンの調子に合わせて調整
- 定期的なキャブ清掃
- 古いガソリンがキャブ内で詰まると不調の原因になるため、定期的に清掃
キャブ調整は最初は難しく感じるかもしれませんが、コツをつかめば比較的簡単にできるようになります。ショベルを快適に走らせるためには、キャブの状態を常に把握しておくことが大切です。
電装系トラブルに注意!ポイント点火とフルトラの違い
ショベルは電装系が弱いと言われており、特に点火系トラブルが起こりやすいです。点火方式には「ポイント点火」と「フルトランジスター(フルトラ)」があり、それぞれの特徴を知っておくことが重要です。
ポイント点火の特徴
- 機械式のため、定期的なギャップ調整が必要
- 純正の雰囲気を味わえるが、始動性が悪いことも
- 接点が摩耗すると火花が弱くなり、エンジンの調子が悪くなる
フルトランジスター(フルトラ)の特徴
- センサー制御で、安定した点火が可能
- メンテナンスがほぼ不要
- ポイント点火よりも高価だが、始動性が向上
電装系トラブルを防ぐために
- バッテリーの管理を徹底する
- ショベルの電装はバッテリーが命。定期的に充電し、劣化したら早めに交換
- ハーネスや配線の劣化をチェック
- 経年劣化による断線や接触不良が発生しやすいので、定期的な点検を
- フルトラ化を検討する
- 維持の手間を減らしたいなら、フルトラ点火へ交換するとトラブルが激減
ショベルヘッドを維持する上で「オイル漏れ」「キャブ調整」「電装系トラブル」の3つは避けて通れません。しかし、これらの特徴を理解し、しっかりとメンテナンスを行えば、ショベルならではの鼓動感やフィーリングを存分に楽しむことができます。
「手がかかる=愛着が湧く」というのもショベルの魅力のひとつです。次の章では、ショベルの維持費について詳しく解説していきます!
ハーレーショベルの維持費はいくらかかる?
ショベルヘッドを手に入れるとき、まず気になるのは**「維持費がどれくらいかかるのか?」**という点ですよね。ショベルは現代のバイクとは違い、こまめなメンテナンスが必要なため、ランニングコストが高めです。
ここでは、購入費用の相場、年間の消耗品交換費用、修理やカスタムの目安について詳しく解説していきます。ショベルを長く楽しむためには、どのくらいの費用がかかるのか、しっかり把握しておきましょう。
購入費用の相場は?ショベルの価格推移と現状
ショベルヘッドの価格は年々上昇しており、**「昔は安かったのに、今は手が出しにくい…」**と感じる人も多いはずです。
ショベルの価格推移
- 2000年代前半:50万~100万円で買えた個体も多かった
- 2010年代:人気の高まりとともに価格が上昇し、100万円以上が当たり前に
- 現在(2025年時点):相場は200万~300万円、状態の良いものは400万円を超えることも
現行のショベルヘッド相場(2025年時点の目安)
年式・モデル | 価格帯 |
---|---|
1970年代前半(初期型) | 250万~350万円 |
1970年代後半 | 200万~300万円 |
1980年代(最終型) | 180万~250万円 |
価格の変動要因として、エンジンの状態、フルオリジナルかどうか、カスタムの内容などが影響します。特に、純正パーツが残っている個体は希少価値が高く、価格も高騰しがちです。
また、安価なショベルも市場には出回っていますが、**「購入後に多額の修理費がかかるケースもある」**ため、慎重に選びましょう。
オイル・タイヤ・バッテリー交換などの年間コスト
ショベルを維持する上で欠かせないのが消耗品の交換費用です。ここでは、年間でどれくらいのコストがかかるのかを見ていきましょう。
年間の消耗品交換費用(目安)
項目 | 交換頻度 | 費用の目安 |
---|---|---|
エンジンオイル | 2,000~3,000kmごと | 5,000円~8,000円/回 |
プライマリー&ミッションオイル | 5,000kmごと | 3,000円~5,000円/回 |
オイルフィルター | 2回に1回交換 | 2,000円~3,000円 |
タイヤ | 5,000~10,000kmごと | フロント:2万~3万円/リア:3万~4万円 |
バッテリー | 2~3年ごと | 2万~3万円 |
プラグ交換 | 5,000kmごと | 1,500円~2,000円 |
ドライブチェーン | 10,000kmごと | 2万~3万円 |
年間の走行距離によりますが、消耗品の交換費用は年間5万円~10万円程度を見込んでおくと安心です。
また、ショベルは現代のバイクと違ってエンジンオイルの消費が激しいため、「少し減ってきたら継ぎ足しする」くらいの気持ちで、オイル代を計算しておくといいでしょう。
修理・カスタム費用の目安!フルレストアは100万円超えも?
