
「プジョーはやめとけ」「プジョーは買ってはいけない」といった検索ワードが気になっていませんか?
オシャレなデザインとフランス車ならではの個性で注目されるプジョーですが、一部のユーザーからは「買って後悔した」「維持費が高すぎる」といった声もあがっています。
本記事では、プジョー車に関するリアルな口コミや、よくある故障事例、リセールバリューの実情まで徹底解説。特にプジョー208・3008・508など人気モデルに関するトラブル例や、国産車との違いに戸惑うポイントなども詳しく紹介します。
この記事を読むことで、プジョーが本当に“やめとくべき車”なのか、自分にとって後悔しない選択ができるのかを判断できるようになります。購入を検討中の方は、ぜひ最後までチェックしてください。
プジョーはやめとけ?そう言われる理由とは
フランス車らしい洗練されたデザインと欧州仕込みの走行性能で、プジョーに惹かれる方は多いですよね。でも一方で、「プジョーはやめとけ」「買って後悔した」という声がネットやSNSで散見されるのも事実です。
ではなぜ、そのように言われてしまうのでしょうか?
この章では、実際のユーザーの体験やデータに基づいて、プジョーのデメリットや注意点を具体的に解説していきます。
故障が多い?プジョー車のトラブル事例まとめ
プジョー車は「壊れやすい」といわれることがよくあります。実際に多いトラブルとしては、以下のようなケースが挙げられます。
- 電装系トラブル(ナビやエアコンの誤作動、電動ドアミラーの不具合)
- EAT6オートマの変速ショックやシフト不良
- ディーゼルモデルに多いDPF関連の警告灯点灯
- バッテリー上がりが早いといった電気系の寿命の短さ
これらのトラブルは特にプジョー208や2008、3008などの現行モデルでも報告されており、「見た目は良いけど、すぐ壊れる」と感じたユーザーも少なくありません。
故障そのものは車によって起こり得ますが、プジョー車は電装系の初期不良や経年劣化が早い傾向があるため、定期的なメンテナンスや専門知識を持つ整備士の存在が重要です。
維持費が高すぎる?プジョー208・3008の修理費用
国産車と比較して、プジョーの維持費は高めだと感じる方が多いようです。
具体的には、以下のような項目で差が出やすいです。
- オイル交換や点検の頻度が多い(欧州車仕様)
- 正規ディーラーでの工賃が高額
- 部品代が高い&納期が長い
たとえば、プジョー208のオルタネーター交換で約10万円前後、3008のタイミングチェーン交換では20万円を超えるケースもあります。しかも、部品の多くは本国からの取り寄せになるため、時間もコストもかかりがちです。
「ちょっとした不具合でも修理費が10万円単位でかかる…」というのは、買ってから後悔するポイントのひとつになっています。
国産車と比べて不便?部品供給・納期の実態
プジョー車の不満点として多く聞かれるのが、部品供給の遅さや不安定さです。
国産車であれば即日〜数日で届く部品が、プジョーでは2週間〜1か月以上かかることも珍しくありません。
とくにディーゼルモデルや上級グレードの専用パーツなどは流通数が少なく、「故障→入庫→部品待ちで1カ月車に乗れない」といったケースもあります。
また、代車が用意されないディーラーもあるため、日常の足として使っている方にとっては大きなストレスになってしまいます。
売却時に後悔?プジョーのリセールバリューが低い理由
プジョー車の中古市場での評価はあまり高くありません。
つまり、売却時の価格が低くなりやすい=リセールバリューが低い傾向にあります。
たとえば、3年落ちのプジョー208の下取り価格は新車価格の40~50%程度といわれており、同クラスの国産コンパクトカー(ヤリスやノートなど)と比べても差があります。
この理由には、
- ブランド力の低さ(特に日本市場での)
- 故障リスクを警戒する中古車ユーザーの傾向
- ディーラー保証の制限
などが挙げられます。
つまり、「気に入って買ったけど、手放す時に価値が残らない」というのは、予想以上の損失として受け取られやすいのです。
ディーラー対応に不満続出?SNSや口コミの声を検証
SNSや口コミサイトを調べてみると、「ディーラーの対応が悪かった」「修理の相談に親身になってくれなかった」といった声がいくつも見られます。
特に不満が多いのは以下のような点です。
- 修理対応の遅さや説明不足
- 担当者によってサービスの差が激しい
- メンテナンス費用に対する説明が不透明
もちろん、すべてのディーラーが悪いわけではありませんが、**「プジョー正規ディーラーは当たり外れがある」**という認識は広がっており、購入時は慎重な見極めが必要です。
プジョーを買ってはいけない人の特徴とは?