ショベルは**「壊れる前提で乗るバイク」**とも言われるほど、定期的な修理やオーバーホールが必要になります。また、カスタムを施す場合も、それなりの費用がかかることを覚悟しておきましょう。
修理・メンテナンス費用の目安
修理内容 | 費用の目安 |
---|---|
キャブレターオーバーホール | 2万~5万円 |
オイル漏れ修理 | 3万~10万円 |
電装系修理(ハーネス交換など) | 5万~15万円 |
エンジン腰上オーバーホール | 15万~30万円 |
エンジンフルオーバーホール | 50万~80万円 |
ミッションオーバーホール | 20万~40万円 |
ショベルはエンジンの構造がシンプルなので、「自分でメンテナンスできる部分は自分でやる」と費用を抑えられます。ただし、エンジン内部やミッション系の修理は専門店に任せた方が安心です。
カスタム費用の目安
カスタム内容 | 費用の目安 |
---|---|
マフラー交換 | 5万~15万円 |
ハンドル交換 | 3万~8万円 |
足回りカスタム(ホイール・サス交換など) | 10万~30万円 |
フルカスタム(外装・塗装・パーツ交換) | 50万~100万円 |
カスタムの方向性にもよりますが、「ショベルらしさを残しつつカスタムする」場合でも、それなりの予算が必要になります。
フルレストアすると100万円超えも…
「古いショベルを買って、自分好みにレストアしよう!」と考える人も多いですが、フルレストアには相当な費用がかかります。
- エンジン・ミッション完全オーバーホール → 80万~120万円
- フレーム塗装・外装仕上げ → 30万~50万円
- 電装系・配線すべてやり直し → 20万~40万円
すべてをしっかり仕上げると、合計100万~150万円ほどかかることも珍しくありません。
ショベルヘッドは、購入費用だけでなく、維持費や修理費もそれなりにかかるバイクです。年間の消耗品費用は5万~10万円程度、さらに大きな修理やカスタムをすると、数十万円単位の出費も珍しくありません。
ただし、ショベルの維持には手間もお金もかかりますが、その分、愛着が湧くのも事実。しっかりとコストを理解した上で、ショベルライフを楽しんでいきましょう!
ハーレーショベルの魅力!後悔を乗り越える価値はある?
「ショベルヘッドに乗りたいけど、維持が大変そう…」「買った後に後悔しないかな?」
そんな不安を抱えている方も多いかもしれません。
確かに、ショベルは現代のバイクと比べると手がかかる旧車です。調子を維持するにはこまめなメンテナンスが必要ですし、長距離ツーリングではトラブルに見舞われることもあります。
しかし、そのデメリットを超える魅力があるのも事実。ショベルだからこそ味わえるフィーリング、自由度の高いカスタム、そして旧車ならではの所有感は、現行のハーレーでは得られないものです。
ここでは、ショベルヘッドの魅力について詳しく解説していきます。
独特の鼓動感とフィーリング!エボやツインカムとは違う魅力
ハーレーといえば、あの**「ドコドコドコ…」という独特の鼓動感が魅力ですよね。その中でもショベルヘッドのフィーリングは格別**です。
エボ・ツインカムとの違い
エンジン | 特徴 |
---|---|
ショベルヘッド | 低速域での不規則な鼓動、アナログ感のあるフィーリング |
エボリューション | バランスが良く、比較的スムーズな回転 |
ツインカム | 高回転まで力強く回る、現代的なパワーフィール |
ショベルは、エボやツインカムに比べて**「機械を操っている感覚」が強いのが特徴です。アイドリング時の荒々しさ、回転数を上げたときの振動、キャブ車ならではのダイレクトなレスポンス**…どれをとっても、現代のハーレーとはまったく異なる味わいがあります。
特に、**「トコトコと低速で流すときの心地よさ」**は、ショベルならでは。
最新のハーレーは性能面では優れていますが、ショベルの持つ「生き物のようなフィーリング」には、昔のバイクならではの味があります。
カスタムの幅広さ!チョッパーやボバー仕様も楽しめる
ショベルのもう一つの魅力は、カスタムの自由度が高いことです。
エボリューション以降のハーレーもカスタムはできますが、ショベルは**「どこまででも自由に仕上げられる」**のがポイント。
ショベルヘッドの代表的なカスタムスタイル
カスタムスタイル | 特徴 |
---|---|
チョッパー | フロントフォークを伸ばし、ロング&ローなスタイル |