プジョーは、スタイルや乗り味が気に入ればとても魅力的な車です。ただし、すべての人に向いているわけではありません。
ここでは、「プジョーを買ってはいけない」と後悔しやすい人の特徴を紹介します。自分に当てはまるかチェックしてみてください。
長距離通勤やファミリー用途に向かない理由
まず、毎日の通勤で長距離を走る方や、家族全員で使う方にはあまりおすすめできません。
その理由は、以下の通りです。
- 消耗品の交換頻度が高くなり、維持費がかさむ
- 万が一の故障時に代替手段が限られる(代車なし、部品待ち)
- チャイルドシートや荷物の収納にクセがあるモデルも存在
たとえば、プジョー208はデザイン性が高い反面、後部座席やラゲッジスペースがややタイト。
3008などのSUVモデルでも、日本車ほどのファミリーフレンドリーさはありません。
維持費を抑えたい人が避けるべきプジョーの特徴
プジョーは「外車の中では手ごろ」と言われることもありますが、実際には維持費が安く済む車とは言えません。
以下のような方にはおすすめしにくいです:
- 車検や点検のコストを抑えたい人
- 年間の整備費用を5万円以内にしたい人
- 自分で整備・修理をするつもりがない人
特に純正部品にこだわると、オイルフィルターやブレーキパッドでさえ高額になるケースもあり、「思ってたよりお金がかかる…」と感じてしまう可能性があります。
整備に詳しくない初心者が陥りやすいトラブルとは
プジョーは、整備記録や部品の知識が少ないまま乗り始めると、見えないトラブルに悩まされやすいクルマです。
たとえば、
- 警告灯が頻繁に点灯しても、何のトラブルか判断できない
- 専門店が近くにないと、どこで修理していいか分からない
- ディーラーに言われるがまま高額な修理をしてしまう
といった悩みを抱える方が実際にいます。
「とりあえず乗れればOK」「壊れたらプロに任せればいい」と思っている方ほど、後から費用や対応の面で困ることが多いため注意が必要です。
それでもプジョーに魅力はある?愛用者の本音

ここまで「プジョーはやめとけ」「買ってはいけない」といった意見を紹介してきましたが、実際にプジョーを愛用しているオーナーの中には、「買ってよかった」と満足している方もたくさんいます。
この章では、プジョーがなぜ一部の人には高く評価されているのか、その魅力やオーナーの本音を紹介します。
デザインや走行性能に惹かれる人はなぜ選ぶのか
プジョーの最大の魅力は、やはり個性的なデザインと欧州車らしい走りの良さです。
特に、次のような点が支持されています。
- フロントグリルやライト周りなど、一目でプジョーと分かるデザイン性
- 高速道路での直進安定性やコーナリング性能
- 車内のデジタルインターフェース「i-Cockpit」による近未来的な操作感
国産車にはない感覚に惹かれて、「不便でも乗りたい」と思わせる魅力があるのは確かです。
プジョー3008・508に惚れ込んだユーザーの声
中でも人気が高いのが「プジョー3008」と「プジョー508」。
SNSやレビューでは、以下のような声が多く見られます。
- 「3008の内装の高級感は、国産SUVとは比較にならない」
- 「508のクーペスタイルと走行性能は、毎日の運転が楽しくなる」
- 「不具合はあるけど、それを上回る満足感がある」
特に3008は、輸入車SUVとしては比較的リーズナブルで、エクステリア・インテリアの完成度の高さが評価されており、「プジョーを代表する一台」と言われることも。
故障対策をしながら乗る方法とメリット・デメリット
プジョーに安心して乗るためには、ちょっとしたコツがあります。
それは、**「信頼できる整備工場を見つけること」と「延長保証や予防整備をうまく使うこと」**です。
メリット
- 整備環境を整えれば、長く快適に乗ることができる
- 他人と被らない個性的なカーライフを楽しめる
- 輸入車初心者でも満足度が高いという声も
デメリット
- 整備工場が近くにない場合はコストと手間が増える
- 定期的なメンテナンスを怠るとトラブルの原因に
- 国産車よりもリセールやパーツ調達に苦労する
「リスクはあるけど、それ以上に楽しめるクルマがほしい」
そんな方には、プジョーは唯一無二の選択肢になるかもしれません。
プジョー購入前に知っておきたい3つのチェックポイント

ここまで読んで、「それでもプジョーに乗ってみたい」と感じた方へ。
プジョーを選ぶうえで失敗しないためには、購入前に確認すべきポイントがいくつかあります。
この章では、後悔を防ぐための具体的なチェック項目を3つに絞って解説します。
予算だけで決めない!購入前に確認すべき項目
プジョー車を選ぶ際は、「車両本体価格」だけでなく、トータルの維持費までしっかり確認することが大切です。
確認すべきポイントは以下の通りです:
- 保証内容とその延長プラン(年数や対象部品など)
- 車検や定期点検の費用見積もり
- 任意保険料(外車は割高な場合が多い)
- 購入後の部品供給体制やアフターサポートの内容
特に「保証がしっかりしているかどうか」は、輸入車選びで後悔しないための重要な基準になります。
中古で狙うならどのモデル?おすすめ年式と注意点
プジョーを初めて買う方には、中古車も魅力的な選択肢です。
ただし、中古プジョーには**「買ってはいけない年式」や「不具合の多いグレード」**も存在します。
▼おすすめモデルとポイント:
- プジョー208(2019年以降の新型モデル)
→デザインと装備が一新され、不具合も改善傾向 - プジョー3008(2020年以降のマイナーチェンジモデル)
→信頼性が向上し、内装の質感も高評価
▼注意点:
- 2010年前後の古いモデルは電装系トラブルが多い
- メンテナンス履歴が不明な車両は避けるべき
- ディーゼルモデルはDPF関連の整備履歴を要確認
購入前には、整備記録簿の確認や診断機でのチェックもおすすめです。
やめとけと言われないための購入ガイド
最後に、後悔しないための「やめとけ」と言われない購入方法をご紹介します。
- 信頼できるプジョー正規ディーラーまたは専門中古店から購入する
- 試乗は必ず行い、乗り心地や操作性をしっかりチェック
- 事前に購入後の維持費(年間整備費用、保険、税金)をシミュレーション
- 口コミやオーナーズクラブの体験談を参考にする
さらに、購入後のメンテナンス環境が整っているかも重要です。
「近くに信頼できる整備工場があるか」「部品を取り寄せるのに何日かかるか」なども確認しておくと安心ですね。
まとめ:プジョーは本当に「やめとけ」なのか?
プジョーは、そのデザイン性や欧州車ならではの乗り味が魅力のブランドです。しかし、
- 電装系トラブルや修理費用の高さ
- 部品供給の遅れやディーラー対応のムラ
- リセールバリューの低さ
といった点が、「やめとけ」「買ってはいけない」と言われる理由になっているのも事実です。
とはいえ、メンテナンス環境を整え、しっかりと下調べをしたうえで購入すれば、満足度の高いクルマになる可能性も十分にあります。
「かっこよさ」や「走る楽しさ」を重視する人にとっては、他に代えがたい魅力もある一台です。
この記事を参考に、自分にとって“後悔しない選択”ができるよう検討してみてください。
よくある質問(Q&A)
Q1. プジョーは本当に壊れやすいですか?
A. 一部モデルでは電装系トラブルが報告されていますが、定期的な点検と予防整備を行えば大きなトラブルは避けられることもあります。
Q2. プジョーの維持費はどのくらいかかりますか?
A. 年間10万〜20万円程度を見積もる方が多いです。正規ディーラーでの整備を選ぶとやや高額になる傾向があります。
Q3. 初めての輸入車でプジョーはアリですか?
A. デザインや乗り味を重視するならアリです。ただし、整備に対する理解や予算に余裕がある方に向いています。
Q4. プジョーの中でおすすめのモデルはありますか?
A. 新型プジョー208(2019年以降)や、プジョー3008(2020年マイナーチェンジ後)は評判が良く、故障報告も比較的少なめです。