ボバー | 余計なものを削ぎ落とし、シンプル&コンパクトな仕上がり |
オールドスクール | 60〜70年代のカスタムスタイルを再現 |
クラブスタイル | パフォーマンスを意識したストリート仕様 |
ショベルは、フレームを切ったり、ワンオフのパーツを作ったりと、自由な発想でカスタムできるのが最大の強みです。
「ボルトオンパーツだけで仕上げる」というよりも、職人の手を借りて、自分だけの一台を作るのがショベルカスタムの醍醐味。
例えば、
- ロングフォークのチョッパーで70年代スタイルを楽しむ
- フェンダーレス&スプリンガーフォークでクラシックなボバーに仕上げる
- 純正の雰囲気を活かしつつ、細かいパーツをカスタムしてオリジナリティを出す
…といった具合に、自分好みに仕上げることができます。
**「世界に一台だけのショベルを作りたい!」**という人には、たまらない魅力ですね。
旧車ならではの「乗る楽しさ」と所有する満足感
ショベルは、ただの移動手段ではなく**「付き合うバイク」**です。
最新のバイクなら、キーを回してボタンを押せばすぐに走り出せます。でも、ショベルは暖機運転が必要だったり、クセのある操作が求められたりと、手間がかかることも多いです。
しかし、それが逆に**「バイクと向き合う時間」**を生み出してくれます。
ショベルならではの「乗る楽しさ」
- 「今日は調子がいいな」と感じる日がある
- キャブのセッティング次第で走りが変わる
- 自分の手でメンテナンスすることで愛着が増す
こうしたアナログな要素が、ショベルを所有する醍醐味でもあります。
また、**「トラブルを乗り越えることで、より愛着が湧く」のも旧車の魅力。
出先でプラグがかぶってエンジンがかからなくなったり、オイル漏れを応急処置したり…そんな経験を通じて、「このバイクと一緒に成長している」**と感じる瞬間があるのも、ショベルならではです。
所有する満足感も格別
ショベルは、乗らなくてもガレージに置いてあるだけで満足感を与えてくれるバイクでもあります。
- エンジンの造形美、クラシカルなシルエット
- 鉄の塊のような重量感と、手作業で組まれた雰囲気
- 旧車特有の「歴史を感じるオーラ」
すべてが**「所有する喜び」**につながります。
「自分のショベルを眺めながらコーヒーを飲む時間が最高」
そんなショベルオーナーも多いですね。
ショベルヘッドは、現代のバイクと比べると手がかかるし、維持費も高めです。それでも、
- 鼓動感やフィーリングの魅力
- カスタムの自由度の高さ
- 旧車ならではの「乗る楽しさ」と所有する満足感
これらの要素を考えれば、後悔を乗り越える価値は十分にあると言えます。
「楽に乗れるバイクじゃなくてもいい。自分の手で育てていきたい」
そんな気持ちがあるなら、ショベルは間違いなく最高の相棒になるでしょう!
ハーレーショベルを買って後悔しないためのポイント
ショベルヘッドに憧れて「いつかは乗りたい!」と思っている方も多いでしょう。
でも、旧車ならではの維持の大変さやトラブルを考えると、「本当に買って大丈夫かな?」と不安に感じることもあるはずです。
実際、ショベルは手がかかるバイクです。しっかり状態を見極めずに購入すると、「修理ばかりでまともに乗れない…」と後悔してしまうことも。
そこで今回は、ショベルを買って後悔しないためのポイントを解説していきます!
購入前にチェックすべき項目!エンジン・フレームの状態は?
ショベルを購入する際に最も重要なのは、バイクの状態をしっかり確認することです。
特に、エンジンとフレームの状態は、後々のトラブルを左右する大きなポイントになります。
エンジンのチェックポイント
☑ 異音がしないか? → 「カチカチ」「カンカン」といった異音は要注意!
☑ オイル漏れの状態は? → 多少の滲みは普通だが、大量に漏れている場合は修理費がかかる
☑ 始動性はどうか? → キック始動がスムーズか、キャブの調整が適切かを確認
☑ アイドリングが安定しているか? → ばらつきがある場合、キャブや点火系の調整が必要
旧車なので、多少のオイル漏れやバラつきは仕方ない部分もありますが、異音が大きかったり、エンジンがなかなかかからない個体は要注意です。
フレームのチェックポイント
☑ フレームにクラック(ひび割れ)がないか?
☑ 溶接跡や補修の形跡はないか?
☑ 純正のフレームか、リジッドフレームに改造されていないか?
特に、チョッパー仕様になっている場合は、フレームが加工されていることが多いので慎重にチェックしましょう。
「とにかくカッコよさだけで選んでしまうと、あとで高額な修理費がかかることも…」
購入前には、できれば専門店や詳しい人に同行してもらうのがおすすめです。
ショベル初心者はショップ選びが重要!信頼できる店の見極め方
ショベルを買うなら、「どこで買うか?」も非常に重要です。
安い個体をオークションや個人売買で手に入れるのも一つの手ですが、ショベル初心者にはおすすめしません。
理由は、旧車は購入後の整備やアフターケアが非常に重要だからです。
信頼できるショップの特徴
✔ ショベルを専門的に扱っているか? → ショベルの知識が豊富なショップを選ぶ
✔ 在庫のバイクがしっかり整備されているか? → 「売れればいい」という店ではなく、状態の良い車両を扱っているか確認
✔ 納車整備の内容が明確か? → 「整備込み」と書かれていても、実際にどこまでやってくれるのかをチェック
✔ 購入後のメンテナンスも対応してくれるか? → アフターサービスがしっかりしているか
特に、「購入後に自分で整備できる自信がない」という方は、購入後も相談できるショップを選ぶことが大切です。
また、ショップの評判も重要なポイント。
実際にショベルに乗っている人の口コミを聞いたり、ネットのレビューをチェックしたりすると、安心して購入できるお店が見つかる可能性が高まります。
維持できるか不安なら?エボやツインカムとの比較も考えよう
「ショベルは憧れるけど、維持できるか不安…」という方は、エボリューションやツインカムとの比較も検討してみましょう。
エンジン | 特徴 | メンテナンスの難易度 |
---|---|---|
ショベルヘッド | 旧車ならではの鼓動感、メカっぽさが魅力 | 高い(定期的な調整・修理が必要) |
エボリューション | ショベルの雰囲気を残しつつ、扱いやすさアップ | 中程度(キャブ調整・オイル管理は必要) |
ツインカム | 高回転までスムーズに回る、信頼性が高い | 低め(基本的なメンテナンスでOK) |
ショベルは、こまめな整備やトラブル対応が必要になるため、メンテナンスに自信がない人にはエボリューションがおすすめです。
エボならショベルの雰囲気をある程度残しつつ、信頼性も向上しているため、「旧車感を楽しみたいけど、手間はできるだけ減らしたい…」という方に向いています。
ツインカムになると、さらに扱いやすくなり、トラブルも少なくなるので、「旧車の雰囲気よりも、安心して長く乗れるハーレーが欲しい」という場合は、こちらを選ぶのもアリです。
「とにかくショベルじゃなきゃダメ!」という方は、覚悟を持って乗ることが大切。
でも、「まだ決心がつかない…」という場合は、まずはエボやツインカムからハーレーライフをスタートするのも選択肢の一つです。
ショベルヘッドは魅力的なバイクですが、勢いで買ってしまうと後悔する可能性が高いです。
購入前にしっかりポイントを押さえておくことで、トラブルを減らし、ショベルライフを思い切り楽しむことができます。
✅ エンジン・フレームの状態をしっかり確認する
✅ 信頼できるショップで購入する
✅ 維持が不安なら、エボやツインカムも検討する
この3つを意識すれば、ショベルを買ってから後悔することなく、長く付き合える一台を手に入れることができるでしょう!
「ショベルに乗る」ということは、ただバイクを所有するのではなく、歴史を受け継ぎ、手をかけながら育てていく楽しみを味わうことです。
じっくり準備をして、自分にぴったりのショベルを見つけましょう!
まとめ
- ハーレーショベルは独特の鼓動感やクラシックなデザインが魅力だが、維持の大変さから後悔する人もいる
- エボリューション以降のモデルと比べると手がかかる部分が多く、特にオイル漏れや電装系のトラブルはつきもの
- 定期的なメンテナンスが必須で、キャブ調整や点火系の管理ができないと快適に乗り続けるのは難しい
- 維持費は決して安くなく、消耗品交換だけで年間数万円、修理やカスタム次第では数十万円かかることもある
- それでも、ショベルならではのフィーリングや所有する満足感は何物にも代えがたく、旧車好きにはたまらない一台
- 購入時はエンジン・フレームの状態をしっかりチェックし、信頼できるショップから買うのが重要
- 維持に不安があるなら、エボやツインカムなどの比較的手のかからないモデルも検討するとよい
- ハーレーショベルは「手がかかる=愛着が湧く」バイクなので、整備を楽しめる人には最高の相棒になり得る